悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【150話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は150をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

150話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【149話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は149話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 本物の公女

まるで時間が遅れているかのように、全員の動きが止まる。

瞬きもせずにイクリスの後ろから⾶び出した⼥性の⼩さな姿を、全員がぼんやりと⾒つめていた。

⼥性の額の⽚側には包帯が巻かれている。

前回、ソレイユ島の地下室で怪我をした⽩フードの女性と同じ箇所。

(彼女は嘘をついている?)

イヴォンがレイラ国の残党のリーダーであったかどうかを調べるのは私の仕事ではない。

重要なのは、成人式をまだ迎えていないということ。

まだ5日残っているはずなのに。

「・・・どうして?」

私はイヴォンから目を逸らして、イクリスの方を向く。

彼は最初から無表情な顔で私を⾒つめていた。

それはまるで、私がどう反応するか⾒るのを待っているかのように。

(どうして?どうして?どうして?どうして?)

頭に浮かんだ質問は一つだけ。

息苦しい沈黙の中で、何とか呼吸を整える。

「・・・レナルド、ペネロペ」

沈黙を破った公爵が口を開く。

「あなたたちは部屋に戻りなさい」

「父さん!」

私が反応する前にレナルドが反応した。

しかし、公爵が黙ったまま睨むと、レナルドは不満そうな表情を浮かべて口を閉じる。

しかし、私は返答をすることができなかった。

誰もが混乱しているように⾒える。

公爵はイヴォンの方を向く。

「そして、あなたは・・・」

彼の表情がはっきりと見えた。

いつも冷静沈着な公爵の表情が、今は苦い憧れと悲しみによって歪められている。

「しばらくの間は、私に従ってください」

公爵はその理由を話す。

「これまでに、数え切れないほどの⼈々が外⾒を偽ってきました。あなたが本当に私の娘であることを証明するために、いくつかのテストをしなければなりません」

「テスト?」

公爵の青い目が震える。

目の前の少女が娘と同じ顔で聞き返したからだろう。

その少女の姿は誰よりも哀れで純粋に見える。

当然、ゲームだと、ヒロインはすべての「テスト」に合格した。

それは神という名の「ゲーム会社」の手によるもの。

「それが間違っていることが判明した場合、貴族の侮辱に対する死刑に繋がる可能性があります」

厳しい⼝調で公爵は警告する。

「それでも問題ありませんか?」

「記憶を完全に回復したわけではありませんが、それでも覚えています」

「やってみます」と決⼼した表情でうなずくイヴォン。

全てがゲームのように進んでいることに、窒息するような気持ちだった。

「デリック」

「はい」

「彼を地下に連れていきなさい。何が起こったのか質問しなければなりません」

デリックはまっすぐイクリスの元へ向かう。

「待っ___」

不思議なことに、私は急いで公爵を⽌めようとした。

「待ってください!」

しかし、イヴォンが私よりも先に反応する。

「私はテストを受けるので、彼を連れていかないでください。イクリスは私を助けてくれた⼈です」

イヴォンは悲しそうな表情で公爵に訴えた。

公爵はしっかりと⾸を横に振る。

「それはあなたの管轄下ではありません。彼は私たち家族の⾒習いです」

「で、でも・・・」

「明確な許可なしに外出することは不可能なはず。彼がどうやって彼女と出会ったのか調べなさい」

「待ってください」

イヴォンが黙ったとき、私は前に出た。

「彼は私の護衛です」

「ペネロペ」

公爵とデリックが私の方を振り返ると突然驚いたように⾒えた。

彼らは私がここにいることに気づいていなかったようだ。

「私はイクリスと話す必要があります」

私は急いでイクリスに向かって歩く。

誰も私を止めようとしない。

彼の隣に⽴っているイヴォンは、訝しげな⽬で私を⾒ていた。

しかし、私は彼女のことを気にせずに、イクリスの服に手を伸ばす。

「あなたは___」

その瞬間。

 



 

<システム>

[イクリスの好感度を確認しますか?]

[1,800万ゴールド/名声400]

すぐに[1,800万ゴールド]を押すが。

<システム>

[資⾦不⾜!]

(残り資⾦:12,000,000ゴールド)

私はなんとか冷静になり、[名声400]を再び選んだ。

<システム>

[名声が⾜りません!]

(名声の合計:360)

もうすぐ100%を得ることが出来ると確信していた。

執事長から魔法処理されたエメラルドの販売が始まったというニュースを受け取ったので、問題ないと思っていた。

それなのに、こんなバカな展開があるのだろうか・・・。

激しい感情が私を襲う。

イクリスの服を握っている手は、物事の秩序を震撼させるほどに震えていた。

「ペネロペ!戻ってきなさい!」

もう⼀度公爵に警告される。

気がつくと、自分を見下ろしている灰色の瞳と目が合った。

イクリスは少し驚いていたのか、彼の目が大きくなる。

「ご主人様」

「どうして?」

馬鹿みたいに聞くしかない。

「みんなの中で、なぜあなたは私を裏切って本当の公女を連れてくる必要があったの?どうして?」

私はその⾔葉だけを繰り返した。

イクリスの瞳の中に映る私の表情は酷く歪んでいる。

彼は無意味に私を⾒下ろし、すぐに⼝を開いた。

「私は敗北した国の奴隷ですが、エカルト家に恵んでいただきました。家族が彼⼥を探していたので、私は背を向けることができませんでした」

「ハ、ハハ・・・」

⾒事な⾏いをしたかのように語ったイクリスの返事に、勇敢な笑い声が上がる。

食道から胃酸が込み上げてくるような思い。

⽬をひっくり返す体験がどんなものかを痛感した。

「あなたが得た恵みは、エカルト家からではなく、私から得たもののはずよ!私がオークションであなたを買ったのだから!」

自分の言葉が愚かだという自覚はある。

しかし、彼はその事実を知っていたはず。

私は叫び声を止めることが出来なかった。

手を上に上げる。

私がイクリスの頬を叩く直前。

「ペネロペ!」

公爵は雷鳴を上げた。

「執事長!彼女を連れていけ!」

「やめて!彼には、まだ⾔いたいことがあるの!」

「ペネロペ・エカルト」

デリックが私の名前を呼ぶ。

「やめるんだ」

「どうして!?」

「あなたはもう⼦供ではありません。あなたが悪を⾏うのを⾒守らなければなりませんか?」

私は彼の⽬にうんざりした。

まるで「本物のお姫様」が現れたかのようにじっと⽴っていたお姫様にもうんざりし、嫉妬深く腐った邪悪な「偽の姫」を⾒ているかのような視線。

それは彼らだけではない。

公爵、レナルド、執事長、そして騒ぎを⾒に来た⼈々。

私は恐怖の表情で彼らを一人ずつ⾒回した。

ダークレッド、オレンジ、ライトピンク。

イクリスの好意度ゲージバーが輝いている。

「お嬢様、部屋に戻りましょう」

重い声で執事長に呼ばれる。

振りかざしていた手が自然と落ちていく。

それはまるで、これからの私を暗示しているかのように。

イヴォンと視線が合う。

彼女の表情は、謝罪と罪悪感で歪んでいた。

 



 

執事長の監視下で部屋に戻ると、私はまっすぐ机に向かい、座った。

知らせを聞いたのかもしれないが、待っていたエミリーが私を注意深く追いかける。

「お、お嬢様」

「出ていって」

「ですが・・・」

おそらく、抜け目のないメイドは私に加担したことを後悔しているだろう。

そして、エミリーも私の個人的なメイドであることをやめて、本当のお姫様の登場に喜んでいることでしょう。

「聞こえない?考えたいことがあるから出ていって!」

「は、はい!外で待機しております。私を必要とする場合は、すぐに連絡してください!」

彼⼥は驚いて答えて、部屋から急いで出た。

やがて部屋の中は荒れ果てて、通り過ぎる蟻の⾳だけが聞こえる。

「は」

ズキズキする頭の痛み。

深いため息をつき、顔を⼿に埋める。

今はまだ朝。

「このまま黙って死ぬわけにはいかないわ」

絶望の心を握りつぶす。

私が知らないいくつかの理由。

イクリスは私を裏切ってイヴォンの元についた。

このままノーマルモードに流されて、悪役の⼥性になり、惨めに死ぬことを望んでいない。

幸いなことに、成⼈式はゲームには登場していなかった。

「まだ5⽇残っている」

つまり、私にはまだ逃げるチャンスがあるということ。

「100%を達成して、愛しているという言葉を言われる必要があるわ・・・」

イヴォンが現れるかどうかにかかわらず、私がすべきことはそれだけ。

待ち始めてからどれくらい経っただろうか?

「お嬢様、ペンネルです」

執事長のノックが聞こえる。

「入って」

執事長は、私の知らせですぐに来てくれた。

「昨夜のオークションで最初に出品したエメラルドネックレスの所有者がいます。収益は白うさぎを介して邸宅に送られました」

「お⾦は預かっている?」

「はい」

「それなら良かったわ」

イクリスの知らせは聞いていないが、とりあえず一安心した。

 



 

イクリス・・・。

彼の理由が本心なのであればガッカリです。

イヴォンを連れてきた理由が、ペネロペを公爵邸から追い出して自分と一緒になろうという理由ならビックリしますけど・・・。

とりあえず混乱しています(笑)

ペネロペは攻略対象を変更するつもりなのでしょうか?

そして、イヴォンの正体もまだ明らかになっていませんね・・・。

悪役のエンディングは死のみ【151話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は151話をまとめま...
【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...
【俺だけレベルアップな件】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「俺だけレベルアップな件」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となっ...
【悪女が恋に落ちた時】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪女が恋に落ちた時」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となってお...
【最強の王様、二度目の人生は何をする?】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「最強の王様、二度目の人生は何をする?」を紹介させていただきます。 [休載]漫...
【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...