悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【137話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は137をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

137話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【136話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は136話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 前代未聞の質問

「同胞?」

イクリスがそう言ったとき、私は言葉を失った。

「彼は私の家で働いていた使用人でした」

「・・・」

「彼を追いかけると、村の近くの農場でデルマンが奴隷にされているのを目撃したのです」

「イクリス」

「しかし、突然、⼤きな怪物が農場に現れ、⼈々を攻撃しました」

「怪物?」

イクリスが剣術を学びに⾏った村は、⾸都からそう遠くない場所。

(どうして魔物が?)

アルキナ諸島に近いトラタンではなく、帝国の真ん中にモンスターが現れたのはなぜ?

(これもハードモードの話の1つ?)

嫌な予感が拭えなかった。

「⼈々が死んでいる間、誰も出てきませんでした」

「・・・」

「ご主人様、剣を持っていたのは私だけだったのです」

理解した。

イクリスがモンスターを殺したのだと。

逃亡するよりも厄介な状況に巻き込まれたことに気づく。

「イクリス」

「・・・」

「たとえそれが起きたとしても、あなたは最初に私の元に来るべきです」

「ご主人様、しかし・・・」

「最初に私に報告して、助けを求めるべきだったわ」

正直なところ、イクリスが故郷を危険に晒している光景を⾒るのがどれほど悲惨だったに違いないか想像できない。

しかし、私は冷静に現実を思い出した。

敵国の奴隷が⾃由に剣を使ったことを。

誰かがイクリスをこの事で⾮難した場合、エカルト公爵家が陰謀を企てているという誤解にさえ繋がる可能性があるのだ。

それは、デリックが最も心配していた事態に陥るだろう。

「あなたは今、帝国で剣を使うことができない奴隷であり、私があなたの主人なのよ」

「ご主人様、私は彼らと⽐べてどれだけ良い⼈⽣を送ってきたかを知っています」

イクリスが気まずそうに話し続ける。

「しかし、私がすべてのモンスターを殺した間、帝国からの⽀援はありませんでした」

「最初に私に報告すれば、公爵からの⽀援を得るために⾏動を起こすことができたはずよ」

「しかし、その間にも人は死にます」

「イクリス」

「私がモンスターを殺さなくてはいけなかったのです、ご主人様」

灰⾊がかった茶⾊の⽬がかつてないほど鮮やかに点滅している。

「イクリス、どうしてモンスターを殺した直後に戻ってこなかったの?」

「人々が⼤怪我をしたからです」

私の質問に対して、イクリスは気まずいのか視線を合わせてこない。

「奴隷たちは傷口の手当さえ行われません」

「・・・」

「傷⼝を抑えるために草や薪を拾うしかありませんでした」

「・・・」

「それが私にできることの全てだったのです」

「管理者はいなかったの?奴隷を管理する人物がいたはずよ」

イクリスは頭を弱く振る。

「周りはスラム街です。帝国は農場に拘束をかけた奴隷を解放し、収穫した作物だけを集めるように命令しているのです」

彼はそれを⾔うとすぐに、テーブルに置いていた私の左⼿をちらっと⾒た。

奴隷の拘束具には、居場所を追跡する魔法があるという執事長の⾔葉を思い出す。

 



 

イクリスの必死のアピールが終わったとき、部屋には沈黙が生まれた。

自分の居場所がないかのように、イクリスは黙っている。

「怪我はしていないの?」

心配する声色で尋ねる。

イクリスは黙って⾸を横に振った。

幸い⾎痕はなく、埃や汚れだけのようだ。

「安心したわ」

それでも、念のため、執事長に⾒せるべきだろう。

「イクリス、もしも同じようなことが起きたら、騎⼿を通して何が起こっているのか教えてください。そのために馬車を使っているのだから」

「・・・」

「あなたが戻ってこなかったと聞いて驚いたのよ」

「・・・」

「何が起こっているのか、私にも知る必要があるの。あなたはご主人様を何時間も放置するつもり?」

「私は怪物を殺して騎手の元に直⾏しましたが、彼はすでにいませんでした」

イクリスの⾔葉を聞いて、すぐに眉をひそめた。

(未だに、彼が私の護衛と認識していない輩がいるのね・・・)

激しく憤りを感じていると、イクリスがそれに気づき、注意深く尋ねた。

「ご主人様、怒っていますか?」

「いいえ」

首を横に振る。

「あなたのことをきちんと気にかけなかった私のせいなのだから」

「・・・」

「騎手は私の命令を理解していなかったようね。新しい騎⼿に、あなたの訓練が終わった後、1時間待機するように伝えるわ」

その瞬間、イクリスの⽬は広がった。

笑顔で付け加える。

「その1時間は完全な⾃由時間よ。その時間で、あなたがしなければならないことをしてください」

「ご主人様」

それは型破りな許可だろう。

デリックがこれを知れば、私も罰せられるかもしれない。

「けれど、1時間経っても来なかったら・・・、私はあなたを助けることはできないでしょう」

しっかりと線引きする。

「良いわね、イクリス?」

「私は・・・」

 



 

イクリスは長い間躊躇した後、前代未聞の質問をしてきた。

「ご主人様、私はあなたの役に立っているでしょうか?」

「・・・え?」

⽂脈から外れた質問に頭を傾ける。

「どうしてそんな質問を?」

「役に⽴たない、又は、問題が発⽣した場合は、オークションハウスに私を返送してください」

「ああ・・・」

私はイクリスが⼼配していることにすぐに気づく。

『私があなたに⽀払った1億のお⾦を無駄にしないように、あなたは私に、あなたの価値を証明しなければならないでしょう』

『役に⽴たない男を永遠にここに留めておくことを主張することはできません』

彼は今⽇トラブルを起こしたので、私が彼を⼿放さないのではないかと⼼配しているのだ。

まだ覚えていたことに、少しだけ驚く。

「イクリス」

⼿を伸ばしてイクリスの頬をそっと持ち上げた。

私の目と彼の目が合う。

⿐が触れるほど引き寄せて、甘い声で囁く。

「今はそれを忘れてください」

「ご主人様」

「あなたは私にとって⾮常に重要な⼈物よ」

「なぜ私が?」

「・・・私は、いつもあなたのことを気にかけているわ」

私を⾒つめている灰⾊の瞳の揺れが止まる。

同時に、イクリスの呼吸が再び⽌まったように感じた。

彼の瞳の中に見える懐疑心が解けていくような錯覚を覚える。

その瞬間だった。

<システム>

[イクリスの好感度を確認しますか?]

[1,000万ゴールド/名声200]

私はゆっくりと⽚⼿を離し、[1,000万ゴールド]を選択する

<システム>

[1,000万ゴールドを引いて[イクリス]の好感度を確認します(残りの資⾦58,000,000ゴールド)]

[好感度94%]

(残り6%)

 



 

残り6%!

1、2回のイベントが発生すれば、イクリスとのエンディングを迎えられるでしょう。

しかし、この二人の間には恋愛要素が生まれていない気が・・・。

現在のところ、イクリスの好感度が下がる事態は発生していないので、ここからが不安ですね(汗)

 

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