こんにちは、ちゃむです。
「悪役のエンディングは死のみ」の原作小説を紹介させていただきます。
今回は31話をまとめました。
ちなみに韓国語は殆ど無知です。知り合いに韓国語を勉強していた方がいたので、協力してもらいながら勉強をしています♪
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。 自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。 ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。 死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!?
ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。
イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女はヒロイン。
デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。
レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。
カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。
ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。
イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

31話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- シークレットクエスト
「えっ!?」
ペネロペはびっくりして振り返りました。
いつの間にか、壁には長方形の何かがあります。
彼女はそれに近づきました。
どうやらさっきの音は、この壁の向こうから聞こえてくるようです。
よく見てみると、それは扉でした。
「・・・すごい」
ペネロペは小説や映画でしか見たことが無かった光景に、激しく興奮します。
ゲームでのヴィンターは、落ち込んでいるヒロインの前に姿を現し、かわいい魔法を披露していました。
「あなたが悲しいときはいつでも現れて、あなたの気分を癒します」
彼はそう言っていました。
ノーマルモードの攻略は簡単でしたが、その中で、ヴィンター最も簡単でした。
彼は最初からヒロインに興味を抱いていたのですから。
「だから私も、彼の興味を私に向けないと」
ペネロペは考えるのをやめて、その扉を調べ始めました。
「どうやってこれを開けるの?」
彼女は扉を真剣に⾒つめて、それから扉に⼿を置いてみました。
ちょうどその時、メッセージが現れました。
シークレットクエスト [魔術師の秘密を明かそう!]
あなたは魔術師の秘密の空間を⾒つけました。⼊りますか?
(報酬:不明)
(えっ!?)
それは、ノーマルモードでは表⽰されなかったクエストでした。
「はい」のボタンを睨みつけながら、彼女はその場で少し考えました。
ヴィンターの好感度だけがペネロペにとって重要でした、そして彼女は彼の秘密を知りたいわけではありません。
「・・・けれど、ここがヴィンターの隠し部屋であるなら、彼がそこにいるかもしれない」
彼女はメッセージをもう⼀度注意深く読みました。
報酬があるだけで、「失敗」に対するペナルティはありません。
彼女は決心し、「はい」を押しました。
- 子供たち
壁の後ろは暗くて⼤きな廊下でした。
ペネロペは映画のヒロインのように感じてワクワクしました。
廊下を抜けると、そこは大きな図書館のような場所でした。
「わぁ・・・」
様々な場所に見たことのないものが並ばれています。
「すごいわ・・・」
ペネロペがその場に一歩踏み出そうとした時。
隅っこに子供たちが集まっているのを発見しました。
それぞれの⼦供たちは動物のマスクをつけていました。
ライオン、猫、リス、⼦⽝、豚・・・。
どうやら、子供たちは氷の中に埋まっている何かを取り出そうとしているようです。
(古代の魔術師の遺物!)
そのネックレスは、ヴィンターが古代遺跡で発見した遺物の1つであり、古代の魔術師が使⽤したアーティファクトです。
その効果は、毒物が近くにあると⾊が変わるというものです。
子供たちは氷を溶かそうと魔法を唱えますが、このままでは遺物も一緒に壊れてしまうでしょう。
ペネロペは急いで⼦供たちのところへ駆け寄りました。
「やめて!」
⼦供たちの視線は彼女に向けられました。
「えっ!?おばさんは誰ですか?」
「おばさんってどういう意味!?」
「だって、あなたは高貴の貴族のように⾒えるマスクを着けているから!!」
ペネロペはマスクをしていることに気づきました。
「私は⾼貴な貴族ではありません。私は顧客としてここに来ました」
彼女は落ち着いて説明しました。
「あなたたちは誰ですか?」
「私たちはサンダンジュ卿の⽣徒です」
(*サンダンジュ卿はヴィンターの事です)
「⾺⿅!なんで言うの!」
「ねえ、顧客はここに⼊ることができません!」
「あなたはどうやって⼊ったの?」
前世でも、ペネロペは⼦供が苦⼿でした。
「みんな落ち着いて!一人ずつ話してちょうだい!」


↓紹介している作品5つを僕の好きな作品順にしてみました^_^





