悪女が恋に落ちた時

悪女が恋に落ちた時【109話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。

今回は109をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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どういうわけか目が覚めるとそこは大好きだった小説の中の世界…!!

しかも大ファンだった悪女「ルペルシャ皇女」に生まれ変わっていた。

この機会を逃すまいと私はルペルシャ皇女として二度目の人生を歩むことを決心する。

ただルペルシャ皇女は不治の病にかかっており、病を完治させるためにはいくつかのミッションが…。

ミッションをこなしつつも大好きな小説の中の登場人物に会いオタ活を満喫していたのだが徐々にルペルシャ皇女の秘密が明らかに…。

美男美女総出演のファンタジーストーリーが今始まる!

ルペルシャ:主人公。皇女。死の病「ラファエリス」を患っている。

ラビロフ:皇太子。小説の主人公。独占欲が強い。

アリエル:小説のヒロイン。彼女を巡って、多くの登場人物が死亡する。

ユジン・デ・ボルタン:マクナハン一族に認められた「自由騎士」

カイン・デ・アイリック:公爵。ヴァンパイと人間のハーフ

ヘレイス:情報ギルド長。ダニエルは親友。

ダニエル:悪役のボス。ヘレイスは親友。滅亡した国の最後の王族。

イビエン:アリエルの親友。

ジェイン:メイド。アリエルに助けられるが、彼女を守り命を落とす。

エマ:メイド長

リニ、アリン:皇女専属のメイド二人。

ロックス:専属医師。

リシアン・バヌス:ルペルシャの母親。正真正銘の悪女。

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109話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 時間がない

ユジン、カイン、ヘレイスとやりたい事は沢山ある。

「・・・時間が足りません」

間もなくいくつかの事件が起きる。

魔法テロ事件のような。

そうなれば大陸全体を巡回する神官たちが来るだろう。

私は彼らと一緒に旅立つつもりだ。

どう考えても、私一人で旅立つというよりは、神官たちの巡礼に同行して療養所へ行くと説明した方が納得されるだろう。

いつになるか分からないけれど、お姉様の記憶も集めて見なければいけないし。

沈黙が続く。

内心で悲しみながらダニエルの方を向くと、彼の目の色は金色に変化していた。

時々、彼の目の色がどういう原理で変わるのか、聞きたい時がある。

しかし、彼の逆鱗に触れてしまう可能性があるため、敢えて聞く必要はなかった。

ダニエルの金色の目を見ると、初めてキスをした時を思い出す。

少し朦朧とした気分になる。

「あなたは、しきりに私を崩すのですね・・・」

何かをグッと堪えるような声。

「・・・ダニエル?」

「こんなはずがないのに。それなのに・・・」

ダニエルの美貌にも慣れてきたつもりだったが、それは勘違いだった。

彼を見ていると、私の感情が激しく揺さぶられる。

「それでも、リシャ」

ダニエルは穏やかで暖かい微笑みを浮かべている。

「あなたには笑ってほしい」

笑っているのに、彼が泣いているように見えた。

「どうして?」

エマとダニエルの様子がいつもと違う。

もっと周りに細かく関心を注がなければ。

もちろん、イケメンたちとイビエン、ジェイン姉弟にもね。

えへへ。

抑えていた気持ちが解放を迎えたその日、私はかなり幸せに眠ることが出来た。

 



 

  • side ダニエル

夕方になった。

ルペルシャ皇女は青白い顔に微笑を浮かべ、少し早い時間に眠りについた。

[寝たのか?]

「ええ」

彼女は言わなかったが、皆分かっていた。

皇女が血を吐いた日は、普段より疲れが感じやすいという事を。

[不安だ]

日記から出てきた黒鷲がそう呟く。

ダニエルは答えを示さずに、ただリシャをじっと見つめるだけ。

[どう見ても死だけを迎える準備をしているようには見えないが]

「そうでしょうね」

ダニエルは軽くうなずく。

彼女の病気を知っている人は、一様に自分の手には余るとみなした。

そんな病気を患っているはずなのに、彼女は心から何かを愛して笑うことができる。

「リシャはそんな人だ」

地獄のような生活を送りながらも、心から笑える女性。

それだけではない。

リシャはこれまでの生涯を美しく評価しているに違いない。

生前まともに愛情を受けたこともなかったはず。

それでも彼女は純粋に愛することができる。

世の中を眩しく見つめ、周りの人を温かく見つめている。

しかし、ダニエルは知っていた。

本当にそれだけだったら、彼自身がこんなにも動揺するはずがないという事を。

彼はリシャが死ぬから側にいるのではない。

彼女の生きる姿を見たいから側にいるのだ。

「自分の死を準備しているだけではない」

彼女が自分の死の後まで準備している。

これまで誰も、子供の為に本を書いた事はなかった。

精霊の安危を心配した人は誰もいなかった。

又、あの暴悪な皇太子に、誰もあれほど気安く、穏やかで、真剣に接することは出来なかった。

身分と関係なく、相手の本質だけを見抜き、愛情を見せることが出来る人。

ダニエルはリシャ以外にそんな人を見たことがない。

そんな彼女がとても美しく見えた。

それと同時に。

「不安にもなる」

人の死に慣れているダニエル。

自分の死さえいつかは突然やってくるだろうと、淡々と受け入れる彼が、他人の死に無力感を感じさせられた。

リシャはまるで、風が人になったようだ。

まるで、この世界で自分はただ通り過ぎる異物に過ぎないように振る舞う。

 



 

  • 初めての感情

「そのまま見過ごすには、もったいない瞬間が多かったから」

何でもないように彼女はそう言った。

「・・・」

「これ以上無駄にしたくないんですよ」

気分がおかしくなる。

「・・・時間が足りません」

彼女は奇異だ。

そんな事を言いながらも、自らに対する思いやりを示した点を見せない。

それが当然であるかのように。

ダニエルはリシャが自分の死に場所を探していることに気づいたときも大丈夫だった、

彼女を可哀想と思ったことは一度もない。

彼自身も容易ではない人生を生きてきたし、悲惨なものをあまりにも多く目にしたのだから。

彼は決して崩れない方法を知っていた。

肉体的にも感情的にも。

けれどリシャ。

あなたは・・・。

時々、私はあなたの前で。

「あなたは、しきりに私を崩すのですね・・・」

無力感に陥る。

そうする必要がないことを知っているのに。

「・・・ダニエル?」

無垢な表情で彼を呼ぶ。

彼女は彼女の周りの人がどれほど心を痛めているのかよく分からない。

分かっているなら悲しむはずだから。

結局、彼女は自分がそれなりの価値だと思っているからだろう。

彼女はどこにも居場所を見つけられないのだから。

「それでも、リシャ」

可愛いリシャ。

「あなたには笑ってほしい」

彼女は上気した笑顔を浮かべた。

純粋でか弱く、花びらのように。

そう、そうやって笑うのを見ることで満足しよう。

それ以上を望むと、何もかも崩れてしまいそうだった。

その無垢な笑顔を見て、出来るだけ多く、心に留めておいた。

彼女が眠り、穏やかな呼吸音が聞こえるまで。

 



 

ダニエルにとって、リシャは大切な存在になっていますね♪

人の死に慣れているはずの彼でも、リシャが苦しむ姿は見たくないと言うのですから。

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