こんにちは、ちゃむです。
「俺だけレベルアップな件」の原作小説を紹介させていただきます。
今回は193話をまとめました。
ちなみに韓国語は殆ど無知です。知り合いに韓国語を勉強していた方がいたので、協力してもらいながら勉強をしています♪
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

十数年前、異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”というものが現れてからハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した。
ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人たちだ。しかし全てのハンターが強者とは限らない。
人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンター「水篠 旬」 母親の病院代を稼ぐため嫌々ながらハンターを続けている。
ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した「旬」は死の直前に特別な能力を授かる。
「旬」にだけ見えるデイリークエストウィンドウ…!?
「旬」ひとりだけが知ってるレベルアップの秘密… 毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒せばレベルアップする…!?
果たして「旬」ひとりのレベルアップはどこまで続くのかーー!!

193話 ネタバレ
アダム・ホワイトは、トーマス・アンドレの状態を早急に確認した。
幸いなことに、トーマスはまだ⽣きていた。
このニュースが出た場合、世界全体が衝撃に驚くだろう。
「急いで︕」
アダム・ホワイトは、ハンター協会のヒーラーに向かって⾝振りをした。
⼀流のヒーラーがすぐにトーマスに駆け寄った。
多くのヒーラーがトーマス・アンドレを治療する為に参加した。
アダム・ホワイトは⽴ち上がって周囲を調査した。
スカベンジャーのエリートハンターの状態は悲惨だった。
⼀⼈の男対⼀⼈のギルド。
たった1⼈のハンターが、全世界でトップのギルドの1つを完全に破壊した。
アダムは、水篠ハンターの信じられないほどの強さを再認識した。
「・・・あれ?」
見渡すが、水篠ハンターがどこにも⾒えなかった。
アダムの携帯から着信⾳が鳴る。
「エージェントホワイト、私たちは諸菱ハンターの現在の所在を発⾒した」
呼び出しはハンター局からだった。
「こちら側の問題が解決したら、すぐにそこに向かいます」
アダム・ホワイトは通話を終了し、安⼼してため息をついた。
少しの負荷がアダムの⼼から取り除かれた。
トーマス・アンドレの治療を任されたヒーラーが地⾯から立ち上がった。
ヒーラーの魔法は⾁体的な傷を回復させることは出来るが、彼らは精神的なトラウマを軽減することは出来ない。
トーマス・アンドレは今回の戦いで、大きな精神的挫折を経験したと思われる。
国家権力級のハンター、トーマス・アンドレだったから⽣き残ることが出来た。
もしそうなら、水篠ハンターの怒りを⼀⽅的に受けていたはずの右京ハンターはどうなった?
「エージェントホワイト!こっちだ!」
真剣な表情をしたハンター局の⼀⼈が床に横たわっている⼈の前に⽴っていた。
「右京将人・・・」
「この男は呼吸をしていない、彼の心臓はもう動いていません」
ある出版物の編集者は、フリーの記者に会うために外に出た。
電話の内容を聞いて彼は会いに行かざるをえなかった。
記者は周囲を⾒回し、バッグから次々に写真を取り出し始めた。
編集者は震えている⼿で写真をめくり続けた。
トーマス・アンドレが、国際ギルド会議の前⽇にハンターに殴られた倒された。
これは巨⼤なスクープだ。
編集者は明日の新聞のトップ記事の見出しを考え始めた。
このニュースは全世界の注⽬を集めるだろう。
これらの写真の価値はまったく⾒積もることが出来なかった。
記者はすぐに写真をひったくり返した。
「この写真の価格について話しましょう。いくら払ってくれますか?」
記者はしばらく考えた後、5本の指を広げた。
「5万ドル?分かりました、大丈夫です」
「違う」
「500万ドルです。」
明らかに、編集者の顔の表情は固まった。
記者は写真をバッグの中に押し戻し、立ち去ろうとした。
しかし、編集者は彼を急いで⽌めた。
「いいえ、ちょっと待ってください!」
契約は成⽴した。
賢太が現在⼊院している病室。
彼は死の淵から生還した、しかしまだ意識を取り戻していなかった。
医師が診察を⾏った後、病室に忍び込む影の塊から⼈型の形状が⽴ち上がった。
影交換を使い、旬と場所を変わったのはベルだった。
ベルはS級ハンターに匹敵する⼒を持っているので、癒しの魔法も賢太には効果がある。
賢太は体全体が暖かくなるのを感じた、やがて重いまぶたを開いた。
彼が最初に⽬にしたのは、巨⼤な蟻の頭だった。
その巨⼤な蟻の頭は指を⼝に当てて「し〜」と言った。彼に静かにするように。
「・・・ああ、僕はまだ夢を⾒ています」
賢太は⽬を閉じ、顔に刻まれた幸せな表情で眠りについた。
韓国の⾸都ソウル。
旬は捨てられた子供の遊び場にいた。
旬の隣で頭をしっかりと地⾯に押し付けた⿊い騎⼠が尋ねる。
「ああ、私の王。私はこの姿勢でどのくらい留まる必要がありますか︖」
「ベルが賢太の治療を終えたと俺に報告するまで」
「・・・」
旬は自身の手をじっと見つめる。
旬の⼿の甲はボロボロだった。いくつかの痣があり、自身の⾎の痕跡もできていた。
「少し・・・眠いな」
旬は少し疲労が押し寄せるのを感じた。混沌とした⽇がようやく終わりに近づいた。
しばらく静かになっていた黒騎⼠は、突然旬に話しかけた。
「ああ、私の王…」
「ああ・・・どうかしたのか?」
「どうか、私に新しい名前を授けてください、私の王」
旬は視線を新しい影の兵士に移した。
[?? Lv.1]指揮官クラス」
旬はこのジレンマについて少し考えてから、苦笑いを浮かべて話した。
「お前は貪欲のために死んだので、「グリード」と呼ぶのはどうだ?」


↓紹介している作品5つを僕の好きな作品順にしてみました^_^






