こんにちは、ちゃむです。
「最強の王様、二度目の人生は何をする?」を紹介させていただきます。
今回は113話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
私は史上最強の「王」である。
数多の敵を退け、数々の功績を残した歴代最高の覇王だ。
しかし、ある朝目覚めた私は奇妙な違和感を覚える。
手足が短い、視界が極端に低い、見知らぬ男女が私を「アーサー」と呼び、微笑みながら覗き込む。
そう…私は無力な赤子に転生してしまったのだ!
最強の王様がいたいけな赤ちゃんに転生する、痛快冒険ファンタジー‼
- 登場人物
アーサー・レイウィン:主人公。前世では国王だったが老衰で新たな人生を迎える。キシラス・アカデミーに入学する。
シルビー:龍「シルビア」の子供。アーサーのマナ・ビースト。
テシア・エラリス:エルフ。エレノア王国の王女。キシラス・アカデミーの生徒会長。
イライジャ・ナイト:Aクラスのコンジュラー。専門分野は大地。アーサーのルームメイト
リリア・ヘルステア:ヘルステア家の長女。アーサーの指導で学園に入学出来た。生徒会の書記を務めている。
ルーカス・ワイクス:Aクラスのコンジュラー。プライドが高く、口が悪い。
★シックス・ランス(顔が思い出せない方は、コミック82話を参考に)
アレア・トリスキャン:エルフの女性
ヴァレイ・オーラ:女性(リーダー?)
オルフレッド・ワレンド:男性
アヤ・グレフィン:女性
マイカ・アースボーン:女性
バイロン・ワイクス:男性(ルーカスの兄)
- 用語
アドベンチャラー:冒険家の事。
オーグメンター:マナによって、巨大な力と守りと機敏さを備え身体を強化する戦士
コンジュラー:マナを外の世界へ放ち、思いのままに環境に合わせることができる魔術師。
エミッター:重病人を治療できる数少ない魔術師。
マナコアの色:黒→赤→オレンジ→イエロー→シルバー→白の順に優れている。それぞれの色は3段階(濃い、普通、淡い)に分かれて、淡いほど純度が高い。
キシラス・アカデミー:魔術師の学校。
113話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- side ヴィリオン
何が起こった?
テシア周辺の奇妙なオーラは何だ?
この少年は何を?
小さなオーブが飛び出し、孫娘の体に吸い込まれるのは見た。
まるで秘薬のようだったが、何かは分からない。
とにかく、テシアが無事で良かった。
私は全ての情報をアーサーに明らかにして良かったのだろうか?
全てを説明した後、舌に苦い味が残った。
彼がテシアより若いことを、時々忘れてしまいます。
しかし・・・。
少年の潜在的な能力は、将来何処まで成長するのか分からない。
「うーん・・・、何が起こっているの?なぜ私は地⾯で寝ているの?」
孫娘の声が聞こえる。
「あれ、おじいちゃん?ここは・・・、アート!」
私は孫娘を受け入れる準備が出来ていたが、どうしてか、彼女は間違った方向に進んでいきます。
「アート!!!生きていたのね!!」
テシアは少年に飛び込んで、地面に押し倒しました。
その間、私の腕は広がったまま・・・。
- 目覚めたテス
テスの涙声が私の耳に届き、気づけば地面に倒れていた。
「アート!!!生きていたのね!!」
彼女の顔は、既に私の胸に埋もれていた。
「うん」
彼女の髪を優しく撫でながら、「生きてるよ」と告げた。
ヴィリオンおじいちゃんに目を向けると、彼の石化した体が崩れているのが見える。
彼はロボットのように向きを振り返って、私を睨んでいます。
裏切り者。
貴様を殺したいぞ、小僧。
そんな言葉が、おじいちゃんの表情から読み取れる。
私は笑顔を浮かべて、腕の中にいたテスを見ます。
ローブが肩からズレ落ちた時、彼女が裸だった事を思い出します。
「私が覚えている最後は、あなたが私を誰かに引き渡したということでした。その後に起こったことのほんの⼀部しか思い出せません」
彼女はコアラのように、私の腕にしがみついている。
「何が起きたか説明しますが、とりあえず」
彼女を剥がして、ローブをかけ直します。
「服を着ましょう、お姫様」
「何を言って・・・」
その瞬間、テスは恐ろしい悲鳴を上げて、私たちは見えないマナによって吹き飛ばされた。
驚きはしたが、幸いにも怪我はなかった。
テスを見ると、彼女の周りにはブドウの木が現れている。
テスを取り巻くオーラは明るい緑色。
彼女は胎児のように丸くなっています。
「こ、これは・・・。これほどの大きなマナは、彼女にはまだ不可能なはず!」
「テス!落ち着いて!」
「うるさい、うるさい、うるさい!早く出て行って!全裸だと⾔わなかったなんて信じられない!」
半透明の蔓は激しく揺れているので、彼女の感情に反応しているのでしょう。
「テス!おじいちゃんだ!⽬を開けろ!」
今度はヴィリオンが叫ぶ。
「え?」
テスが⽚⽅の⽬から覗くと、ようやく何が起こっているのかを理解しました。
「何が起こっているの?これは何?」
慌てたテスは、私たちに助けを求めました。
「感情をコントロールしてください」
テスは⽬を閉じて瞑想を始め、蔓はゆっくりと消えた。
「おじいちゃん、早く彼女のマナコアを」
「分かってる、小僧」
「待って!アート、こっち見ないで!」
「はぁ・・・、私は既に全部見ましたが・・・」
しばらく待っていると。
「はっはっは・・・。こんな事が・・・」
おじいちゃんの震える声が聞こえる。
「どうしたの、おじいちゃん?彼女のコアはどのステージ?濃いイエロー?それともイエローなんて言わないよね?」
聞くのが怖くなりました。
「シルバーの一歩手前。彼女はほとんどシルバーのステージに入りました」
「は?」
振り返っって彼女をマナコアを見ると、おじいちゃんの言うことは正しかった。
直接感知しても、彼⼥のマナコアの範囲を認識出来ない。
つまり、彼⼥は私よりも⾼いレベルにあった。
テスは少し前まで、淡いオレンジから濃いイエローに突入したばかりです。
彼女はイエローをスキップしたという事でしょうか?
この現実を受け入れのが難しかった。
アカデミーの「才能のある」学生は、卒業する時に淡いオレンジにいる傾向があります。
その段階でも、彼らはどこに行っても優遇されるでしょう。
テスはその常識を破り、最初のシルバーステージに入った。
何て不条理なんだ・・・。
「何を彼⼥にあげたんだ、小僧?」
ヴィリオンおじいちゃんは尋ねました。
「貴様が彼⼥に投げたオーブと関係があるのでしょうか?」
「私はただの種の秘薬だと思っていた・・・」
あの消えたエリクサーショップは⼀体何だったの?
彼の表情に見れば、私が神から盗んだと⾔っても、彼はそれほど驚かなかっただろう。
私は無気力な笑顔を浮かべた。
「何が起こってるの?」
テスはすぐに自分のマナコアを調べました。
「こ、これって・・・。淡いイエロー・・・、既にヒビも入ってる」
彼女は声を震わせながら、そう呟いた。
「テ、テス・・・。あなたは今、淡いイエローのコアメイジです」
ヴィリオンおじいちゃんがそう言うと、テスはその場で気を失った。
「これらすべてを経験した後、彼⼥はきっと疲れ果てているのでしょう。⼀度に三つ以上の段階を突破することは、彼⼥の⼼にも打撃を与えました」
彼は笑顔を浮かべながら、テスを抱き抱えます。
「一度エレノワールに連れて行きます。少し休む必要があるでしょう。テスの両親も心配していますしね。くくく、彼らの反応が楽しみです」
彼が彼⼥を迎えに⾏ったとき、笑い声をあげた。
「⾨をくぐってエレノワールに連れ戻すつもりです。少し休む必要があります。息⼦と義理の娘はまだ⼼配していると思います。くくく、どうしてか楽しみです」
一緒に来るかと誘われますが、私はまだやる事があったので断った。
ヴィリオンおじいちゃんはトレーニングルームを出て行きます。
私はホームレスの老人と、彼のエリクサーショップを思い浮かべます。
彼がくれたオーブが突破できた理由なのだろうか?
それ以外の説明はありません。
「パパ、お腹が空いた!」
「私もです、シルブ。でも、戻る前に、イライジャおじさんを訪ねましょう」
- 親友
「アーサー!」
イライジャは涙を浮かべながら抱きついてきます。
既視感のある光景ですが、あまり感動は出来ません。
「私はまだ⽣きています。あなたは私を簡単に追い払うことは出来ません」
慰めながら、私の親友の頭を撫でる。
「あなたはゴキブリのようですね」
このガキ・・・。
私は彼を引き剥がした。
ちょうど30分前と同じように、彼の涙と鼻水が私のシャツに付着しています。
友達・・・、親友。
イライジャの存在は、私が前世で欲しかった存在。
以前の年齢に関係なく、私が子供として接する事が出来る相手。
「ははは!あなたの嫌な顔をもう⼀度見れて嬉しいよ、親友」
私はニヤリと笑い、彼の肩を軽く叩いた。
テシアのマナコアが、アーサーのマナコアを超えました!
マナステージが全てではないですが、彼女の実力が上昇したのは確実でしょう。
後は、エルダーウッドの暴走がない事を祈ります。
イライジャの存在は、想像以上にアーサーにとって大切な存在なのですね。
彼のような仲間がこれからも増えると良いですね^_^
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