悪役のエンディングは死のみ

悪役のエンディングは死のみ【96話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。

今回は96をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 漫画最新話は52話。...

 



 

大学の友達に勧められ、乙女ゲーム「公女様のラブラブ・プロジェクト」を始めた主人公。

自分と似た境遇のハードモードのヒロイン、 悪女「ペネロペ」に感情移入し、ゲームに没頭してしまった。

ゲームの途中寝落ちして、起きたら自分がゲームの中の「ペネロペ」になっていた。

死亡エンドを避けるためには…攻略対象からの好感度を上げ、 ゲームをクリアするしか手はない!? 

ペネロペ・エカルト:主人公で悪役令嬢。ゲームではハードモードのヒロイン。公爵家の娘だが、実際には血の繋がりは無い。

イヴォン:ヒロイン。エカルト公爵家の娘だが、18歳になるまでは平民の娘として過ごしていた。ノーマルモードでは彼女がヒロイン。

デリック・エカルト:エカルト公爵家の長男。冷酷な貴公子キャラ。

レナルド・デカルト:エカルト公爵家の次男。気が短く、口が悪い。

カリスト・レグルス:イオカ帝国の皇太子。人の命を軽視する暴君。

ヴィンター・ベルダンディ:侯爵であり魔術師。様々な情報や裏取引を扱う。

イクリス:亡国の貴族出身の奴隷。ペネロペを同情した唯一のキャラ。

【悪役のエンディングは死のみ】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 漫画最新話は52話。...

 




 

96話 ネタバレ

悪役のエンディングは死のみ【95話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「悪役のエンディングは死のみ」を紹介させていただきます。 今回は95話をまとめまし...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

 

  • 看病

カリストの寝室は私の部屋の3倍の広さだった。

彼の性格に反映して、とてもシンプルでベッドとテーブルしかない。

部屋の中は薬の匂いで充満している。

嫌な匂いに眉をひそめながら、ベッドの隣に設置してある椅子に座る。

鮮やかなブロンドの髪が、白い枕の上で乱れている。

【好感度42%】

⽬を閉じて眠っているカリストの姿は、まるで⽣きている彫像のよう。

動かない彼の姿は、ゲームの光景を思わせる。

口を開けば、酷い言葉しか言わないのに、彼の口はずっと閉じたまま。

そんな彼に違和感を覚えるのは私だけなのだろうか?

(改善しているというのは本当みたいだけど・・・)

昨日まで比べて、彼の顔色は良くなっていた。

呼吸も正常のようだし。

カリストが受けた毒に対する解毒剤はなかった。

自然な治癒力と彼の毒への耐性に頼り、神様に祈るしかない。

幸いにも、鎧の上からだったので、傷はそれほど深くはなかったようだ。

「・・・ごめんなさい」

私は今日も小さな声で、カリストに同じ言葉を告げる。

ゆっくりと手を伸ばし、彼の頬に触れる。

「・・・あなたは本当に大丈夫よね?」

攻略キャラが死なない事は分かっているはずなのに、心の片隅でモヤモヤが収まらない。

だから私は毎日ここを訪れて、彼の呼吸をチェックしているのだろう。

彼が倒れた理由が自分にあるという罪悪感のために。

暗殺を避けることは出来なかったかもしれないが、彼は私を救うために刺されたから。

又、体調が悪かったにもかかわらず、彼はマントを貸してくれた。

「あの夜、あなたが私にマントを渡していなければ・・・」

毒の広がりも、少しは遅くなっていたかもしれない。

彼はもっと早く目覚めていたかもしれない・・・。

「・・・今更そんな事を言っても遅いけれど」

首を横に振って、苦悩を振り払う。

「死なないで、殿下」

私のためにも。

三日目の小さな囁き。

 



 

  • 目覚め

もう10分が経過する。

もう⾏く時間だ。

私がベッドから離れようとした瞬間。

突然何かが私の手首を握る。

「え・・・」

驚いて頭を向けると、カリストの目は赤く輝いていた。

「・・・もう我慢できません」

彼の口から小さな笑い声が。

「三日間ずっと訪れて話すのは、『死なないで』だけですか?」

「・・・」

「あなたは祈りの言葉を知らないのですか?」

意識のあるカリストを呆然と見つめる。

顔色が悪いにもかかわらず、私への皮肉を込めて笑っていた。

「殿下、・・・起きていたのですか?」

「私が幽霊に見えるのですか?」

「医者は解毒剤が存在しないから、数⽇は目覚めないと・・・」

私が公爵家に戻るまで、カリストは目覚めないと思っていた。

「残念ですが、まだ気分は良くないです。解毒するために目を開ける力がなかっただけ」

彼が死ぬとは思っていなかったが、それにしても凄い回復力では?

私を見つめるカリストの赤い瞳。

ホッとしたと同時に、理由もなくドキドキする。

「気分はどうですか?」

「あまり良くはありません」

私の質問に、彼はすぐに答える。

「地獄にいるかのように痛いです。骨をナイフで削られているかのような気がします」

そう言って、彼は眉間にシワを寄せる。

「ええと・・・、誰か呼んできますね!」

すぐに向きを変えようとするが。

カリストは手首を離さず、私は元の状態に戻る。

目覚めたばかりとは思えないくらいの力だった。

「いいえ、大丈夫です」

「ですが・・・」

「医者に診せても役には立ちません」

彼はしっかりと首を横に振る。

「今までに受けたことのない毒です。もう少し深ければ天国に行ってたでしょう。残念です」

「・・・」

本気かどうか分からない彼の発言に、私は眉をひそめる。

そんな私の表情を見て、カリストは愉快に笑った。

「座ってください」

彼はベッドの隣の椅⼦に頭を向ける。

「殿下が起きていることを確認したので、私は行こうと思いますが」

患者には休息が必要だろうから、急いで姿を消そう。

「死の淵から生き返った男に、そんな酷いことをするのですか?あなたはとても邪悪な女性ですね」

「目が覚めたばかりですので、休む必要があると思ったからです・・・!」

「問題ありません。いいから座って」

突然手首を引っ張られて、私は座らざるを得なかった。

(何も起きないよね?)

この状況で死ぬことはないはず。

むしろ・・・。

【好感度42%】

今になってようやく、カリストの好感度が40%を超えていることに気づく。

 



 

  • カリストの質問

「・・・洞窟を出てから何⽇経ちましたか?」

カリストは天井を見上げながら、そう尋ねる。

「4⽇が経ちました」

「明⽇で狩りは終わりのようですね」

状況を把握し終えたカリストは、突然、笑顔を浮かべた。

「予想外でしたよ、お姫様。あなたは私を置き去りにすると思っていましたから。もちろん、あなたのおかげで私はまだ⽣きているのですが」

彼の言葉に唖然としする。

誰が私を抱きしめて脅したと思ってるの?

「私は平和主義者です。誰かさんのように、気分次第で⼈を殺すことは考えていません」

「あなたは皇室を冒涜しましたね。いつか地下室にご案内しますよ」

脅迫の言葉を吐かれても、今は怖く感じなかった。

彼を⼀瞬だけ⾒つめて、恐る恐る尋ねた。

「・・・なんで教えてくれなかったのですか?」

「何が?」

「殿下が毒を受けたことです」

「話したところで、何か変わっていましたか?」

「・・・」

カリストの質問に、何も答えられない。

実際、彼の言葉は正しかった。

知っていたとしても、私に出来ることは何もなかっただろう。

「毒はすぐには現れなかったので、私自身も⼾惑いました」

私の表情を見て、カリストはそう答える。

「それに、事前に知っていたとしても、あなたには話していなかったでしょう」

「・・・どうして?」

「皇帝になる人間は完璧でなければいけません」

少しだけ驚いた。

その言葉を聞いたのは2回目。

「そんな不機嫌そうな表情をしないで、何か言ってください」

何を言えばいいか分からずにいると、カリストはうんざりした表情を浮かべる。

「何を言えばいいのでしょうか?」

「もういいですよ。私がここにいる間、何がありましたか?残りの暗殺者は全員見つかりましたか?」

何と答えればいいのだろうか?

彼が倒れた後に起こったことは、嵐のように過ぎ去った。

突然、私は刑務所に⼊れられ、何の⽀援もなく裁判が⾏われたと言えばいいのだろうか?

⽬が覚めたばかりの病人に長話をするのも悪いので、適度に要約して話した。

「裁判が⾏われ、暗殺者は見つかりましたが、陛下がまだ戻っていないので、調査は適切に⾏われていません」

「まぁ、そうでしょうね」

カリストは予想通りしてたかのようにうなずいた。

「それだけですか?お姫様は裁判で⾃分⾃⾝で無罪を主張出来たのですか?」

「はい。何とかして・・・」

(カリストは、法廷で私が非常識な発言をした事を知らない)

皇太子と密会したと話したらどうなる?

「どうしましたか?」

 



 

カリストが無事に目覚めてくれて良かったです!

彼の好感度も42%まで上昇したので順調ですね♪

ペネロペは裁判の件を正直に話すのでしょうか?

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