こんにちは、ちゃむです。
「俺だけレベルアップな件」の原作小説を紹介させていただきます。
今回は245話をまとめました。

ちなみに韓国語は殆ど無知です。知り合いに韓国語を勉強していた方がいたので、協力してもらいながら勉強をしています♪
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

十数年前、異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”というものが現れてからハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した。
ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人たちだ。しかし全てのハンターが強者とは限らない。
人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンター「水篠 旬」 母親の病院代を稼ぐため嫌々ながらハンターを続けている。
ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した「旬」は死の直前に特別な能力を授かる。
「旬」にだけ見えるデイリークエストウィンドウ…!?
「旬」ひとりだけが知ってるレベルアップの秘密… 毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒せばレベルアップする…!?
果たして「旬」ひとりのレベルアップはどこまで続くのかーー!!

245話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 世界改変
旬は影の兵士たちに別れを告げ、支配者のリーダーと向き合いました。
「準備できました」
「輝かしい光の最も明るい断⽚」は、少し悲しげな表情を浮かべながら聖杯を出しました。
そして断片はもう一度旬に尋ねます。
[本当に・・・、この決定を後悔しませんか?]
旬の選ぶ道は誰も理解してくれない茨の道です。
実際に今回の結果は、これまでのどんな結末よりも最善の道でした。
それでも彼は新たな道を見つけようとしています、誰も死なない未来を。
旬の厳しい決意と⾃信で満たされた表情を見て、支配者も覚悟を決めました。
[あなたの勇気があなたの世界をもう⼀度救うことを祈ります]
支配者は⼼からの祈りを捧げ、再生の杯をひっくり返しました。
⽬がくらむような光のベールがゆっくりと全世界を包み始めます。
やがて、地球全体が純粋な光で溢れかえりました。
- 悪い夢
旬が目を覚ますと、馴染みのあるベッドで彼は寝ていました。
そこは彼の家でした。
「葵?お兄ちゃんを起こしてきて」
母の声が聞こえます。
「分かった!」
旬が夢見ていた光景が目に浮かび、思わず笑みが溢れました。
「お兄ちゃん、起き・・・て」
葵が扉を開ける前に、旬は自分から扉を開けました。
「あれ?いつ起きたの?」
彼の目の前には、モンスターに友達を殺されていない葵が立っていました。
旬は葵の横を通り過ぎて、リビングに向かいます。
母が朝食を作っている光景、そして・・・。
新聞のページをめくる音を聞き、食卓に旬は視線を移します。
「お父さん・・・」
潤一郎は聞き慣れない「お父さん」という言葉を聞き、少し困惑しました。
旬は涙を抑えるのに必死で、驚いた潤一郎は彼に近づきます。
「何かあったのか?」
旬が最後に出会ったのは、彼が灰となった光景でした。
彼はこの瞬間を待ち望んでいました、そして、二度と失わないと決意を固めます。
心配する両親ですが、旬は強引に笑顔を作りました。
「・・・悪い夢を見たんだ」
そうです。
彼の悪夢は終わりました。
悪夢は終わり、家族がいます。
旬はこの光景を護る、最後のチャンスを与えられました。
- 平和な日常
それから⼀週間が過ぎました。
旬は次元の狭間に入るタイミングを掴めず、教室の窓の外をぼんやりと見つめています。
ベルは影から彼に話しかけます。
[ああ、我が王よ・・・]
「ええ、分かっています」
今も地球から遠くない場所で、君主たちは力を蓄えています。
けれど、もう少しだけこの平和な時間を過ごしたいと旬は思っていました。
そして、授業の終わりを告げるチャイムが鳴りました。
中身は25歳の旬ですが、今の彼は14歳の子供です。
旬の周りに男子生徒が集まりました。
以前の世界では、この頃は、RTSのジャンルが中学生の間でブームになっており、旬の反射神経と知覚は子供たちに衝撃を与えました。
彼らは旬をどっちのチームに入ってもらうかで言い争っています。
ゲームに興味がない女子生徒は、冷たい目で彼らを見て教室を去ります。
教室の隅っこには、旬たちを羨ましく思いながら眺めている男の子がいました。
ジャンケンに勝利したチームの男子たちは、旬に早く行こうと言います。
しかし、旬は教室の後ろを指さしました。
「俺は彼とチームを作りたいです」
「え?」
男の⼦たちが頭を向けた⽅向に、⼀⼈の⼦供が静かにバッグに教科書を詰めていました。
自分に視線が集中していることに気づき、彼は困惑します。
「ええと・・・?僕?」
旬は返事をします。
「うん、君です」
悩む少年に、旬は再び問います。
「どうしたの?行きたくない?」
「そ・・・そんな事は・・・」
少年は恥ずかしそうな笑顔を浮かべます。
作戦に成功した旬は鞄を持って声を上げます。
「じゃあ一緒に行こう」
少年も鞄を手に取り、頷きます。
「うん!」
あともう少しだけ・・・。
(あと少しだけ、この平和な日常を楽しもう・・・)
旬の背中には全世界の命が背負われています。
友達と一緒に歩く旬の顔には笑みが浮かびました。
今回は、243話の直後のお話です。
世界を戻した旬は平和な日常を取り戻します。
潤一郎が生き返ってくれて、本当に良かった!!
人々の生活は取り戻しましたが、君主たちは今も力を蓄えています。
旬も破壊の君主には敗北しているので、まだまだ安全とは言えませんね・・・。
それでも、今の彼は強くてニューゲームみたいな感じなので、勝つ可能性は十分にあるでしょう!


↓紹介している作品5つを僕の好きな作品順にしてみました^_^






