俺だけレベルアップな件

俺だけレベルアップな件【180話~181話】ネタバレ




こんにちは、ちゃむです。

「俺だけレベルアップな件」の原作小説を紹介させていただきます。

今回は180〜181をまとめました。

 

ちなみに韓国語は殆ど無知です。知り合いに韓国語を勉強していた方がいたので、協力してもらいながら勉強をしています♪

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【俺だけレベルアップな件】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「俺だけレベルアップな件」の原作小説を紹介させていただきます。 ちなみに韓国語は殆...

 



 

十数年前、異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”というものが現れてからハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した。

ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人たちだ。しかし全てのハンターが強者とは限らない。

人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンター「水篠 旬」 母親の病院代を稼ぐため嫌々ながらハンターを続けている。

ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した「旬」は死の直前に特別な能力を授かる。

「旬」にだけ見えるデイリークエストウィンドウ…!?

「旬」ひとりだけが知ってるレベルアップの秘密… 毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒せばレベルアップする…!?

果たして「旬」ひとりのレベルアップはどこまで続くのかーー!! 

【俺だけレベルアップな件】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「俺だけレベルアップな件」の原作小説を紹介させていただきます。 ちなみに韓国語は殆...



 

180話~181話 ネタバレ

賢太は秘書と一緒に父親の病室を去った。

しかし、病室のドアが閉まる直前に賢太の足元の影の一部が離れて再び病室の内側に流れ込むのは誰も見ていない。

ドアが閉まると自動的に病室の灯りが消灯する。

しばらくして病室を医者の往診が終わった後、諸菱明成のベッドの下から影の兵士のアリが出現した。

寝ている会長を発見する。

これは餌ですか?

会長に視線を固定したアリの兵士がよだれを流す刹那、アリが影の中に吸い込まれその場に旬が現れた。

「影の交換」

「隠密」で姿を消していた旬は周囲を調べた。

周辺は光一つなく真っ暗だったが、すでに感覚ステータスがピークに達している旬には真昼のように明るく見えた。

暗闇の中で涼しく光を出す旬の目が監視カメラの有無の確認を終えた。

病室の外はガードが4人。

いきなり目を覚ました会長が大声を上げることが起こらなければ、バレる危険はなかった。

旬が二重三重に注意を傾けた理由は一つ。

「命の神水」と呼ばれるこのアイテムの存在を知られてはいけないと考えたからだ。

以前に諸菱会長は白紙の小切手を差し出した。

彼は徹底的に損益を判断しなければ生き残ることができない起業家の中で頂点に立っている男だ。

彼は「自分の病気を治すことが出来る物」の価値がどのくらいか知っていたのだ。

だから、自分が出来る最善を提示した。

旬は出来るだけ「命の神水」の存在を隠しておきたかった。

いくら弟分の父といっても、よく知らない諸菱会長のために今後起こりうるリスクを冒すほど旬は親しくしていなかった。

旬はインベントリを開き五つある「命の神水」を取り出した。

旬は両親を失うことがどんな気持ちなのかを知っている。

だからこの ボトルを使うことは惜しくなかった。

旬は会長の上体を起こして「命の神水」を流し込んだ。

会長はまるでそれが自分を生かすことができる唯一の命綱であることを知っているかのように飲み干した。

会長を再びベッドに寝かせる。

母の時と同様に、すぐに会長の血色が戻ってきた。

弱っていた心臓の鼓動の音も徐々に強くなり始めた。

あとは会長が目を覚ます前にここを抜け出す跡を残さないこと。

旬は隠密を使用したまま、内側からドアを開けた。

ドアが自動的に作動するとガードマンはあり得ない光景を目撃し驚愕した。

体を起こす会長を発見したガードマンは目を丸くした。

 



 

「ドクター! ドクター」

医師を呼びに走って行った人を除いて、残りのガードが病室内に押し寄せた。

「会長!大丈夫ですか?」

ガードマンを周囲を見回した。

「私はまた倒れたのか?」

周囲の状況に少し困惑する諸菱明成だった。

エレベーターのドアが開かれた。

廊下の端から押し寄せる医師を眺めていた旬はエレベーターに乗る。

そういえば、賢太の誕生日が今月末だ。

ちょっと早いが誕生日のお祝いだな。

父親の快復。

おそらく賢太の最高の誕生日プレゼントになったと思いつつ、旬はエレベーターの1階のボタンを押した。

影交換は1時間54分11秒後に使用が可能。

まだ巨人の影の抽出作業が終わっていなかった。

つまり再度日本に渡って行かなければならない事だ。

問題は残り2時間ほどをどこでどのように過ごそうか?

家は駄目だ。

一週間ぶりに家に帰ってきた息子が数時間足らずでいなくなる場合、母がどんな表情を見せるか、見なくても分かる。

旬はふと良い案が浮上した。

何処か所有者のいないダンジョンでも見つけようか?

隠密を解除した旬が感覚を拡張させる。

近くに四、五個程度のゲートが感じられた。

携帯を取り出した旬が協会アプリでゲート情報を確認した。

二つのゲートが申告されなかった事実を確認した旬の顔に笑みが浮かんだ。

会長の長女が車から降りた。

父が病気で入院している事実を知ったときはショックで何も考えられなかった。

病院の項垂れていた彼女が頭を上げると目の前を誰かが過ぎ去っていった。

何処かで見た顔。

そう考えている間に、その男も視線を意識したのかフードを深く被りすばやく離れた。

男の背中を見てちょっと首をかしげた彼女は再び歩き出した、その男が誰かは今重要なことではなかった。

「お父さん!」

医師たちに囲まれていた父親に抱きつく。

抱きつく娘の背中を撫でて再び自分が死から戻って来たことを実感した。

「私は生きていた。しかし、これは果たして偶然だと言えることができるか?」

既にに50をはるかに超えた年齢にもかかわらず、心臓はまるで20代のように激しく動く。

状態を検査して担当医は結果が書かれた紙を持って首をかしげていた。

「結果が良くないですか?」

明成がそう言うと、担当医は慌てて手を横に振った。

「いいえそんな事はありません、ありませんが・・・」

そう言うと担当医は再び結果を食い入るように見て慎重に語った。

「会長、もしかしたら検査をする前に高血圧の薬を服用しましたか?」

「昨日の夜まではお粥しか食べていません」

「現在の血圧はかなり安定してます。むしろ、とても健康状態です」

会長の目が大きくなった。

「これは何かの冗談か?」

最後の睡眠状態に入って自分は死ぬと思った。

寝て起きてみると、持病だった高血圧がきれいになくなっている?

そんな事がありえるのか?

「そのほかにも会長の身体のすべての機能が完全に戻っています。年齢を考えなければ20代の青年の検査結果といっても信じられる程度です」

担当医は自分の心境を吐露した。

「私の医師生命は30年ですが、このような場合は初めてです!これは・・・これは奇跡という言葉でしか説明できないですね」

「最後の睡眠」状態で目を覚ますだけではなく、眠りに落ちる前よりもはるかに健康な体に変わった。

奇跡という言葉が存在する理由は、この状況を表現するためではなかっただろうか?

 



 

「おめでとうございます会長。 あなたの病気は完全に治療できました。今すぐフルマラソンを走っても問題無い程に」

しかし会長は喜ぶ前に、何を疑問に思ったか尋ねた。

「私がいた病室の近くに監視カメラが設置されていますか?」

「確認したいことがあります。病室の中や入り口に監視カメラが設置されていますか?」

これは偶然で起こることではない。すでに偶然で片付けてしまうレベルを超えていた。

明らかに予測も出来ない能力を持った介入があっただろう。

その誰かには思い当たるところがあった。

あまりにも大きな恩恵をした。

これからも借金を負うつもりはなかった。

だが、命を救われた負債はどうすれば返済できるだろうか?

それでも恩人の名前程度は知っておく必要はあるはずだ。

当然といえば当然のことながら映像には何も写っていなかった。

病室のドアを守っていたガードマンが口を揃えて言う、病室にはアリンコ一匹も入らなかった。

まさか旬に「隠密」スキルがあるとは想像もしていなかった会長の頭の中は混乱した。

「会長、調べてきました。水篠ハンターは日本にいると証言を聞きました」

明成は複数の証拠を確認してもまだ胸の片隅に違和感が残っていた。

それでも今自分はこうして生きている。

「明日からすぐに会社に復帰するから準備をしてくれ」

いつもと変わらない会長に姿に秘書は笑いを堪えて答えた。

 



 

韓国が会長の快復で賑わった時、日本に戻った旬は最終的に29人の巨人の兵士を集める事に成功した。

感激した旬が1号から29号まで巨大な兵士たちを一列に並べて立たせる。

ゲートから飛び出した巨人の数は全部で30匹。

そのうちの1体は、海に逃げ影抽出を行うことがで出来なかった。

それでも、残りの29体を完全に抽出した事に胸が熱く満たされた。

もちろん旬が巨人兵を呼び出した理由は、コレクションを鑑賞するためではない。

旬は巨人を見回して尋ねた。「お前らの中で誰が一番強い?」

アリ軍団のベル、精鋭軍団のイグリット、ハイオーク軍団の牙のように巨人兵士にも統率するか兵が必要だった。

巨人兵士は互いに顔色を伺い動かない。

耐えかねたベルが前に出て大気を裂くような激しい轟音で叫んだ。

巨人が肩を震わせ怯える。

そういえば、巨人兵士たちの中にはベルに殺された巨人もいるだろうし、たとえそうでなくても力の差によって恐れているのだろう。

ベルの手厳しい叱責によって巨人兵士の1人が手を上げる。

ベルは振り返って旬に頭を下げた。

旬は親指を立てて言う。

「良くやった!」

ところがその時、旬もベルも期待していなかったことが起きた。

手を挙げた仲間を見て、別の巨人兵士が手を上げている。

観察していると誰が最も強いか、自分たちも今までよく分からなかったようだった。

意外な状況に旬がにっこり笑い両方を呼び出した。

「22号、6号」

2体の魔力量はほぼ互角、6号と22号がお互いに直面して立つ。

両方の目からは一歩も譲らないという意志が強烈に吹き出てきた。

「スタート!」

旬の合図と同時に2体の巨人兵士がぶつかり合う。

しばらく勝負をしたあげく、紙一重の差で大きなパンチが22号をノックアウトした。

「良し!これから6号が巨人軍団の団長だ!」

勝負を見守った多数の影の兵士たちが歓声を送った。

巨人の隊長も決まったし、これで日本でしなければならないすべての作業が終了した。

旬はステータスウィンドウを呼び出した。

 



 

名前:水篠旬

レベル:122

職業:影の君主

称号:悪魔ハンター(他2)

HP:65,230

MP:115,160

疲労:0

[ステータス]

筋力:292

体力:281

敏捷:305

知能:310

感覚:277

(分配可能能力値ポイント:0)

物理ダメージ減少:65%

パッシブスキル

(不明)Iv.max、根性Iv.1、短剣lv.max

アクティブスキル

迅速lv.max、生きるlv.2、難度Iv.max、短剣殺到lv.max、潜伏lv.2

[職業専用スキル]アクティブスキル

影抽出 Iv.2、影保存Iv.2、君主の領域lv.2、影交換lv.2

【着用したアイテム]

騎士の兜(S)、悪魔の君主のイヤリング(S)、悪魔君主のネックレス(S)、悪魔君主のリング(S)、求道者の衣装の(A)、求道者の手袋(A  )、求道者の靴下(A)、求道者の靴(A)

 



 

日本遠征の成果が一目で分かった。

湯水のように増えた能力値が目立つ。

全てのステータス数値が300に近いし、最も投資した知能は300を超えた。

一日も欠かさなかったデイリークエストの補償と、巨人を狩りしたレベル。

大金をはたいて購入したストアの防具セットの求道者の防具セット。

これまでは、アイテムにしか使用していなかった。

しかし、天使像と巨人の王が言った君主と支配者たちがどれだけ強いか分からなかった。

力が封印されても強かった巨人の君主であの魔力量、他の君主たちは本当に怪物のような力を持っているかもしれない。

旬は影の君主の記憶の中で出会った六翼の天使を思い出した。

彼らと戦うことが出来るようになるには更に強くなければいけない。

俺はまだまだ成長する。

成長で得た力は、自分が守ろうとする全てのものを守る力になる。

少し離れた場所では、自分を拾いに来た日本ハンター協会のヘリコプターが地上に降りていた。

一度、家に帰ろう。

旬は喜んでヘリコプターに身を寄せた。

 



 

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