悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【147話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は147をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

147話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【146話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は146話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • イクリスの提案

私はイクリスから初めて聞いた暴⼒的な⾔葉や⾏為に驚いて、彼を呆然と見つめる。

しばらくの間、私は何も言えなかった。

「誰があなたを苦しめるのですか?小公爵?二番目?それともエカルト公___」

「イクリス!」

暴力的な言葉が続きそうだったので、私は急いで彼の言葉を遮る。

「そんな事があるわけないじゃない」

「・・・」

「私は元気よ、何も起きていないわ」

実際、本当に何も起きていない。

⿃が檻の中に閉じ込められているのを⾒たとき、私は少し疲れていただけ。

それが全て。

しかし、イクリスは私の言葉を信じていないかのような表情を浮かべている。

「私は知っています、ご主人様」

「・・・何を?」

「あなたが私をオークションハウスから連れてきた理由は、ご主人様の状況に関係していることを」

幸いなことに、その発⾔は驚くものではなかった。

イクリスが、私の公爵家での立場を知っていることは、すでに把握済みなのだから。

しかし、驚かされる代わりに、今回は⼼配事が。

「偽の公⼥」の状況が、彼の好感度に影響を与えるのではないだろうか?

だからイクリスは、哀れな表情を浮かべて私に腹を立てているのだろうか?

「私の⽴場のせいで、誰かがまたあなたを悩ませているの?」

「それは・・・!」

慎重に尋ねると、イクリスは動揺する拳を握りしめる。

「あれ以来、何も起きていません」

「・・・」

「そんなことは関係ありません。私が聞きたいのは、なぜご主人様が彼(鳥)の前に⼀⼈で⽴っているのかと尋ねているのです」

「どういう意味?」

「誰があなたを悩ませている?」と「なぜあなたは⼀⼈で⽴っている?」

同じ質問のようには思えなかったが、私はすぐに納得した。

自分の姿がどういう風に見えるかを思い出したから。

一人で鳥籠の前で呻き声を上げている姿は、とても哀れな光景に見えたのだろう。

(同情されたのかしら?)

イクリスが言った「あいつら」の一人が彼を悩ませている訳ではないようだ。

そのことに安心したので、私はリラックスした声で答える。

「⿃が可愛いから、しばらく⾒ていて癒されていたのよ」

そう言い訳するのは恥ずかしいが、もっともらしい言い訳だろう。

しかし、イクリスの表情は変わらない。

それからしばらくして、彼が突然口を開いた。

 



 

「ご主人様、今幸せですか?」

「え?」

「私が公爵邸に来る前よりあなたは幸せですか?」

なぜイクリスが突然そう⾔ったのか理解できない。

「私が公爵邸に来てから不幸になったのでは?」

「いいえ。そんな事があるはずがないわ」

私の答えに対して、イクリスは首を横に振る。

「それは真実ではありません、ご主人様」

「・・・?何が言いたいの?」

「ただ知りたいだけなのです。ご主人様の気持ちを」

彼の見つめる眼差しに戸惑ってしまう。

幸せ?

そんなのは知らない。

この世界に来てからの感情を考えると、幸せというよりは不幸に近いだろう。

けれど、不幸なだけなのだろうか?

分からない。

逃げ道が見えるのであれば、完全なる不幸とは呼べない。

私は不幸や不満に対して黙っているような人間ではない。

自分の今浮かべている表情が分かる。

倦怠感が酷いのに、私は笑顔という感情の仮面を被ることが出来るのだから。

「幸せかどうかについて考えたことがないので、分からないわ。イクリス、あなたからの私はどのように⾒えるのかしら?」

いつものように静かに肩をすくめる。

「私のご主人様は平気なように見えることもありますが、あなたは他の誰よりも不幸に見えます」

「そう?」

「そして時々、あなたはどこかに姿を消そうとしているように⾒えます」

イクリスの発言に、私は鳥肌が立った。

(イクリスは、私が消えることに気づいたの?)

そんな表現をした覚えはないが、彼は本能で察したのだろうか?

おそらく、彼の本能が私の秘密を感じたのかもしれない。

何かを言おうとするが言葉が出てこない。

心臓の鼓動が激しい。

それでも、何とか言葉を絞り出す。

「あなたの答えは間違っているわ、イクリス。私があなたを残してどこかに行くとでも?」

「・・・」

「私は本当に大丈夫だから。少し疲れていただけ。だから、あまり心配しないで」

彼が安心できるように、何も起こらなかったことを強調する。

この世界を脱出するまで、彼にはどんな不安も植え付けてはいけない。

「ご主人様、私と⼀緒にここから脱出してください」

しかし、私が聞いた言葉は、彼が理由もなく怒っていたときよりも衝撃的な発言だった。

 



 

「・・・今何て言ったの?」

「私と一緒に逃げてください」

「イクリス・・・。あなた・・・」

「他国に逃亡することを計画している奴隷がいます」

「・・・」

「数⽇以内に船を密輸する予定です。ですから、私は彼らと一緒に脱出するつもりです」

「・・・」

「ご主人様、帝国から私と⼀緒に逃げましょう」

言葉を失う。

私はイクリスが、彼よりも悪い状態にある同胞を助けているだけだと思ったが、彼がそんな計画を立てているとは思いもしていなかった。

彼が遅く帰宅するという報告を聞くたびに、胸を包む原因となった不安が現実のものであることが分かる。

「あなたも他の人たちと一緒なの?」

何を言えばいいのか分からずにいると、突然彼に裏切られたという感情が浮かんでくる。

「あなたは私に嘘をついていたの?」

「い、いいえ、ご主人様」

私の差し迫った表情を見て、イクリスは動揺する。

「そんなことはありません。そうするつもりはありませんでした」

「じゃあ、どうして私にそんなことを提案するの?」

「申し訳ありません。ご主人様がそれを望んでいると誤解していました」

彼からの馬鹿げた提案を考えてみる。

(イクリスと一緒にこの国を出て、彼の好感度だけに集中して、この世界を脱出する・・・)

それがハードモードのルートなのだろうか?

確かに悪い方法ではない。

しかし、現実的に⾔えば、脱出には多くの制限がある。

残り約2週間。

イクリスの好感度は96%。

以前と同じように彼に様々な贈り物を渡し続けるか、彼の願いを受け入れて一緒に脱出するか。

後者を選択すれば、確かにイクリスの好感度を向上させることはできるが、その後の保証はない。

他の攻略キャラの好感度。

特に、ようやく⼼を開いたように⾒えるレナルドと公爵と、私を心配しているデリック。

後者を選べば、彼らの好感度が下がることは間違い無いだろう。

(それと・・・)

⼼の向こうに見える輝く⾦⾊の髪。

唇にまだ残っているような感覚。

彼との関わり。

それらを無意識に思い出してしまい、私は慌てて首を横に振る。

「イクリス」

結論に達した私は、私を⾒つめているイクリスと目を合わせる。

「私は同意できないわ」

「ご主人さ___」

「私は帝国の貴婦人であり、この国の唯一の公女よ」

イクリスが口を閉じる。

そして、彼の目の感情が失望に変わっていく。

私は彼の提案に賛同できない。

残り4%なのに、そんなリスクを冒すことはしたくなかった。

「この事は私の心の中にしまっておくわ。一線を越えないでちょうだい」

「使用人でさえあなたを見下し、あなたを無視しているのに?唯一の公女?」

「イクリス」

「貴婦⼈が、⼀⼈の護衛もなしに宴会場から⼀⼈で戻ってくるのですか?」

イクリスは私を心配している。

彼は私の今の状況を、本当に気の毒に思っているようだ。

それは全て好感度によるものだが・・・。

(けれど、ハードモードが終了してノーマルモードが開始した場合、攻略キャラの記憶は?ペネロペへの好感度は?すべて初期値に戻るの?)

突然、そんな考えが頭に浮かぶ。

ハードモードの終わりを迎えたことは⼀度もなかったので、その後どうなるのか分からない。

そう考えているとき。

「ご主人様、私も一緒に連れていってください」

イクリスの言葉が、私の考えを断ち切る。

「私が奴隷だから宮殿に⼊れないのですか?」

「今⽇は家族と⼀緒に⾺⾞に乗ったからよ」

「家族?」

イクリスの目が震える。

「彼らがご主人様の家族?」

「イクリス、やめて。少し落ち着いてちょうだい」

私は彼の頬に⼿を差し伸べる。

頬の暖かさが手のひらに触れる。

「何があなたをそんなに興奮させたのか分かりませんが、⾺⾞でも宮殿でも、何も起きていないわ」

興奮したエクリスをなだめるために、彼の頬を優しく撫でた。

可愛い⼦⽝のように、イクリスはすぐに体をリラックスさせ、私の⼿のひらに顔を擦り寄せる。

「ご主人様の⼿は冷たいです」

「⻑い間外にいたからよ」

「あなたが帰ってきたとき、あなたは馬車にさえ乗っていなかった」

「⼤したことじゃないわ。散歩したかっただけなので、⼼配しないでください」

「じゃあなぜ私を呼んでくれなかったのですか?私はあなたの騎士なのでは?」

「それは・・・」

「あなたは私を買うべきではなかった、ご主人様」

「イクリ___」

「あなたは私を気にかけるべきではなかった」

「イクリス」

「ご主人様は、私をあなたの唯⼀の騎⼠にするべきではなかった」

 



 

イクリスは、本当に逃亡を計画しているのでしょうか?

これはハードモードのイクリスの正規ルート?

ペネロペが一緒に国外に逃げる予定はなさそうですね。

イクリスの立場も難しいですよね・・・。

唯一の騎士のはずなのに、彼の身分は奴隷なので公の場についていくことが出来ない。

彼は彼なりにペネロペを心配しているのでしょう。

今回のペネロペの選択肢が、イクリスとの関係にどう影響するのでしょうか?

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