悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【80話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は80をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 漫画最新話は47話。...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

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80話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【79話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は79話をまとめまし...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 震える理由

なるべく体に触れないようにしていたのに、私の震えがカリストに伝わったようだ。

「何で震えている?」

怒る気力もなかった。

「・・・寒いからと言うだけではありません」

「じゃあ、何故?」

カリストはすぐに聞き返してきた。

「ただ・・・」

「ただ?」

言葉にするのが難しくて、少し黙ってしまう。

「⽬を閉じたとき・・・、以前に何が起こったのかを考え続けてしまって」

「以前に何が起こったのですか?」

カリストは眉をひそめ、「ああ!」と⾔った。

「・・・崖から落ちた時?落ちた時に失神していたと思いました」

「・・・」

「それとも、恐れることなく前に出てクマに襲われそうになった時のこと?」

「は・・・、はい」

体が再び震える。

「クマに襲われそうになった時、⽝のように震えていましたね」

彼はそれ以上、何も言わない。

「あなたみたいな女性が本当に?」と⾔うだろうと思っていたけど。

焚き⽕が上がった居⼼地の良い洞窟で、安らかな眠りが訪れる。

気がつくと、頭の先まで酷かった寒さと震えが段々と薄れていた。

代わりに、ひどい倦怠感が⽣じる。

自分の頭を彼の腕に⽴てかけた。

(彼は私の同意なしに抱きしめたので、少なくとも枕の役割を果たすべきよ)

 



 

  • カリストの過去

瞼がゆっくりと閉じそうになる時。

「・・・子供の頃」

突然、小さな声が聞こえた。

怠惰すぎて頭を回せなかったので、⽬を向けて確認しただけ。

カリストは微妙な表情で私を⾒下ろし、再び⼝を開いた。

「9歳か10歳だったと思います」

「・・・」

「この森で、今⽇お姫様が出会ったのとほぼ同じ⼤きさのクマに出会いました」

「・・・クマに?」

「はい」

なぜ彼はそんな話を突然持ち出したのだろうか?

けれど、私は彼の話を静かに聞いた。

「私が最初に弟に出会ったのは、2番⽬の王⼦の誕⽣⽇が狩猟大会と重なった時でした」

カリストは当時を思い出し、少しぼんやりとした⽬をしている。

その姿は彼に少し⼈間味を感じさせた。

「弟が子供の頃、生まれたばかりの彼に危害が加えられる可能性があると考えて、女王は何年も会わせてくれませんでした」

「・・・」

「すべての貴族が集まって狩猟⼤会に参加しましたが、大会中、第2王子へのプレゼントが次々と並んでいったのです」

「・・・」

「⼿ぶらで大会に参加したのは私だけ」

振り返ってみると、カリストは少しがっかりしているように⾒えた。

「私は唯⼀の弟に素敵なプレゼントを贈りたかったのです」

「・・・」

「それで、⽗の反対にもかかわらず、私は⼸を持って狩猟場に忍び込みました」

「・・・」

「うさぎのような⼩動物を捕まえて、プレゼントとしてあげるつもりだったのですよ」

話をしてくれたカリストを不思議そうに見つめる。

いずれにせよ、私は彼に関する多くの情報が不⾜していた。

将来⽣き残るためには、何かを知っておいた方が良いでしょう。

「獲物を⾒つけましたが、すぐに逃げるので⽮が当たりませんでした。獲物を追いかけていて、無意識のうちに森の深くに⼊っていました」

「・・・」

「そしてクマに遭遇したのです」

 



 

少し驚いた。

それは、今日の私と非常によく似た状況だから。

私の興味に気づいたカリストは、途切れることなく⾔葉を続けた。

「お姫様と違って、⾛っているクマに⽮を放つことすら出来ませんでした」

「・・・」

「とても怖かった。前⾜に当たる直前になんとか逃げ出したのです」

「・・・今よりずっと若い頃に出くわしたのですね?」

クマに出会うことへの恐怖がまだ残っているので、私も震えていた。

その若い年齢で巨⼤な獣に直⾯したであろうカリストの恐れは計り知れません。

カリストは⾸を横に振った。

「年齢は王位継承者には関係ありません。王は常に完璧でなければなりませんから」

「ですが・・・」

「私はクマの攻撃を完全に避けれませんでしたが、致命傷には至りませんでした。私は運が良かったのです」

「そうですか・・・」

「追いかけてくるモンスターを避けて必死に逃げていると・・・、突然向こう側から⽮が飛んできました」

「警備兵が来たのですか?」

「最初はそう思いました」

カリストは突然、表情を歪めた。

「瀕死の私に、⿊い服を着た暗殺者が⼸で私を狙ったのです」

「あ、暗殺者?」

「彼らは10歳の⼦供を殺すために送られた」

彼の穏やかな説明に、呆然とする。

今⽇出会った20⼈の暗殺者が頭に浮かんだ。

ゲームで詳しく説明されていなかったカリストの⼦供時代は、予想よりも悪かった。

「・・・誰が送ったのですか?」

「結局、捜査は煙で終わり、誰が暗殺の責任を負ったのかは明らかではありませんが・・・」

彼は⽚⼿であごを撫でると、突然⾚い⽬が点滅した。

「皇后または他国によって送られたに違いありません。弟は、当時は文字を書くことさえ出来なかったのだから」

「どうして・・・、この話を私に?」

「何か問題が?あなたが第⼆王⼦に加担すつもりがないのは知っています」

カリストの言葉は正しい。

「そうですか?」

「とにかく、私はクマから逃げ出し、私を殺すためにやってきた暗殺者に向かった。しかし突然、彼らが撃った⼸に胸を打たれ、斜⾯に落ちました」

「む、胸ですか?」

「ええ。幸い、⺟の持ち物のおかげで死ぬことはありませんでしたが」

私は反射的に⾒下ろし、カリストの⾸を⾒回す。

⾔うまでもなく、彼の裸しか見えませんが。

「今は使⽤していません。その後は使えなくなったので、別に保管しました」

カリストは嘲笑する。

「まだ私の裸を見たいのですか?」

「いいえ!」

慌てて頭を向け、無駄に咳をした。

「では、次に何が起こったのですか?追いかけているクマはどうなりましたか?」

「意外にも、坂を下ったおかげで、追いかけていたクマが私を通り過ぎて暗殺者に駆け寄りました」

彼はその時の状況を思い出しているのか、笑顔を浮かべている。

「それは⾎なまぐさい戦いでした。クマはとても頭が良かった。彼は武器を持った10⼈の男性と互角に戦っていたのです」

暗殺者が熊の振り回す⾜に流されているのを⾒ている若いカリストの画像が思い浮かぶ。

「・・・では、誰が勝ったのですか?」

カリストは無表情で答えた。

「両⽅とも⼀掃されました」

「両⽅・・・、両⽅?」

「暗殺者は数が多かったが、痕跡を最⼩限に抑えるための近距離武器を持っていなかった」

「・・・」

「クマは彼らを⼀掃して勝ちましたが、⽮の毒が広がり、最終的には死にました」

⼤虐殺の現場を⽣き延びたのは若いカリストだけ。

「私は⽣き残った、そしてあなたは私が次に何をしたと思いますか?」

カリストがいきなり質問をしてきた。

「・・・」

何も答えられない。

彼は何をした?

もし私だったら、必死に逃げていただろう。

「私は死んだクマの⾸を切り落としました」

しかし、カリストの⼝から聞いた若い王子は、思いがけない⾏動をとった。

「そして誇らしげに狩りで優勝したのです」

「・・・」

「式典の後、私が持ってきたクマの頭は、弟の誕⽣⽇プレゼントの⼭に投げ込まれました。まだ冷えていない⾎を⾒るのは圧巻でしたよ」

 



 

今回はカリストの幼い頃の話でした。

当時から、彼は狙われていたのですね・・・。

そう考えると、初対面でペネロペに剣を向けたのも納得できるかもしれません。

幼い頃でもクマの頭を切ることが出来たのですね汗。

ペネロペはこの話を聞いて、どう思ったのでしょうか?

 

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