悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【144話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は144をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

144話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【143話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は143話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 誕生日プレゼント

私はカリストの質問に唖然とする。

突然の質問に、なぜこの薄暗いドレスを着たのか忘れてしまったくらいだ。

「あなたはアクセサリーさえ⾝に着けていません」

答えないでいると、彼の赤い目に疑いが混ざる。

私はしぶしぶ⾔い訳をした。

「とても綺麗でしたので、保存したかったのです」

「はは」

そう話すと、カリストは笑い出した。

自分でも変な言い訳だと分かっていたので顔が赤くなり、彼から顔を背ける。

「私がお姫様のことを知らないと思いますか?」

「え?」

「私や他人に注目されたくなかったのでしょう?」

「・・・」

カリストの回答は的確だったので、私は言葉を失う。

「ダイヤモンド鉱⼭を所持しているのに、これ以上ダイヤモンドのアクセサリーやドレスは必要だと思いますか?」

何とかして言い訳すると、カリストは舌打ちをした。

「なんて変な性格だ」

「殿下から私の性格を指摘するように⾔われましたので。ですから、報酬は必要ありません」

彼は私の「報酬」という言葉に少し驚いていた。

ゆっくりと彼に向かって⼝を開く。

「過去に起こったことは、決して起こらなかったふりをしてください」

「え?2回キスしたことですか?」

「違います!!」

カリストの率直な発⾔に驚いて⾸を横に振る。

「そしてなぜ2回なのですか!?私たちは⼀度だけキスしただけです!」

嫌悪感を持って質問すると、彼は妙な表情で頭を上げた。

「それ以外に何かありましたか?」

「洞窟での件です。あれはただの事故でした。それが公に知られていないことを願っています、殿下」

しかし、カリストは私の質問に答える代わりに奇妙な話題を出した。

「前回の会議で、公爵と話をしました」

「お父様と?」

「彼はあなたが邸宅から出て⾏くことは⾔うまでもなく、あなたの性格について何も知らないようですね」

「そ、それは・・・」

動揺してどもってしまう。

「それはなぜですか?そして、本当に報酬を拒否するのですか?」

すでに状況を理解していたカリストの洞察に驚く。

「はい」

今から話す理由だけではないが、私は穏やか表情で話し続ける。

「私がお姫様であることは事実ですが、私は彼らの本当の娘ではありませんので」

「・・・そうですか」

彼は苦しそうな表情で受け⼊れてくれた。

「実際、私はあなたがそう⾔うだろうと知っていました」

「そうなのですか?」

「あなたがドレスを着るとは思っていませんでしたよ」

その発言は驚くべきものだ。

思わず眉をひそめてしまう。

「では、なぜドレス等を送られたのですか?」

「それは・・・」

「それは?」

「あなたがいなくて寂しかったから」

 



 

聞いた言葉が信じられなかった。

息を止めてカリストを見つめる。

彼はテラスから頭を向け、⼀⼈で話しているかのように呟く。

「私がドレスを⾒た瞬間、私はあなたのことを思い浮かべました」

「・・・」

「悪魔の⼿に渡るのではなく、この価値にふさわしい主人を⾒つけるべきだと思ったのです」

「・・・」

「それだけのことですよ」

黙ったままカリストを見つめる。

今日、私の心臓は変に鼓動していた。

この気持ちは何だろうか?

涼しいそよ⾵がテラスに打ち寄せる。

ウェーブのかかった髪が頬をくすぐると、一つの疑問に気づいた。

「悪魔とは?」

「女王です」

カリストは苦笑いを浮かべて答えた。

陛下の唯⼀の妻にそのような下品な⾔葉を使うことはもはや驚くべきことではない。

「⼥王に奪われたくなかったので、私が手に入れました」

それが本当かどうかは分からないが、彼の話を聞いてそう思うことにした。

そうでなければ、速い⿎動を続けていた私の⼼を落ち着かせるのは難しいから。

 



 

「それで?」

カリストは突然私に頭を向けた。

「私への誕⽣⽇プレゼントは持っていないのですか?」

彼を⾒ないようにして、慌てて⾸を横に振る。

彼は⽬を大きく開けた。

「本当に持ってないのですか?」

「私はあなたと踊りましたよね?」

「本当に?帝国の太陽であり、唯⼀の皇太⼦の誕⽣⽇に何も提供しないのですか?」

「公爵家の名前で何かを送ったでしょう。多分・・・」

「は!エカルト家はマナーを教えていないのですか?王室への礼儀がなっていません」

カリストは、「マナーについての教育を受ける必要がある」と「皇居の地下刑務所を案内する必要がある」と述べた。

⼦供のように⽂句を⾔うので、両⼿で⽿を閉じる。

「あなたはあえて皇太⼦の前に⽴って⽿を閉じるのですか?」

私は急いで内ポケットを探す。

「ここここれを!」

取り出したものを素早く⼿渡すと、爆撃機のように⾒える⼝が閉じられた。

「私は殿下にこれを差し上げます」

それを奪ったカリストが笑顔を浮かべる。

そして、彼は包装紙を「引き裂き」始めた。

(万が⼀に備えて購⼊したけど、持ってこなかったら⼤惨事だったわ・・・)

「このように包装するのは煩わしくないですか?」

「気に入らない場合は、お返しください」

「気に入らないと誰が言いました?」

すぐに包装紙がはぎ取られ、⼩さなベルベットの箱が現れる。

「へえ・・・、これはアクセサリーボックスですね」

カリストは遅滞なく箱を開け、⽬を輝かせた。

「これは・・・」

彼はすぐに中⾝を取り出した。

明るい⽉明かりが、⽬の⾊に似た楕円形のルビーが⾎のような⾚い光で輝いている。

「カフスボタンですか?」

「カフスボタンだけではありません」

「じゃあ?」

「魔法が刻まれています」

実際、これが私の創造性の限界だ。

頭を絞って考え抜いた結果。

すでに全てを持っている男に何を与えるべきかを知るのは困難だった。

その上、私は成⼈男性の誕⽣⽇プレゼントを⼀度も贈ったことがない。

目を合わせる自信がなかった。

彼の肩越しに壁をじっと⾒つめ、できる限り平気なふりをする。

「癒しの魔法は、宝⽯に刻まれている場合に最も効果的です」

「癒しの魔法?」

「はい、怪我をした場合は、カフスを傷に近づけてください。ルビーが完全に壊れるまで、魔法は機能しますから」

貴族が⾝につける派⼿で繊細な職⼈技は、通常、魔法を付与されていない。

さらに、使⽤回数がほぼ無制限であるため、頑丈な外観に⽐べて⾮常に⾼価なのだ。

「将来傷ついたとしても、私に癒しの魔法が使えないかどうか聞かないでくださいね」

⾒た⽬よりも実⽤的だと説明しようとしたが、⾔い訳のように聞こえる。

声がどんどん小さくなって、だんだんと視線が落ちた瞬間。

不気味な音が鳴り響く。

「え」

無意識のうちに、カリストを⾒上げて⼝を開けた。

彼はコートの袖口につけるカフを、耳たぶに突き刺していたのだ。

「似合っていますか?」

彼は⽿から⼿を離してそう尋ねる。

⽪膚を通る太い⾦の針のせいで、⾎の滴が彼の⽿先から落ちている。

「で、殿下!?」

私の動揺している姿を見て、カリストは楽しそうにニヤリと笑う。

「何をしているのですか!?」

「何を?こんな感じに付ければ、必要に応じて取り出せます」

「誰がカフスを⽿たぶにつけるのですか!」

「この国の皇太⼦」

彼はあごを上げて傲慢に言い放つ。

そして、私の⾔葉がおかしいように、カリストは狂⼈のように笑った。

⽿たぶに触れたルビーの⾚みが燃え上がり始める。

傷を感知したアーティファクトが魔法を引き起こしたのだ。

「私は本当にあなたを理解することができません、殿下」

静かにため息をつき、⾎がまだ⾚い男の⽿を覗き込む。

「それはあなたにとっても同じです」

「私ですか?」

「あなたほど奇妙な⼥性を⾒たことがありません、お姫様」

「私は完全に正常です。それよりも、他の方々とお話しされてはどうですか?」

「そんなことよりも、⼀緒に楽しい時間を過ごしましょう」

カリストは突然私の⾔葉を断ち切り、ルビーのように切望された瞳で私の顔をじっと見つめる。

「お姫様、正式に私とお付き合いしましょう」

 



 

この二人のやり取りは面白いですね♪

今のカリストの好感度が気になります。

カフスボタンを耳に突き刺す人物は初めて見ました(笑)

最後の言葉は、告白と捉えていいのでしょうか?

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