悪女が恋に落ちた時

悪女が恋に落ちた時【110話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。

今回は110をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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どういうわけか目が覚めるとそこは大好きだった小説の中の世界…!!

しかも大ファンだった悪女「ルペルシャ皇女」に生まれ変わっていた。

この機会を逃すまいと私はルペルシャ皇女として二度目の人生を歩むことを決心する。

ただルペルシャ皇女は不治の病にかかっており、病を完治させるためにはいくつかのミッションが…。

ミッションをこなしつつも大好きな小説の中の登場人物に会いオタ活を満喫していたのだが徐々にルペルシャ皇女の秘密が明らかに…。

美男美女総出演のファンタジーストーリーが今始まる!

ルペルシャ:主人公。皇女。死の病「ラファエリス」を患っている。

ラビロフ:皇太子。小説の主人公。独占欲が強い。

アリエル:小説のヒロイン。彼女を巡って、多くの登場人物が死亡する。

ユジン・デ・ボルタン:マクナハン一族に認められた「自由騎士」

カイン・デ・アイリック:公爵。ヴァンパイと人間のハーフ

ヘレイス:情報ギルド長。ダニエルは親友。

ダニエル:悪役のボス。ヘレイスは親友。滅亡した国の最後の王族。

イビエン:アリエルの親友。

ジェイン:メイド。アリエルに助けられるが、彼女を守り命を落とす。

エマ:メイド長

リニ、アリン:皇女専属のメイド二人。

ロックス:専属医師。

リシアン・バヌス:ルペルシャの母親。正真正銘の悪女。

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110話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • side ラビロフ

ラビロフは無表情でチェスを並べていた。

待ち望んでいたアリエルが来たのに、今の彼が思っている相手は彼女ではなかった。

妹。

便宜上そう呼んでいる皇女。

さっきの会話を思い出し、呆れたような表情を浮かべる。

「あんな事を聞こうとした訳ではないのに・・・」

聞き手のいない言葉が部屋を虚しくさせる。

「私は助けるつもりだった」

思ったよりも彼女が気に入ったから。

最初は少しだけ手助けする気だった。

妹が病気という噂は以前から知っていた。

実際に彼女と出会うと、確かに具合が悪そうに見えた。

「でも、よく笑う間抜けな奴だから。不治の病なんて思っていなかった・・・」

それはボルトン卿とアイリック公爵、ヘレイスが自分に対して徹底的に隠したこともあるのだが、ラビロフ自身がそこまで関心を示さなかったためでもあった。

「けれど、彼女を見てると、段々と気になっていった」

妹の行動は興味深かった。

彼女の本音も気になったし。

だから、殺す気になれなかったのだ。

時々、殺したくなる気持ちもあったけど。

どっちつかずの状態なら、殺さない方がましだ。

 



 

  • 違う感情

ラビロフは、次第に妹の噂を細かく分け始めた。

「しっかりしなければ気が済まない」

そう繰り返して、貴族たちを何人か捕らえたりもした。

「たかだか姉のために、この私が」

彼は段々と妹を自分のものだと認識し始めたのだ。

いくつかの理由はあるが、一つだけ挙げると警戒する必要を感じなくなったため。

普通の兄妹はこういうものなのだろうか?

妹に恋愛相談をしている時に、お兄様と呼ばれるようになっていた。

いつの間にか。

そのためだろうか。

妹が血を吐いたとき、ラビロフは思ったよりも驚いた。

そして変な気分になった。

「ちょっと変な気分で、少し寂しくて、少し残念だったような気もする」

ボルトン卿、アイリック公爵、ヘレイスが堂々と自分の前で妹への懸念を示した。

『そんなに悩んでばかりいないで、傷つけた人たちを彼女の前で殺してしまえばいいじゃないか』

しかし、そうやって意気揚々と話した時、3人は正気かという表情を浮かべていた。

「彼女に段々似てきた気がする」

しかし、彼らを殺したいとも思わない。

妹のように。

邪魔な親戚たちはいるが、妹は見れば見るほど興味深い人物だった。

本当の妹にように見えてきた。

血縁で言えば、本物の兄妹ではあるが、少なくとも彼ら兄妹は決して近くなかったから。

「お兄様」

そう呼ばれて悪い気はしない。

妹は、たまに自分を情けなく見たり、呆れた目で見たりした。

その一方で、距離感に変化はなかった。

その距離感をもどかしく感じる。

その時、彼は初めて自分も人間だったということに気づいたのだ。

これはアリエルを想う感情とはまったく違うもの。

 



 

  • 温かい感情

親近感のこもった表情で、妹は尋ねてきた。

「今でも、私を殺す気はありますか?」

「いいや」

呆れた気持ちで、彼は一気に否定した。

すると彼女は捲し立てるようにアリエルとの話をし出す。

「あなたの命がかかったことより、そっちの方が重要なのかい?」

こんな状況でもアリエルの話をする妹が面白かった。

しかし、妹は当然というような口調で答える。

「お兄様のことですから」

もう少し、率直に聞いてみよう。

「殺さないという言葉を、どうしてすぐに信じるのだろうか?」

しかし、返ってきた答えに、ラビロフはしばらく言葉を失った。

「お兄様は吐いた言葉はちゃんと守るじゃないですか」

妹は自分を信じていた。

自分を殺すかもしれない相手に対して。

変な気分になる。

彼女が望むものは何?

私にこんなに近づいてくる理由は?

ラビロフは疑問に思った言葉を全て吐き出した。

彼女の言葉を信じる気もないくせに。

ところが、話せば話すほど、妹の表情が暗くなっていく。

(どうしたんだろう?)

今まで、これほど暗い表情を見たことがなかった。

なぜ後悔の表情をしているのだろうか?

このような反応は全く予想出来なかったため、少し困惑してしまった。

「いったい、何が欲しいの?」

何も望まないのは不自然だ。

ラビロフは人の言葉を簡単に信じない。

誰に対しても。

「・・・言ってごらん。私に何を望んでいるの?」

「お兄様の心が楽になると思ったからです」

「え?」

「それだけを望んでいました」

いつになく真心のこもった言葉。

彼女は寂しそうに見えて、どこかに逃げたいようにも見えた。

返す言葉が見つからない。

「本当なんだ」

そんな言葉しか見つからない。

「本当です」

妹の答えに対する感情。

それは温かい感情。

今までにない感情に戸惑い、ラビロフが姉を退出させた。

「私の心が楽になることを願ったと・・・」

思わず誰もいない部屋で呟いてしまう。

自分のことも弁えないくせに。

腹が立ってきた。

他人の心配をする時間があるのなら、病気を治すことを考えればいいのに。

「どうして私の心配をする?」

最も腹が立つのは、妹の答えを聞いて有頂天になったこと。

イライラしながらチェス盤を片付けて、ベッドに横になる。

眠りにつくまで、彼はアリエルの事を一度も思い出さなかった。

 



 

アリエルに対する愛とは違う愛を抱いたラビロフ。

本人は気づいていないようですが、これをリシャが知ったら彼女は喜ぶのでしょうか?

それとも疑う?

ラビロフにも早く自分の感情に気づいて欲しいですね♪

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