悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【114話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は114をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

114話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【113話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は113話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

 

  • ソードマスター

「ソードマスター?」

思いがけないイクリスの要求に、私は呆然とした。

「けれど、あなたは剣を使う必要はないって・・・」

過去の会話を思い出す。

それは木刀を購入した日の出来事。

「ご主人様」

『・・・剣を使う事は無いと思います。ご主人様からの贈り物を保管するだけでは嫌ですので・・・』

『・・・奴隷は正式な騎士になることが出来ません』

あの頃のイクリスは、剣術にあまり熱心には見えなかった。

私が彼に与えた古代の魔法剣。

あれだって、自分自身の安全の為だったのだから。

「どうして突然?」

「・・・気が変わったのです

イクリスの濡れた目には決意の表れが。

「ご主人様の命令を遂行できないわけではありません。しかし、私は剣術の訓練で遅れているのではないかと心配しているのです」

「・・・」

「私に剣術を教えてくれる人が必要なのです」

「イクリス、それは・・・」

「奴隷の地位から抜け出せなくても構いません」

私の言葉を遮り、イクリスは懇願した。

「ご主人様が選んでくれた剣を使いたいだけなのです。ダメでしょうか?」

緊張の面持ちで彼はそう言った。

そんな彼の様子を奇妙に感じる。

(いつから、彼は変わったの?)

常に無表情だったイクリスは、最近、謎の感情の断片を表し始めていた。

これまで何も求めて来なかった彼が、ハッキリと何を求めることに動揺を隠せない。

脳をフル回転させる。

最近のイクリスの好感度の上昇値は、調子を失ってる。

これまでの考えを修正し、彼の要求を叶えるのも有効だと考えた。

「あなたは訓練に耐えられる?」

彼に小指を差し出す。

イクリスは好奇心旺盛な表情で私を見つめた。

「約束します」

「決して諦めないこと約束できる?」

私がこの世界から逃げ切れるまでは・・・。

イクリスは私の小指をチラッと見た後、恥ずかしそうな表情を浮かべながら、自分の小指を絡ませた。

「約束します」

彼の手は予想以上に大きかった。

「そう・・・。それがあなたの望むものなら、私は聞いてあげるわ」

それが可能かどうかは、まだ分からないけど。

だから私は賭けることにした。

デリックよりも先に、騎士の権威を超えて叶えることは出来ないのだから。

[[イクリス]の好感度を確認しますか?]

[1,000万ゴールドor名声200]

使用する。

(残り資⾦:7,000万ゴールド)

花が咲くように明るく笑い賭ける。

「だから泣かないで。いい?」

[好感度88%]

残り12%。

彼が望むものは何でも叶える。

それが脱出への正解であるのならば。

 



 

ゆっくりと寮を出ると。

「お嬢様・・・」

⼊り⼝に着くと、誰かがどこからともなく私を呼んだ。

「ああ、執事長」

「お話は出来ましたか?」

「ええ、まあ。そういえば、彼らは?」

「お嬢様の指示通りに」

「本当?よくやったわ」

正直、あまり期待はしていなかったのだけれど。

デリック自身がその光景を見ていないのだから。

屋敷に帰ろうとすると。

「しかしながら」

「何?」

「以前の問題に関連して、彼はお嬢様に会いたいと⾔っております」

思いがけない言葉だった。

「お兄様が?」

正直な話、私はまだ⾃分の考えや計画を整理し終えていない。

しかし、これはむしろ良い機会なのかもしれなかった。

「今から行くわ」

 



 

デリックの事務所は邸宅の⻄側、公爵の事務所がある場所の反対側にある。

執事長の後ろをついて行きながら、周囲を見回した。

今までここには来たことがないので、不思議な感覚に陥る。

その後すぐに、執事長は⼤きなアンティークの形のドアに⽴ち寄った。

「小公爵様、ペネロペお嬢様がお見えです」

「入れ」

私は軽く緊張しながら、内側に⾜を踏み⼊れた。

ゲームイラストでデリックの事務所を何度か⾒たことはあるけれど、実物を見るのは初めて。

まるで所有者の冷酷な性格を⽰すかのように、事務所は⾮常に荒涼とし、抑制されているように⾒えた。

(あれは何?)

窓枠には美しく細⼯された檻があり、事務所の厳しい雰囲気には合っていない。

その中には今までに⾒たことのない⾊とりどりの⿃が。

ツツジのように綺麗な鳥。

デリックがそのようなペットを飼っていて、彼の性格にまったく合わなかったという美学に私は驚いた。

檻の中の真っ⾚な⿃から目を離す。

私はデリックの机から⼀定の距離を取る。

「私をお呼びになったとお聞きしましたが?」

「しばらく座っていてください。仕事がまだ完了していないので」

彼は座るように促したが、私は檻の方へ近づく。

鳥が見たかったから。

けれど、鳥は私を警戒しているのだろうか、激しく羽ばたきをするので、大人しくソファに座ることにした。

動きがあるときはいつでも、⿃の体は明るく輝いている。

(あれは何て鳥なのだろう?)

よく⾒ると、緋⾊の⽑⽪を除いて、くちばし、⽖、⽬は本当にユニークだった。

ダイヤモンドのように太陽光に反射し、⾊鮮やかに輝いている。

(綺麗・・・)

これまでに見たどんな宝石よりも美しい鳥を眺めていると、突然、腕が横から飛び出た。

「お茶を淹れるが?」

誰かが私の⽬の前のテーブルに茶碗を置いた。

⾒上げると、上半⾝を持ち上げたばかりのデリックがソファを横切っていく途中だった。

「いいえ」

私は彼とお茶を飲むために来たのではないのだから。

デリックは向かいに座って、私の答えで⽴ち⽌まる。

そしてすぐに、無関⼼なうなずきで、自分の茶碗に飲み物を淹れた。

「騎士たちに問題があったと聞いている」

「はい」

私は遅滞なくうなずいた。

「彼らにどんな罰を与えたい?」

 



 

イクリスの攻略まで残り12%!

彼がソードマスターを目指すのであれば、デリックへの説得が必要不可欠。

そして、執務室で飼っている鳥はペネロペへの贈り物なのでしょうか?

彼女は気づいていないと思いますが(汗)

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