悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【135話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は135をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

135話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【134話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は134話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 苦痛と悔恨

⽬を開けると、最初に合流したハミルトン通りの路地の隅に⽴っていた。

暗闇に染まった街並みを⾒て、ため息をつく。

(疲れた・・・)

話したいことは残っているが、ヴィンターと私には休息が必要だった。

「私は帰りますね」

「ペネロペ行っちゃうの?」

ラオンが目に見えて悲しそうにしている。

「また機会があれば会いしましょうね」

軽く微笑んだ後、空き地に向かう。

「靴をありがとう」

ヴィンターに靴を返す。

魔法の靴は濡れたり汚れたりしていなかったので、洗って返さなくても問題ないだろう。

(もう彼には二度と会いたくないし)

屋敷まですぐだったので、裸足でも構わない。

そう判断して、私は躊躇うことなく、彼に背を向けた。

「ちょっと待ってください」

焦りの声が後ろから聞こえる。

躊躇した後、頭を少しだけ向ける。

「待ってください、お嬢様」

「どうして?」

ヴィンターは私に直接答える前に、ラオンに話しかけた。

「ラオン、先に戻っていてください」

「はい」

ラオンは素直に返事をした後、魔法を唱えて消えた。

「お嬢様、私があなたを邸宅内に連れて⾏きます」

「結構よ」

キッパリと断った。

「少し前に、聴覚を最⼤化する魔法を使用して、何⼈かの騎士たちが邸宅の周りを探っていました。恐らく、あなたを探しているのでしょう」

「え!?」

地震のように揺れる瞳のまま、ヴィンターに確認する。

「今何時?」

「10時過ぎです」

「はあ・・・」

ため息をついた。

午前10時に出発し、午後10時過ぎに戻ってきたのだ。

(1日経っていないから、まだマシかしら?)

涙を浮かべてポジティブに考える。

そんな私の様子を見て、ヴィンターはもう一度手を差し伸べた。

「遅れた原因は私にありますので、無事にお部屋までお連れします」

騎士たちが屋敷の周辺にいるのであれば、穴から帰るのは不可能だろう。

憂鬱な表情で、彼に答える。

「ちょっとお願いがあるのだけど・・・」

 



 

⽩い光が⽬を埋め尽くし、再び⽬を開けると、馴染みのある空間が目の前に広がっていた。

到着したのは私の部屋だ。

「お、お嬢様!?な、何が起きて・・・!」

部屋の中央に突然現れた私の姿を見て、エミリーが驚いている。

「ペネロペお嬢様!」

「エミリー」

「ど、どこから来られたのですか!?それと、この男性は誰ですか?」

ウサギの仮面を付けた男性を見て、彼女が即座に私を背中に引き寄せた。

「それよりもエミリー。何が起きてるの?騎士たちが周辺を捜索していたけれど」

「そ、それが・・・。執事長が夕方に来られて、お嬢様が部屋にいないことに気づいたのです」

「え!?執事長が?」

「病気だと伝えると、すぐに旦那様に連絡して医者を呼ぶと言われて・・・」

頭を押さえる。

(一番知られたくない相手に知られてしまったわ)

眉をひそめている私の姿を見て、エミリーが慌て出す。

「だ、大丈夫です!執事長は旦那様に話しておりません。けれど、執事長は騎士を密かに集めて、お嬢様を探していたのです。日付が変わるまでは待機すると仰っていました」

「そう・・・」

それでも安心はできない。

私は極端な対策をとることを決心する。

「お願いがあるのだけど」

「何でしょうか?」

「公爵に属するすべての⼈間の記憶を操作してください。私は外出していないと」

「え!?」

エミリーが驚きの表情を浮かべる。

「彼女の記憶もですか?」

「ええ」

「お、お嬢様!」

躊躇うことなく答えた私に、エミリーはショックを受けている。

「ごめんなさい、エミリー。完全犯罪に例外は残せないのよ」

私はまだ公爵家の誰も信じていないのだから。

しばらく無表情で私を⾒つめた後、ヴィンターがゆっくりと杖を引き抜く。

「ラムブラニカ・・・」

「ああ、お嬢様!私は決して・・・!」

「アテムト!」

魔法の呪文が終わった後、失望の表情を浮かべていたエミリーが、突然床に倒れた。

「これで本当に大丈夫なの?」

「前にも⾔ったように、記憶を操作する魔法には、深い眠りに落ちる必要があります」

安堵のため息がついた後、ヴィンターが説明を追加する。

「魔法は成功し、邸宅の全員が眠りに落ちました。⽬を覚ました後、あなたの記憶を失う以外に何もありません。⼼配しないでください」

「要求に対して、何を支払う必要がありますか?」

ヴィンターが私の⾔葉に沈黙する。

そして出てきた言葉は、「何もいりません」だった。

 



 

「どうして?」

「私の⼤きな責任のために、あなたは今⽇遅く帰宅しました」

「・・・」

「もう私を信⽤することはできないと思います」

ヴィンターはしばらく躊躇した後に、落ち着いた声で話した。

「契約の終了の書類を・・・、できるだけ早く⼿紙で送りますね」

正直、私はそれほど彼に腹を立てていない。

彼にも理由があったのだから。

長い間レイラ国と戦ってきたヴィンターにとって、システムを利用した私の行動は非常に疑わしく見えるのは当然のこと。

最後に見た白いローブの女性を思い出す。

(もしも彼女が本当にイヴォンだとしたら・・・)

ヴィンターがボランティア活動をしている間に、貧しい庶⺠として⽣きていた「本当の公女」にすでに遭遇しているはず。

一つの考えが頭に浮かび、突然頭の後ろに⿃肌が⽴つ。

(そんな、まさか・・・)

イヴォンがヴィンターと親しくした理由は子供たちが狙い・・・?

けれど、それを気にする余裕なんて私にはない。

たとえイヴォンの狙いがそうだったとしても、彼女が本格的に現れたのはペネロペの成人式の後。

(ゲームをクリアする私には関係のないことよ)

奇妙な目で私を見ているヴィンターに告げる。

「その必要はないわ」

「・・・」

「契約を守ってください」

その⾔葉で、彼の⻘い⽬の瞳孔が⼤きく拡⼤した。

混乱の兆候を示しているのだろう。

「なぜですか?」

「あなたから持ちかけた契約を破るのはおかしいと思うからよ。それと、あなたの能力を私は高く評価しているわ」

脱出するまでは。

ヴィンターのように有能な人物を見つけるのは困難だろう。

「けれど、今回みたいなことがもうないことを願っているわ」

苦笑いを浮かべる私を見て、彼が大きく動揺していることが分かる。

「お嬢様、それは・・・」

「あなたが私を疑っていることは理解しているわ。魔法を使う私を疑うのも当然のことでしょう」

「・・・」

「しかし、あなたを信頼している相手を騙すのは止めてちょうだい」

ヴィンターの感情が手にとるように理解できる。

それは苦痛と悔恨。

彼の頭上では、紫⾊のゲージバーがゆっくりと点滅している。

「・・・私は、あなたを騙していません」

圧迫されたような声で、彼が話し続ける。

「お嬢様に興味を持ったのは、疑いと確認のためだけではありません」

「・・・」

「本当にあなたを疑ってなど・・・」

ヴィンターの衰弱した外⾒は、哀れで不安定に⾒えた。

レイラ国と戦い、魔法使いとして⼈々に追放されながら、苦労して戦い続けた彼の心労は計り知れないでしょう。

しかし、理解するのと、私の気持ちは別にある。

「まあ、私が疑われていることは気にしていないわ。疑いでも、興味でも、あなたの好きにすればいい」

「お嬢様」

「私が言いたいのは、あなたの目的のために私を利用しないでと言うことよ」

「お嬢様、⼀度だけ。もう⼀度だけ私に・・・」

懇願するような声に、冷たい言葉で遮る。

「さあ、帰ってください。そして、私から連絡するまで、私に連絡しないでください」

 



 

無事?に帰宅したペネロペ。

ノーマルモードのイヴォンの設定と、ハードモードのイヴォンの設定は別なのでしょうか?

最初から子供狙いでヴィンターに近づいていたとしたら、相当の策士な気もします(汗)

ヴィンターとの距離を離したペネロペですが、今後はどんな展開になるのか楽しみですね♪

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