悪女が恋に落ちた時

悪女が恋に落ちた時【188話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。

今回は188をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪女が恋に落ちた時】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となってお...

 



 

どういうわけか目が覚めるとそこは大好きだった小説の中の世界…!!

しかも大ファンだった悪女「ルペルシャ皇女」に生まれ変わっていた。

この機会を逃すまいと私はルペルシャ皇女として二度目の人生を歩むことを決心する。

ただルペルシャ皇女は不治の病にかかっており、病を完治させるためにはいくつかのミッションが…。

ミッションをこなしつつも大好きな小説の中の登場人物に会いオタ活を満喫していたのだが徐々にルペルシャ皇女の秘密が明らかに…。

美男美女総出演のファンタジーストーリーが今始まる!

ルペルシャ:主人公。皇女。死の病「ラファエリス」を患っている。

ラビロフ:皇太子。小説の主人公。独占欲が強い。

アリエル:小説のヒロイン。彼女を巡って、多くの登場人物が死亡する。

ユジン・デ・ボルタン:マクナハン一族に認められた「自由騎士」

カイン・デ・アイリック:公爵。ヴァンパイと人間のハーフ

ヘレイス:情報ギルド長。ダニエルは親友。

ダニエル:悪役のボス。ヘレイスは親友。滅亡した国の最後の王族。

イビエン:アリエルの親友。

ジェイン:メイド。アリエルに助けられるが、彼女を守り命を落とす。

エマ:メイド長

リニ、アリン:皇女専属のメイド二人。

ロックス:専属医師。

リシアン・バヌス:ルペルシャの母親。正真正銘の悪女。

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188話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 姉妹の夢

どこかから水の音がした。

青い香りが鼻先を囲み、紫色の瞳が現れる。

女性の黒髪がふさふさと片方の肩の下に垂れていた。

女性、アリシアはぼうっとして瞬きをする。

頬に触れる静かな日差しが自然と気だるい。

「夢かな?」

その割には生々しい感じだけれど、それでも理解できる。

「朦朧としているし、私はこんな場所を知らない」

これは夢だ。

けれど、どこか・・・、懐かしい感じがする。

なかなか動きたくなかった。

このままもう一度目を閉じたくなるくらい。

「アリシア、起きろ」

誰かの声が聞こえたのはその時だった。

「・・・?」

アリシアはしばらく耳を疑った。

聞こえるはずのない声が、聞こえてくるから。

「アリシア」

彼女は近づく声に息を呑んだが、体が固くなって瞬きさえできなくなる。

そして、すぐに近づいてきた人物を見たときには。

「・・・お姉様?」

もう一度尋ねてみる。

「ルペルシャお姉様?」

「ああ」

「・・・」

「どうした?体の具合が悪いのか?」

何気ない優しい声に、アリシアは表情を歪めてしまう。

じっと見ていたルペルシャが身をかがめ、アリシアの額に自分の額を当てた。

「熱はないみたいだな」

 



 

アリシアは夢中でルペルシャを見つめざるを得なかった。

葬式が終わってからは、姉のことは夢にも考えられなかったから。

記憶は薄れていないが、夢で見た「本物のお姉様」は、もういないのだ。

そうやって時間が流れた。

(こんな風にでも会いたかったけど、一度も見たことがない)

アリシアは自分の心を痛めた。

しかし。

「会いたかったです、お姉様」

「・・・?どうして急に敬語を使ったりするんだ?」

本当にすごく会いたかった。

姉の紫色の瞳と向かい合わせ、アリシアは注意深く話す。

「ずいぶん考えたけど、やっとですね」

「アリシア、よくない夢でも見たのか?」

心配そうな目つきがどこか澄んでいた。

(何か違う)

姉の目からは、いつもぼんやりとしていた重くて暗い雰囲気が消えている。

しばらく躊躇った後、アリシアは尋ねた。

「お姉様、ここはどこ・・・ですか?」

ダニエルと小屋に泊まったことはあるが、それとは違う。

あの場所は旅人のための空間という感じがあったが。

(ここは、まるで家庭のための空間みたい)

そのとき、アリシアを几帳面に観察していたルペルシャが呆れた表情で答えた。

「家だよ。私の家」

「・・・家?」

「皇女宮の予算を惜しんで買った我が家だ。今日はおかしいな、アリシア」

「家?」

「そう言っているだろう」

あ、これは本当に夢だね。

真っ先に思い浮かんだのはそれだった。

至るところに手垢の付いた小屋は、姉妹が生きていくには十分な広さだろう。

そうだよ、姉妹が生きていくのなら。

小さな物足りなさを噛み締めて、次の考えは一つだけ。

「目を覚ましてはいけない」

「え?」

アリシアはルペルシャの手をしっかりと握りしめて息を吐く。

そして、慎重にロッキングチェアから体を起こした。

「突然起き上がってはいけない、アリシア。かなり元気になってはいるが。一旦食事にしよう。そして今日はどこにも行かずに休んだほうがいいと思う」

アリシアは息を殺してルペルシャの言葉に耳を傾ける。

淡々としていて、穏やかな口調は知っていたよりも穏やかだった。

「・・・うん、お姉様」

アリシアは少し遅れてうなずく。

タメ口で話すと、ルペルシャは少し安心した表情を浮かべる。

彼女についていくと、湯気が立ち上る食事が待っていた。

「これを全部、お姉様が作ったの?」

目を丸くしたアリシアが子供時代のように姉に尋ねる。

「今さら何を聞いているの。さあ座りましょう」

アリシアはようやく緊張がほぐれてニッコリと微笑んだ。

ここまで来る間も彼女は起きなかったから。

どうやらこの夢は簡単には破れないようだ。

 



 

「幸せ・・・」

暖かい食べ物と暖かい日差し。

青い香りと小屋の和やかな雰囲気まで。

彼らがある日、夢見ていた通りの光景だった。

食事を終えた後は、ふわふわして大きなクッションの上に横になる。

ルペルシャは無表情で郵便物を開封し、アリシアはその姉の姿を見るのに忙しかった。

(こんなに楽な姿勢のお姉様は初めて見た)

お姉様はいつも少しずつ緊張していたからなのか、けれど、今はとてもリラックスしているように見える。

「皇太子がまた手紙を送ってきた」

「・・・うん?」

見物していて返事が遅れた。

ルペルシャが顔を顰めて話す。

「招待状がまた届いた。自分の誕生日の舞踏会に来なさいと」

「お兄様の誕生日?」

「機嫌もいい。何が嬉しくて、あんな奴をお兄様と呼ぶんだ?」

「えーっと・・・」

「ちぇっ、だからあいつもあなたを大事にしているのだろう」

あのサイコ野郎に妹を奪われるわけにはいかない・・・。

ルペルシャはそう呟いた後、しばらくの間シニカルに片方の口角を上げた。

 



 

ルペルシャとの夢にまで見た生活。

アリシア本人も夢だと自覚はしていますが、この夢は誰が見せているものなのでしょうか?

悪意のある夢でなければいいのですが・・・。

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