悪女が恋に落ちた時

悪女が恋に落ちた時【180話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。

今回は180をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪女が恋に落ちた時】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となってお...

 



 

どういうわけか目が覚めるとそこは大好きだった小説の中の世界…!!

しかも大ファンだった悪女「ルペルシャ皇女」に生まれ変わっていた。

この機会を逃すまいと私はルペルシャ皇女として二度目の人生を歩むことを決心する。

ただルペルシャ皇女は不治の病にかかっており、病を完治させるためにはいくつかのミッションが…。

ミッションをこなしつつも大好きな小説の中の登場人物に会いオタ活を満喫していたのだが徐々にルペルシャ皇女の秘密が明らかに…。

美男美女総出演のファンタジーストーリーが今始まる!

ルペルシャ:主人公。皇女。死の病「ラファエリス」を患っている。

ラビロフ:皇太子。小説の主人公。独占欲が強い。

アリエル:小説のヒロイン。彼女を巡って、多くの登場人物が死亡する。

ユジン・デ・ボルタン:マクナハン一族に認められた「自由騎士」

カイン・デ・アイリック:公爵。ヴァンパイと人間のハーフ

ヘレイス:情報ギルド長。ダニエルは親友。

ダニエル:悪役のボス。ヘレイスは親友。滅亡した国の最後の王族。

イビエン:アリエルの親友。

ジェイン:メイド。アリエルに助けられるが、彼女を守り命を落とす。

エマ:メイド長

リニ、アリン:皇女専属のメイド二人。

ロックス:専属医師。

リシアン・バヌス:ルペルシャの母親。正真正銘の悪女。

【悪女が恋に落ちた時】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となってお...

 




 

180話 ネタバレ

悪女が恋に落ちた時【179話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。 今回は179話をまとめました。 ...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 家族

「陛下、今日はどうされたのですか?」

澄んだ音が、皇帝の想念を分けた。

「あ、ああ・・・」

暫くぶりに出た答えはみすぼらしい。

彼はさらに何かを語らなければならなかった。

「治ったと聞いた」

よりによって出た言葉がそれ。

「治った」という言葉は適切なのだろうか?

この子がアリシアなら、治ったのではなく失ったのではないだろうか?

娘は黙ったまま静かな目で皇帝を見つめる。

「はい。病気ではありませんが」

しばらくして娘が目を伏せて答えた。

どこか悲しい表情を浮かべて、そして尋ねてきた。

「どうしたんですか?」

皇帝は目の前にいる娘が気がつくや否や記憶を全て見つけたという報告を思い出す。

だからだろうか、少し沈んでいるように見えたのだ。

(記憶を取り戻したからなのだろうか)

冷たさに身を包んでいたルペルシャと違い、アリシアは基本的に優しい雰囲気の子供だった。

だが今、アリシアの雰囲気はとても涼しい。

「お兄様がすでに私に関連した報告を終えたはずですが・・・」

話し方はソフトだが、内容は鋭い。

皇帝は何も答えられず、ただアリシアを見ているだけ。

(そのために来たのではない)

彼は離れない口を開いた。

「見なければならない」

「何をですか?」

「君を」

そう、君に会いに来た。

私は君たちを見たことがなかったから。

これまでに会っていた時にも、見る気さえしなかった。

君も、ルペルシャも。

「見るべきだと思った」

だから見に来たのだ。

 



 

そう告げる皇帝に、アリシアは言葉少ない表情で静かに尋ねた。

「何故ですか?」

本心から怪しんでいるようだ。

皇帝はその姿に口をつぐんだが、少し時間が経ってから取り留めもなく口を開く。

「お前は、大丈夫なのか?」

その言葉にアリシアは目を少し見開いた。

娘がおどおどしながら答える。

「大丈夫ではありません。ですが、なんでそう聞かれるのか分かりません」

ゆっくり目を瞬きして、アリシアは皇帝をじっと見つめた。

「陛下は私をご覧になる必要はありません。いつものように」

「・・・」

皇帝はのろのろと目を閉じて、開けた。

娘の言葉に、頭の中を流れていた全ての言葉が詰まってしまう。

「そんな顔をしないでください、陛下」

娘は微笑みながら自然に彼の方に目を向ける。

「ただ、私たちは家族ではなかったのですから」

胸がピリッと張り裂けるように痛くなってきた。

皇帝は思わず泣くように顔を歪めてしまう。

「ねえ」

思わず嘆息するようにアリシアを呼ぶ。

名前を呼ぶことはできずに。

しかし、娘は少しの動揺もせず、言葉を続けた。

「もし負債感があるようでしたら、陛下が私としてくださった約束を守ってくださることで十分です」

「約束・・・」

「自由です」

「・・・あ」

皇帝は、それを最初要求した時に見た皇女の淡々とした顔を思い浮かべた。

「ああ、恋人に対する免罪符も与えてください。帝国で堂々たる身分を持ったわけではありませんから」

今だからといって、その事実が変わってはいないだろう。

しかし・・・。

 



 

皇帝は深呼吸をして慎重に話した。

「この席を譲ろう」

二人の目が再び合う。

「ええと」

娘が口を開く前に、彼が裂くように話す。

「私が悪かった。私が・・・、お前たちを捨てたんだ」

アリシアはギクリとする。

薄い仮面が割れたような。

「私の方がもっと辛かった・・・。そう思った」

カラを失った後、バヌス家を憎んだ。

喪失感、怒り、そのような感情が入り混ざった。

そんな中、カラとの間に生まれたラビロフだけが彼にとって喜びだったのだ。

「無視した」

「・・・その通りです」

そう告白する皇帝にリシャが言った。

穏やかな仮面が割れたまま、しかし依然として柔らかく落ち着いた声で。

「陛下はそうでした。無関心でしたね。私たちは間違いをしなかったのに」

アリシアが話し始めると彼は黙る。

そして娘の話を聞いた。

「最後まで捨てましたね。そうしてもいいと思っていましたよね。それなのに・・・」

アリシアの目が一瞬冷ややかに輝く。

「今変わった理由は何でしょうか?」

「・・・」

「お姉様が病気だったことを知ったからではないでしょうか?」

皇帝は何も言えなかった。

「痛くなかったら・・・、あの恐ろしい実験でなかったら・・・。陛下は、一生我々に無関心だったでしょう。そうですよね?」

ごもっともな話。

また、今自分の前にいる人がアリシアでなかったら。

冷たい性格のルペルシャのままだとしたら・・・。

彼は依然として無関心だっただろう。

「陛下」

アリシアはゆっくりと息を吐きながら尋ねた。

「許しを求めに来ましたか?」

そうだったのか。

皇帝は考えた。

自分は許しを求められたかったのか。

そう・・・、そうだと思う。

前後の見境もなく走ってきたことは、明らかに一歩遅れて持った愛情に基づいた行動だったが・・・。

 



 

とても気まずい空気。

主に皇帝がですが・・・。

彼なりに娘と接しようと頑張っていますが、今のところは空振りしてますね。

悪女が恋に落ちた時【181話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。 今回は181話をまとめました。 ...
【悪女が恋に落ちた時】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となってお...
【最強の王様、二度目の人生は何をする?】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「最強の王様、二度目の人生は何をする?」を紹介させていただきます。 ネタバレ満...
【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...
【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...