俺だけレベルアップな件

俺だけレベルアップな件【266話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「俺だけレベルアップな件」を紹介させていただきます。

今回は266話をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【俺だけレベルアップな件】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「俺だけレベルアップな件」を紹介させていただきます。 [休載]漫画は「第163...

 

 



 

十数年前、異次元と現世界を結ぶ通路”ゲート”というものが現れてからハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した。

ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人たちだ。しかし全てのハンターが強者とは限らない。

人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンター「水篠 旬」 母親の病院代を稼ぐため嫌々ながらハンターを続けている。

ある日、D級ダンジョンに隠された高難易度の二重ダンジョンに遭遇した「旬」は死の直前に特別な能力を授かる。

「旬」にだけ見えるデイリークエストウィンドウ…!?

「旬」ひとりだけが知ってるレベルアップの秘密… 毎日届くクエストをクリアし、モンスターを倒せばレベルアップする…!?

果たして「旬」ひとりのレベルアップはどこまで続くのかーー!! 

【俺だけレベルアップな件】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「俺だけレベルアップな件」を紹介させていただきます。 [休載]漫画は「第163...

 




 

266話 ネタバレ

俺だけレベルアップな件【265話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「俺だけレベルアップな件」を紹介させていただきます。 今回は265話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

 

  • 学校からの相談

「来てくれてありがとうございます、水篠さん」

「こんにちは、校長先生」

雫は幼稚園の校長室で緊張した表情を浮かべていた。

周は5歳になるまで同年代の子供たちと交流がなかった。

そして今日は、息⼦を最寄りの幼稚園に送ることを決めてからちょうど⼀週間。

幼稚園が突然彼⼥に電話をかけ、今⽇は来てほしいと頼んだのだ。

雫は周に何が悪いことが起きたのではないかと気が気でなかった。

校長は顔色が悪い彼女の様子を見て、雫が今何を考えているのか理解する。

だからこそ、相⼿の不安を悪化させないために、思いつく限りの優しい声を出した。

「そんなに心配しないでください、水篠さん。・・・いくつかお聞きしたい事がありまして」

「え、ええ。何でしょうか?」

雫は固い表情で何度もうなずく。

校⻑は慎重にスケッチブックを差し出した。

「・・・これを見ていただけませんか?周くんの描いた絵です」

本の中には、⼩さな⼦供の⼿によって描かれた、かなり可愛く⾒える「アリ」が描かれていた。

しかし、なぜ彼⼥はこれを⾒せられたのだろうか?

雫はこの会話がどこに向かっているのかすぐには理解できず、困惑した表情で返事をした。

「この絵がどうかしたのでしょうか・・・?」

校長が説明するのを少し躊躇う。

「クラスの担任が、⼦供たちに彼らの親しい「友達」を描くように伝えたのです。そして・・・」

「・・・ええと」

雫が再び見た絵には、「アリ」が両⾜で⽴っていた。

その時、彼女はこれが普通のアリの絵ではなく、ベル元帥の絵であることに気づいたのだ。

「担任が周くんに他に友達がいないかと尋ねると、彼は次の友達を描きました」

次のページをめくる。

誰が見ても、明らかに剣を持ち、頭に赤い羽を付けた人型の人物の絵が描かれていた。

「イグリット・・・」

雫は絵の主⼈公をすぐに認識し、⽚⼿でゆっくりと額を覆う。

息子にとっては信頼できる騎士のように見えるが、何も知らない人の目にはどのように見えるだろうか?

それについて考えるだけで頭が痛くなる。

そのページの後は、ベリオンと彼の伸びる魔法の剣、そして⽛の絵があり、魔法のショーを⾏っていた。

必然的に、雫の頭はより強い⽚頭痛を発症し始める。

「・・・」

校長は彼女の無言を間違った方法で解釈し、心配そうな声で話しかけてくる。

「次の絵は、周くんが家族の肖像画として描いたものです」

スケッチブックのページが再びめくられる。

彼⼥を迎えたのは、妻のように⾒える⾃分の絵、旬、そしてその後ろに⽴っている無数の⿊い⼈物。

周は影の兵士たちに囲まれた幼児時代から育ち、今では彼らを家族だと思っていたに違いなかった。

(周の目にはこう見えているのね・・・)

雫は、この絵には息⼦の無邪気で温かい視線が含まれていると思い、涙が出そうになった。

先⽣たちは、これらの絵の背後にある意味を理解できず、かなりのパニックに陥り、周に何らかの問題があったに違いないと結論付けたのだった。

そしてもちろん、幼稚園に来るように雫に頼んだ校⻑⾃⾝も含まれている。

「最後のページには、周くんの「家」の絵が描かれています。そして、私が今⽇あなたを読んだ理由も」

今度はどんな絵なのだろうか?

緊張の面持ちで、水篠雫は最後のページをめくる。

そこには普通の家が立っていた。

問題は、下の地⾯が完全に⿊く塗られていたこと。

スケッチブックの70%以上が、⿊い⾊で占められていたのだ。

「私たちは何年にもわたって多くの⼦供たちの世話をしてきましたが、これまでに、このような描写に遭遇したことはありません」

校⻑は絵の⿊い部分を指さし、落ち着いた声で話し続ける。

「担任が周くんになぜこのように家の下半分を描いたのかと尋ねると、少年はそこに友⼈、家族、そして巨⼤なお父さんが滞在していると答えました」

「・・・巨⼤なお⽗さん?」

それに関しては理解できなかったが、雫はこの絵がどのようにして生まれたかを多かれ少なかれ推測できた。

しかし・・・。

「失礼ですが、なぜ周くんがこういう絵を描いているのかご存知ですか?」

・・・。

雫は⾃分の知っていることを他⼈に明かすことができなかった。

彼⼥は⾸を横に振る。

「・・・そうですか」

校⻑は状況を理解しているかのようにうなずいた。

当初、幼稚園は周が家で虐待されているのではないかと恐れていたが、彼が毎⽇⾒せていた陽気で気さくな⾏動から虐待の証拠を⾒つけることができなかった。

稀ではあるが、このようなことは時々発生する。

幼い⼦供たちは、⽬を通して世界を描くのだから。

「おそらく・・・、周くんは芸術に優れた才能を持っている可能性があります」

校⻑はそう納得し、優しく微笑んだ。

雫は、今⽇の「トラブル」の原因を知った今、悲観的な表情をやめ、ぎこちなく微笑む。

「え、ええ。そうだと嬉しいです」

彼女はようやく少しだけリラックスする事ができた。

しかし、これらの絵だけが今⽇の校⻑の仕事の終わりではない。

悩んだ末に、校長は先程よりも深刻な表情を浮かべた。

「水篠さん、実は・・・。他にお話ししたい事があります」

 



 

  • 昇進

暴⼒犯罪課。

昇進試験の結果が発表された後、興奮した声が響き始める。

「「水篠刑事、昇進おめでとうございます!」」

あちこちから祝福の言葉を貰った後、旬は後輩のイ・セファンを連れ出した。

「水篠刑事、おめでとうございます」

旬は⾔葉のない笑顔を使って返事をする。

「今回、なぜ昇進を受け⼊れたのですか?はいつも断ってきたのに」

「拒否する⾔い訳を使い果たしただけ」

セファンはその答えに⼤声で笑った。

「あなたは本当に素晴らしいです、水篠刑事」

旬の言った内容は冗談ではなかった。

これまでの昇進を拒む言い訳が尽きた以上、旬も審査結果を受け入れるしかなくなったのだ。

セファンと⼀緒に⾞に乗り込もうとすると、電話が⼤きく鳴り始めた。

「え?」

それは雫からの着信だった。

 



 

  • また会う日まで

電話で話した後、旬はいつもより早く帰宅し、周の絵をチェックした後、そっと笑うしかなかった。

「私たちの息⼦が芸術においてこれほど素晴らしい才能を持っているとは思いもしなかった」

その中でも特にベルの絵が⽬を引く。

これほど素晴らしくアリを描くことができる5歳の⼦供は他にいないはず。

旬は幸せそうに絵を⾒ていたが、雫の鋭い眼差しを激しく受けて、すぐに笑顔を消した。

「え、えっと・・・」

夫が素早く態度を変えるのを⾒た後、雫は笑いを抑えることが出来なかった。

「最後のページを見て」

「最後のページ?」

問題のページには、周画伯の最後の作品「私の家」が描かれていた。

「周は、巨大なお父さんがいる場所って言ってるのだけど、あなたはどう思・・・。なんで笑っているの?」

「い、いや。面白い発想だなと思って。本当にそれだけだから」

旬は「永遠の休息の領域」の真ん中に⽴っていた「神の君主」像を思い出し、笑いを抑えきれなかった。

笑い涙が出始めたので、彼はすぐに涙を拭き取り、スケッチブックを閉じる。

雫はため息をつき、校長が話した内容を伝えた。

「他の子供たちが、周を怖がっているらしいの・・・」

「・・・え?」

旬の笑顔が少し消える。

「他の子供たち?」

雫は⼼配そうな表情でうなずき、説明を続けた。

「周が子供たちに近づこうとするたびに、彼らの顔⾊はひどく変化するって。あの子が彼らを虐めたり叫んだりしたことがないときでさえよ」

「・・・」

笑顔が消える。

旬の心配していたことが現実になったから。

「子供たちが・・・」

幼児は⼤⼈よりも⽐類のないほど純粋だ。

論理的推論と研究を通して、⽣まれつきの本能を克服することができた⼤⼈とは異なり、⼦供たちは死への恐怖をはるかに鮮明に感じとる。

他の⼦供たちが周を避けたのは、死の影を感じたからに違いないだろう。

「影の君主の力・・・」

それが旬の力であり、本格的な災害を防ぐ抑止力。

実際にこの⼒は、「神」が生み出したすべてのものを破壊するために、最も忠実な兵⼠の中に隠した恐ろしい武器。

もしもこの力が、周の中で成長し続けるとしたら・・・。

「・・・普通の生活を続けるのは不可能だ」

少なくとも、周が自分の力を完全に⽀配できる年齢に達するまで。

息子の⼒を封印する必要がある。

旬の視線は、居間の壁に掛かっているすべての写真に移った。

一番目立つのは旬と雫の結婚式。

それを取り巻くのは彼らの息子の多くの画像。

そして、それらの写真のほとんどは影の兵士と⼀緒に撮影されていた。

周が明るく笑いながら、ベルの肩に乗って、元アリの王様の2本のアンテナを思いっきり引っ張っている写真。

家庭教師になることを志願したイグリットから逃げるのに忙しい周の写真。

おもちゃの剣を使ってベリオンとの模擬決闘を⾏うのに忙しい周の写真。

他にもたくさんあった。

旬はそれら一枚ずつを静かに収納し始める。

「あなた・・・?」

「周が他の⼈と問題なく暮らせるようになるまで、・・・周の⼒と影の兵士の記憶を⼀時的に封印するよ」

周は学ばなければいけない。

影の兵士とではなく、普通の人々と共存する⽅法を。

それまでは・・・。

最後の写真が収納されたと同時に、ベルは旬の決定を知った後、地⾯から現れる。

[ああ、我が王よ・・・]

⾃分の⼦供のように周を世話して愛した彼の⼼は、旬に完全に伝わっていた。

しかし、君主の決定は断固たるもの。

方針を変える⽅法がないことに気づき、ベルの頭は地⾯に垂れ下がる。

元アリ王の視線が落ちたとき、絵が彼の視界に⼊った。

それは周のスケッチブック。

[これは・・・?]

「周が描いたあなたです」

旬が今まで⾒た中で最⾼のベルの描写が、⽩いページに描かれていた。

ベルの⼤きな⽬に涙が浮かぶ。

[我が王よ・・・。王子に別れを告げてもいいですか?]

黙ってうなずく。

旬の許可を得た後、ベルは慎重に周の部屋に⼊る。

深く眠っている周の柔らかくリズミカルな呼吸は、ベルの⽿にとって最も⽢く、最も⼼地よい⾳楽のようだった。

ベルは、眠っている⼦供を昼寝から起こさないように、ベッドの横で慎重にひざまずく。

[王子・・・。すべての影の兵士を代表して、別れを告げます]

彼の声はまるで夢の中で話されているかのように優しく響き渡った。

眠っている周は、体を声の位置に向けて動かし、そっと呟く。

「アリさん・・・。アリさん・・・」

[私の王子よ、あなたに仕えることは私の名誉です。次回お会いするまで、皆様のご健勝をお祈り申し上げます・・・]

ベルはベッドの端に腰掛けた周の⼿の甲に軽くキスをし、⽴ち上がった。

元アリの王の影に隠れていた兵⼠たちも皆、別れを告げた。

[私の主よ、私がいなくても、あなたが勉強のスケジュールを厳守することを祈ります・・・]

[私の主よ、健康になってください]

[うぁああああ・・・。私たちの主よ]

別れの言葉が終わったので、ベルは後ろを⾒た。

旬は無⾔で息⼦のところへ歩いて⾏き、⽑布を注意深く息子の胸まで引き上げる。

彼は眠っている⼦供の額に⼿のひらを置いた。

周が再び⽬を開けると、彼の並外れた⼒と記憶はすべて失われてしまうでしょう。

「いい夢を、息⼦・・・」

旬は天使のように眠っている息⼦に軽くキスをし、部屋を出て、後ろのドアを静かに閉めた。

その夜、周はアリや騎⼠、オークが⼀緒に楽しく踊るのを夢の中で見ていた。

 



 

予想はしていましたが、影の君主の血を引いた周からは無意識に死のオーラが流れているのですね・・・。

彼と影の兵士の別れは悲しいです。

特にベルは思い入れが強いでしょう。

タイトル通り、また会う日までが待ち遠しいです!

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