悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【153話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は153をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

153話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【152話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は152話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 報われない状況

なんで私が?

頭を殴られたかのような感覚。

結局のところ、私の存在が厄介に思われていることは変わらない。

少しでも期待した自分が馬鹿みたいだ。

「はは」

怒ったように笑うと、レナルドが怯む。

「お前・・・」

しかし、彼は私が馬鹿にしていると勘違いして、表情を硬くした。

頭上の好感度ゲージが激しく点滅する。

−1%?

それとも−2%?

仮に30%急落したとしても気にしない。

どうせ変わらないのだから。

好感度がどれだけ減ったのかを考えながら、さりげなく頭を向けた。

「イヴォン、彼に答えてください」

「え・・・」

「私はあなたを突き飛ばしましたか?」

私の質問に、イヴォンがどう答えるのか純粋に興味がある。

(彼女の性格はイージーモードでしょうか?)

私とレナルドのやり取りを見た上で、彼女が私に突き飛ばされたと言っても驚きはしない。

イヴォンは目に涙を浮かべた。

「お前がそんな風に尋ねたら、彼女は___」

「違います、小公爵様!」

彼女は驚いて⾸を横に振る。

「公女様の言葉は間違っていません!私がドジで転びそうになったので、公女様が私を引っ張ってくれたのです!」

「・・・え?」

レナルドの顔は、信じられないことを聞いたかのように凍りつく。

「じゃあ・・・」

彼はまだ私に捕らえられているイヴォンの腕を、困惑した表情で⾒下ろした。

イヴォンの腕を引き上げて、レナルドに向かって押す。

自然とレナルドはイヴォンを支える体勢に。

「残念ながら、あなたは少しも変わっていないのね、レナルド」

肩をすくめて呟くと、レナルドの⻘い瞳がまるで地震のように揺れ始めた。

「ペ、ペネロペ」

彼が私を呼んだ瞬間、向きを変えて素早く立ち去る。

散歩に乗じて、イクリスがいる可能性のある場所を探索するという作戦が台無しだ。

イヴォンの話を聞いた後だと、尚更会いづらくなった。

すぐに自分の部屋に戻ろうとすると。

「ペネロペ!」

後ろから荒々しい⾳がして、すぐに前の道が塞がれる。

 



 

「何?泣いている妹を慰めていると思っていたわ」

「俺は・・・」

「どいてちょうだい」

無理矢理通ろうとすると、レナルドが決心した表情で口を開く。

「すまなかった」

「・・・」

「俺はお前を誤解していた」

彼が自分の過ちを素直に認めている。

それと同時に、好感度ゲージが彼の頭上で点滅していた。

突然、皇居の宮廷でのデリックが頭に浮かぶ。

簡単に好感度が上昇し、簡単に下降する。

「それで?」

「その・・・、屋敷の中の雰囲気は不確かだから、今彼女が事故にあったら・・・」

謝罪の直後に言い訳をしている自分に気づき、レナルドが口を閉じた。

「言いたいことはそれだけ?」

「え?」

彼の謝罪を聞いて、私は微笑む。

「あなたの謝罪を受け入れるつもりはないわ」

私の言葉を聞いた瞬間、レナルドの表情が真っ青になる。

「・・・今なんて?」

「だから、謝罪を受け入れるつもりはないと言ったの」

一言一言を繰り返す。

言い争いになったとき、常に最初に謝罪してきた愚かなペネロペ。

しばしば⾒過ごされがちだった「偽物の公女」の称号が原因だろう。

「お前は・・・」

私の言葉が予想外だったのか、レナルドはしばらくの間戸惑っていた。

しかし、彼の顔はすぐに⾚くなり、次に⻘くなり、恐ろしい雰囲気が漏れ出す。

「⼈が謝罪した後に、そんな失礼なことを言って気分が良くなるのか?」

「レナルド、あなたは私の謝罪を毎回受け⼊れていないわ。なぜ私があなたの謝罪を素直に受け⼊れる必要があるの?」

「それは・・・」

「謝罪を受け入れたくない時があるかもしれないわ」

説教をするように話し続ける。

「人の心が一貫していると思っているの?私に強要しないでちょうだい」

「・・・以前にされたことの復讐のつもりか?」

「そうかもしれないわね」

静かにうなずく。

「あなたも体験してみるといいわ。自分の言葉を無視されて、自分の存在を認められていないと分かっていながら話すことは、どれほど惨めで犬みたいに思えるかを」

つまり、これからはそういう扱いをすると話しているようなものだ。

「おい・・・」

レナルドは殺意に満ちた表情で私を睨みつけている。

周囲には尖った石はなく、鋭い枝も飛び出していない。

もちろん、怒りに満ちたレナルドが私の首を絞めたら、どうしようも出来ないが。

幸いなことに、彼はまだ動きを見せていないので、最悪の状況になることはなさそう。

ずっと私を⾒つめていたレナルドは、私がまた⽴ち去ろうとしたとき、神経質に頭をかいた。

「はぁ・・・、悪かった。俺が間違えた。ごめんなさい」

イライラしたため息をついて、彼は意外にもまた謝罪する。

「俺たちは⼦供ではありません。やめましょう。これは、庶⺠の間でのエカルト家の評判に影響すると思わないか?」

レナルドはイヴォンがまだ立っている場所をチラッと見て、小さなため息をつく。

「エカルト家の評判?」

おかしな話を聞いたかのように、私は爆笑した。

「本気で言っているの?どうして彼女にメイドがついていないか分かっていないの?」

「ペネロペ、何が言いたい?俺は笑うようなことを言ったか?」

「ええそうよ、レナルド」

笑うのをやめて、レナルドを真っ直ぐ見つめる。

「何?」

「エカルト家の評判ではなくて、彼女からの印象が下がるのが嫌だからじゃないの?」

この男も攻略対象なので、これまでは必死に自分の感情をコントロールしてきたつもりだ。

限界までイライラして怒るときもあったが、それでも一線は越えなかったはず。

しかし、状況は一向に良くならない。

成⼈式の前に現れたヒロインと、現実に帰れないのではないかとの恐怖で、私は半狂乱になっていた。

「あなたのおかげです、レナルド・エカルト」

私の⼝から出てきたのは嫌悪感そのもの。

どれだけ努力しても報われない状況に対しての。

その時だけ、私はレナルドの瞳から怒りが消えたことに気づく。

「とりあえず私に話しかけないでください」

「ペ、ペネロペ」

「本当にごめんなさい、私のことを思ってくれるなら。どうか、お兄様。良い⼀⽇を」

嫌悪感を仄めかしたことがないかのように、私は固い笑顔で彼にできるだけ親切に挨拶した。

そしてすぐにその息苦しい場所から出て、ひどく歪んだ顔でレナルドを置き去りにする。

最後まで揺れる視線が私に釘付けになっていたことに気付きながら。

 



 

部屋に戻るとすぐにベッドに横になる。

結局、私は昼寝から⽬覚め、昼⾷を抜いて、何度も何度も昼寝を繰り返した。

「・・・お嬢様。ペネロペお嬢様」

エミリーが私を注意深く⽬覚めさせる。

⽬を開けると部屋が暗い。

太陽はすでに沈んでいた。

「・・・どうしたの?」

「⼣⾷をとってください。昨⽇以来何も⾷べていません」

エミリーは落ち着きのない声で⾷事を提案する。

「いいえ、ありがとう。⾷欲がありません。もっと眠りたいわ」

提案を拒否して、再び枕に顔を埋めた。

食欲がない訳ではないが、何か⾷べると消化不良になる気がして。

「お嬢様・・・」

エミリーがベッドの端に座り込む。

「何?」

頭を彼⼥に向けて、彼⼥に何が欲しいか尋ねた。

「お嬢様」

エミリーは少し躊躇った後、頭を下げて囁く。

「あの⼥性・・・、彼⼥は結局邸宅にとどまりました」

イヴォンについてのニュースを私に伝えるという彼⼥の⾏動に少し驚いて、⽬を⼤きく開いた。

けれど予想はしていたので、私はすぐに興味を失い、落ち着いて尋ねる。

「彼⼥はすべてのテストに合格しましたか?」

「彼⼥は記憶を失っていたので、全てではないと思います。それで、彼⼥は邸宅にとどまり、しばらく待つことに決めたそうです」

「そう・・・」

「けれど、彼女が偽物であることは明らかです、お嬢様」

「偽物の公女」に「偽物」と言うことが少し面白かった。

「大丈夫よ。別に気にしていないから」

笑顔で答えて、ため息をつく。

「それで?何か他に言いたいことがあるんじゃないの?」

エミリーも⼿放す時が来たようだ。

(彼⼥はメイド⻑の指揮下・・・)

本物の公女が現れた場合、どちらに仕えたいかは明白だろう。

最初の出会いは最悪だったが、エミリーがいることで快適に過ごせてきたことは事実。

私は良い主人ではなかったでしょう。

しかし、彼⼥が私の側を離れていくと思って、私は冷たい態度をとってしまう。

おそらく、それが昨⽇彼⼥を部屋から追い出した理由。

自分のメイドを辞めるのを聞きたくなかったから。

(しかし、仕方のないこと。私はいずれ追い出されるのだから)

エミリーの次の⾔葉を静かに待つ。

「私は・・・、私は彼⼥のすべての動きについてお嬢様に報告します」

「・・・え?」

彼⼥は突然思いがけない⾔葉を発した。

 



 

レナルドも心の中ではイヴォンを本当の妹と感じているのでしょう。

それで無意識に守ってしまったのでは?

ペネロペも今は余裕がありませんし、いつも以上に冷たい態度をとってしまいました。

そんな状況の中、エミリーの言葉をペネロペはどう受け止めるのでしょうか?

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