悪女が恋に落ちた時

悪女が恋に落ちた時【26〜27話】ネタバレ




こんにちは、ちゃむです。

「悪女が恋に落ちた時」の原作小説を紹介させていただきます。

今回は26〜27をまとめました。

ちなみに韓国語は殆ど無知です。知り合いに韓国語を勉強していた方がいたので、協力してもらいながら勉強をしています♪

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

 

どういうわけか目が覚めるとそこは大好きだった小説の中の世界…!!

しかも大ファンだった悪女「ルペルシャ皇女」に生まれ変わっていた。

この機会を逃すまいと私はルペルシャ皇女として二度目の人生を歩むことを決心する。

ただルペルシャ皇女は不治の病にかかっており、病を完治させるためにはいくつかのミッションが…。

ミッションをこなしつつも大好きな小説の中の登場人物に会いオタ活を満喫していたのだが徐々にルペルシャ皇女の秘密が明らかに…。

美男美女総出演のファンタジーストーリーが今始まる!

ルペルシャ:主人公。皇女。死の病「ラファエリス」を患っている。

ラビロフ:皇太子。小説の主人公。独占欲が強い。

アリエル:小説のヒロイン。彼女を巡って、多くの登場人物が死亡する。

ユジン・デ・ボルタン:マクナハン一族に認められた「自由騎士」

カイン・デ・アイリック:公爵。

ヘレイス:情報ギルド長。ダニエルは親友。

ダニエル:悪役のボス。ヘレイスは親友。滅亡した国の最後の王族。

イビエン:アリエルの親友。

ジェイン:メイド。アリエルに助けられるが、彼女を守り命を落とす。

エマ:メイド長

リニ、アリン:皇女専属のメイド二人。

ロックス:専属医師。

リシアン・バヌス:ルペルシャの母親。正真正銘の悪女。

 




26〜27話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 悩み

気がつけば、ルペルシャはベッドの上でした。

自らを振り返り、ため息が出ます。

「はぁ・・・」

ルペルシャのため息で、お茶の用意をしていたリニの手が止まります。

「皇女さま、どうかされましたか?」

「私はあまりにも迷惑だから・・・」

「え?」

驚く彼女の口に美味しいものを入れてあげた。

反射的に口の中のものをもぐもぐするリニの目は情熱的でした。

昨日、ユジンが私に言った事、そして彼の本心について考えました。

「リニ」

「はい、皇女様」

「私は幸せに暮らしたい」

リニは目を丸くします。

「今、私はとても幸せよ」

「皇女様・・・」

「私が愛している人が言ったの。自由に生きなさいって」

それはルペルシャお姉様の言葉です。

「ご自由に生きてください、皇女様」

原作のカインの気持ちが少し分かります。

全てを理解して言った言葉でなくても、慰めになる言葉はあるのだなと。

「ありがとう」

もちろん迷惑は減らさなければいけないが、昨日のお酒の件も私が浮かれて迷惑をかけたみたいだ。

オタ活とは、対象者のためのものであってこそ、真のオタ活と言えます!!




  • 相談

お茶を終えた後、ロックスに会いに行きます。

「最近、意識を失う回数が増えたの」

ルペルシャは気になっている事を相談しました。

「無理矢理にでも意識を保つ事が出来る薬を処方してくれないかしら?」

ロックスは驚きます。

「確かに気絶する回数は増えていますが、それだけはダメです!!」

興奮すると気絶するとは言えません。

「皇女様、気絶するということは弱っている体の自己防衛を意味しています。それを無理矢理止めれば、あなたの体への負担が・・・」

「私が昨日、どれだけ大きな迷惑を掛けてしまったかは知ってますよね?」

昨日のように外で気絶するなんて事は避けなければいけない。

今後の計画にも支障が出るでしょう。




  • 聖水

その時でした。

銀髪のイケメン、ユジンが医務室を訪れます。

彼は冷静さを失ったような表情で、明らかにいつもとは様子が異なります。

「皇女様、なぜご迷惑と仰るのか、理由をお聞きしても良いですか?」

酔っているにも関わらず、自分を抱いて帰って来てくれたユジンに頭が上がりません。

「勝手に動き回って、お酒も無理矢理飲ませてしまって」

イケメンよ。酒に弱いと言ってくれれば良かったのに。

いつもなら言わない言葉でしょう。

「良くない噂も聞いたし、それから・・・」

「それから?」

囁くように聞き返すユジンの声は心細いほどに優しく、私は一番反省している事を言いました。

「気を失って・・・」

弱いのは罪ではありませんが、迷惑は罪だと考えます。

それも、私が愛するオタ活対象に迷惑を掛けるなんて!

申し訳ない目でユジンを見つめていると、彼と目が合いました。

「その・・・、お手数をおかけして・・・」

「皇女様、どうか」

「はい?」

「・・・そんな事を言わないでください」

「え?」

彼の予想外の言葉に目を丸くします。

眩い銀髪が、全体的に少し乱れた感じです。

次の瞬間。

彼の目から涙がこぼれ落ちます。

「私にそんな事を仰らないでください。私の罪を消さないでください・・・」

息を殺して、その光景を見ました。

誰かこの場で叫ばない私を褒めて欲しい。

ルペルシャはぎこちなく微笑み、気絶しそうになる気持ちを抑えながら言います。

「どうして泣くの?泣かないで、ユジン」

「・・・」

私の指先を伝う涙はしっとりとしています。

(・・・素晴らしいわ、これは聖水ね)

感動して思わず涙が出るほどでした。

私はうるうるした目でユジンを見つめながら、出来るだけ優しく笑います。

「大丈夫だから悲しまないで下さい。ね?」




  • 騎士の誓い

「主神の名を借りて誓います」

自由騎士の誓いは少し特殊でした。

ユジンは騎士ですが、騎士ではありませんでした。

自由騎士を選んだのは、誰かに仕えるつもりが無かったからです。

彼はただ強さを追い求めているだけでした。

剣で誰かを守ることに懐疑的で、剣を持って擁護した事などありません。

(何かを守れば、必ず何かを害することになるから・・・)

しかし、ユジンはいつの間にか皇女が泣かないことを願うようになり、いつまでも彼女に会える事を願いました。

本当は、同情のような気持ちもありました。

こんなに近くで眺めていても友達という不思議な関係でした。

けれど、それだけでも自分の剣を誓う理由は十分です。

「ルペルシャ・ラム・トリエルを私の主君として・・・」

その誓いは彼女に対する罪滅ぼしの意味が込められていた。

「最後まで彼女の剣となり、盾になります」

それは古い誓いの一説。

ユジンはこの日、誰かを守るための騎士になりました。

「眠っている人に誓いを捧げるとは」

カインが妙な口ぶりで言うと、ユジンはにっこり笑った。

「皇女様が知れば、きっと止めるでしょうから」

ユジンはカインを立ち合いの元、ルペルシャに内緒で騎士の誓いを立てました。




  • 彼女の好意

「一生、まともな騎士にはなれないと思っていた。なのに・・・」

とてもリラックスした口調で、カインに話します。

「噂ほどではなくても氷の人形だと思っていた」

初めて顔を合わせた時の皇女は、本当に人形のようだった。

人々は皇女を冷たくて残酷と言うが、彼はそう思いませんでした。

ルペルシャ皇女は中身のない器で、そこに何かを入れることを自ら拒否しているように見えました。

「それが嫌だったんです」

酒場での事を思い出し、カインは黙って窓の外を見ます。

「ところが、ある日近づいてきた彼女は氷ではなかったのです」

自分の目で見て判断したと思っていたのに、自分もいつの間にか噂に振り回されていたと気づいた。

彼女の「好きよ!」と言う言葉は理性的な感情を含まず、透明で純粋な感じでした。

ユジンはそれが気に入っていました。

そんな好意は生まれて初めてで、彼はそれに魅了されました。

「分かりますか?皇女様は誰も深く受け入れていないという事を」

彼女は好意を与えますが、受ける事を期待しておらず、そこには明確な線が引かれていました。

「私は皇女様の事を何も知りません」

「だから、彼女を知るために誓いを?」

「そうではありません」

ルペルシャ皇女をじっと見つめて、ユジンは独り言のように呟きます。

「一人くらい、いても良いじゃないですか。自分の事を思ってくれる人を」

誰かに頼ることを迷惑さと感じる皇女、それと同時に彼女が遠ざかっていくように思える。

「誓いの事は、私から言いますから、当分は言わないで下さい」

眠っている彼女の表情は平穏でした。

その表情を見ながら、ユジンは必ずその平穏を守り通すと誓いました。

「ええ」

「ありがとうございます、殿下」

騎士の忠心がこんなにも簡単に抱けるのかと思い、ユジンは笑いました。