悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【51話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は51をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

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51話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

 

  • 公爵の呼び出し

午後に執事長が再び部屋を訪れて、公爵が呼んでいると言うメッセージを受け取った。

「・・・お父様が?」

「はい」

心当たりは何個かありますが、まだ心の準備が出来ていませんでした。

(レナルドとの言い争い?それとも訓練場での事・・・、それとも、小切手で武器を大量に購入した件かしら?)

おそらくは、2番目の件でしょう。

「そこまで不安にならなくても大丈夫かと」

不安そうな表情をする私に、執事長がそう言います。

「とりあえず行きましょう」

 



 

  • 環境の変化

「お父様、私をお呼びしたと聞きました」

緊張をほぐして部屋に入ると、ソファに座っていた公爵が迎えてくれた。

「ええ、座ってください」

彼は向かいのソファを指差して言います。

ゲームと大きく変化したのは、公爵がペネロペを軽蔑しなくなった事でしょう。

つまり、ひざまずいて物乞いをする必要が無くなったと言うこと。

躊躇うことなく、公爵の向かいに座った。

彼は葉巻を取り出してから、私に尋ねます。

「お茶はどうだ?」

「頂けると嬉しいです・・・」

彼がベルを鳴らした直後、メイドが飲み物を持ってきました。

「もう下がっていい」

お茶を注いでいたメイドは、丁寧にお辞儀をして出て行きました。

いつもと同じように、部屋にはぎこちない沈黙が流れます。

(そう言えば、誰かとお茶をするなんて初めてね)

以前までは、誰も私を平等な人間として扱っていませんでした。

少しだけ環境は良くなりましたが、その一方で苦くもあります。

刺激的な⾹りのペパーミントティーを⼀⼝飲んだ公爵は、少ししてから話し始めた。

「ペネロペ」

「はい、お父様」

「訓練場で騒ぎがあった」

予想通り、公爵が呼んだ理由は訓練場での出来事でした。

「・・・はい、騎⼠たちとの摩擦がありました。申し訳ありません」

頭をそっと下げて、謝罪します。

 



 

  • 事実確認

「全体の話を説明しなさい」

「それはお父様が聞いた内容と同じだと思います」

⾃分の⼈⽣とは関係のないことを説明して、間違えたくありません。

公爵は私の答えに満足出来なかったのでしょう。

「お前が訓練場に出向いて、イクリスに騎士を締め殺させようとしたと聞いている」

彼らは、私を罵倒した事は言っていないのでしょう。

ペネロペは養女ですが、流石に彼らが公爵の前で正直に話せるとは思いません。

「その事実確認で私を呼んでのでしたら、その話は本当です」

公爵の目を真っ直ぐ見つめて、私は誇らしげに言った。

「今回の反省として、狩猟大会には参加しないつもりです」

今回の行動を間違っているとは思っていない。

けれど、本当の目的は別にあります。

(狩猟大会には出来れば参加したくない!)

イクリスの好感度は順調に伸びているので、大会には参加せず、ノーマルモードのイヴォンを真似して彼を攻略する予定です。

昼食会で狩猟大会の話を聞いた時は、あまり深く考えていませんでしたが・・・。

貴族の男性は大会に参加するので、どんなに避けてもイクリス以外の攻略対象に出会う危険があります。

そして、王宮で開催されるということはカリストと出会う可能性が非常に高・・・。

(それだけは絶対に嫌!!)

急激な悪寒が体を襲います。

「でもお父様、私は間違った行動をしたとは思っておりません」

冷たい沈黙が流れ、公爵は低い声で返事をした。

「お前は公爵家の騎士を殺そうとしたのに、自分は間違っていないと?」

「はい」

公爵は浅くため息を吐いた。

「他に何かあったのではないのか?」

(どうして今日は、こんなに執拗に聞いてくるのだろう?)

エカルト家の騎士を殺すという事は、エカルト家の人間を殺す事と同じ意味を持つ。

私は何かしらの罰を受け入れる準備が出来ていた。

 



 

  • 真実

「・・・騎⼠の⾔うことは、私が⾔うことよりも信頼できると思いませんか?」

「ペネロペ・エカルト」

公爵は苦悶するような言葉と、真剣な表情で私のフルネームを呼んだ。

「何故あなたがエカルト家の名においてそのような事をしたのかを聞いているので、ちゃんと自分の言葉で話してください」

「・・・」

「理由もなく気まぐれで起こしたとは思えません」

公爵の言葉は正論です。

以前のペネロペは狂犬でしたが、理由もなく騎士と争うことなんてありませんでした。

「そしてお前が出かける前に、お前の悩みの詳細を執事長から聞いている」

「ええと、それは・・・」

私の動揺を見た公爵は言います。

「何か言いたいことは?」

「すべて私のせいです、お父様。騎⼠たちが私に挨拶する⽅法が気に⼊らなかったのです」

「騎⼠の話を信じれば、お前が連れてきた奴隷に罰を下さなければいけない」

「・・・」

「話さないのか・・・。それならば、私は今回の混乱を引き起こした彼を、見習いの立場から奴隷へと戻して追い出すつもりだ!」

怒り狂う公爵に言葉に、どんどん焦りが生まれてきます。

彼には別の理由がるように見えます。

「その日起きた事を全て事細かく教えてください。そうでなければ、私は奴隷にこの騒ぎの全てを負わせます」

イクリスの為を思うと、話さずにはいられません。

「・・・外出するためにイクリスを護衛として連れて行こうと思いました」

「・・・」

「マークという名前の騎⼠が、訓練中に⽊⼑を折ったことで彼を罰しているのを見ました」

公爵はそれが理由だと直感的に判断する。

「騎士たちの上下関係で厳しい罰を与える事は珍しくない。それを知らない訳ではないだろうに」

「その間、彼はイクリスの主人である私を侮辱しました」

「・・・何だと?」

私の答えを聞いた時、叱るつもりだった公爵は目を大きく開いた。

やっぱり、その事は話していないようです。

「私の護衛は激怒し、それに対してマークは同僚たちと彼を囲み暴行しました」

「・・・」

「だから私はイクリスに、公女の名誉を汚した騎⼠と戦うように命令しました」

正確には、私は彼を殺せと言いましたが。

そのような下品な⾔葉を、公爵に告⽩するほど愚かではありません。

公爵は⻑い間、⼝を閉ざしていた。

「彼は・・・。彼らはお前を侮辱したのか?」

「彼らは私が追い出された場合、イクリスを護ることさえ出来ない偽物だと言いました」

「・・・」

「そして彼は、腐ったリードに繋がれていることに早く気づくように言っていました」

誇張せずに言うと、公爵の表情は歪んでいました。

「・・・どうしてお前は、私とデリックに彼らの事を話さなかった?」

何かに耐えるように、公爵が尋ねます。

私はしばらく考えて、真実を話しました。

「・・・彼に罰するだけの価値がないと思いました」

その答えに、公爵は憤慨した。

「どういう意味だ、なぜ価値がないと言える!?」

 



 

何か事件が起きる度に、ペネロペは呼び出しを受けてますね。

公爵の登場回数はかなり多い気がします。

彼の好感度は表示されませんが、35%くらいかなって思います。

家族で一番親身に接しているのは公爵でしょう。

感情表現が苦手なだけで、ペネロペの事を大切に思っている気持ちが分かります。

毎回怒る公爵ですが、次回ペネロペは彼を説得する事が出来るのでしょうか?

 

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