こんにちは、ちゃむです。
「最強の王様、二度目の人生は何をする?」を紹介させていただきます。
今回は91話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

私は史上最強の「王」である。
数多の敵を退け、数々の功績を残した歴代最高の覇王だ。
しかし、ある朝目覚めた私は奇妙な違和感を覚える。
手足が短い、視界が極端に低い、見知らぬ男女が私を「アーサー」と呼び、微笑みながら覗き込む。
そう…私は無力な赤子に転生してしまったのだ!
最強の王様がいたいけな赤ちゃんに転生する、痛快冒険ファンタジー‼
- 登場人物
アーサー・レイウィン:主人公。前世では国王だったが老衰で新たな人生を迎える。キシラス・アカデミーに入学する。
シルビー:龍「シルビア」の子供。アーサーのマナ・ビースト。
テシア・エラリス:エルフ。エレノア王国の王女。キシラス・アカデミーの生徒会長。
イライジャ・ナイト:Aクラスのコンジュラー。専門分野は大地。アーサーのルームメイト
リリア・ヘルステア:ヘルステア家の長女。アーサーの指導で学園に入学出来た。生徒会の書記を務めている。
ルーカス・ワイクス:Aクラスのコンジュラー。プライドが高く、口が悪い。
- 用語
アドベンチャラー:冒険家の事。
オーグメンター:マナによって、巨大な力と守りと機敏さを備え身体を強化する戦士
コンジュラー:マナを外の世界へ放ち、思いのままに環境に合わせることができる魔術師。
エミッター:重病人を治療できる数少ない魔術師。
マナコアの色:黒→赤→オレンジ→イエロー→シルバー→白の順に優れている。それぞれの色は3段階(濃い、普通、淡い)に分かれて、淡いほど純度が高い。
キシラス・アカデミー:魔術師の学校。

91話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- グローリー教授
私はルーカスが同じ授業、それもチーム戦闘の授業を受けることに、怒りを抑える事が出来なかった。
戦闘でチームの結束を学ぶことに焦点を当てた授業に裏切り者がいることに、私は笑そうになります。
ルーカスと目が合うが、彼は私を虫でも見るかのように興味がないようだ。
「いいね!全員集合!」
突然⼤きな声がフィールドに響き渡ります。
上空には巨大な鷹のようなマナビーストに乗る女性がいた。
「ようこそ!私の名前はグローリー教授です。このフレアホークは私の大切なパートナーです」
私は彼女のマナコアのレベルを調べようとしたが、突然頭に鋭い痛みを感じた。
自身の周りに防御壁を構築することは珍しくありません。
殆どの人は隠す必要がないので、防御壁もあまり強固ではない。
グローリー教授の強力な防御壁に、私は驚きを隠せない。
彼⼥のコアステージが何であるか、属性さえも分かりません。
「あなたたちは他の生徒たちと比べて、高水準の才能を持ち合わせているわ」
彼⼥はルーカスを見た後に言いました。
「私の新しい同僚であるアーサー・レイウィン、お会いできて光栄です」
グローリー教授は、遊び⼼のある笑顔を浮かべました。
⽣徒たちは混乱します。
上級⽣の⼀⼈が⼿を挙げた。
「グローリー教授、同僚とはどういう意味ですか?」
「ええ!ほとんどの生徒は彼をまだ知りませんが、この少年は懲戒委員会の役員です。彼は実⽤的なマナ操作授業の新しく任命された教授」
「「え!?」」
「冗談ですよね、教授?」
様々な抗議に私はため息を吐く。
「GRRRR〜」
シルビーは学⽣たちに警告を発してうなり声を上げながら、逆⽴っていました。
「パパはあなた⽅全員を合わせたよりも強いです!」
「苦情を言う前に、学長の決定にもっと信頼を置くべきです。彼は以前にクラスを教えた教授を打ち負かすことによって資格を得たのですから!」
「しかし、グローリー教授!下級⽣の担当教授はそれほど優秀ではありません!ここの上級⽣の何⼈かは彼らのほとんどを打ち負かすことができたに違いありません!」
文句を聞き飽きた私は眠くなりました。
- チーム戦
「ははは!正直なところ、私はあなたが本当にどれだけ強いかをテストしたいと思っています、アーサー!しかし残念ながら、グッドスカイ学長からはその許可をもらえませんでした。ですので!ここの学⽣が私の代わりにあなたをテストします!」
彼⼥はニヤリと笑いながら腰に⼿を置いた。
テスを⾒ると、驚いた顔をしていて、唇が少し誇らしげになっています。
私が彼⼥を⾒ていることに気づき、すぐに⽬を逸らすと、彼女の⽿は少し⾚くなりました。
⼀⽅、クライヴは私が昆⾍から哺乳類に昇進したかのように、ルーカスは侮辱的な笑みを浮かべています。
「みんなが適切な敬意を払うためには、ある程度の実力を⽰す必要がありますよね?」
「はぁ・・・。グローリー教授、何をすれば良いのですか?」
「ちょっとしたゲームを始めます!」
「どんなゲームを・・・チームバトル?戦争?」
私は彼女に催促する。
「教授、同じチームに3⼈の懲戒委員会の役員を置くのはどうですか?」
クレアがそう提案します。
カーティスも賛同した。
「うーん、悪い考えではない!」
「しかし、教授。カーティスとクレアの両⽅はこのアカデミーのトップの学⽣です!彼らと同じチームに両⽅を置くことは公平ではありません」
一人の学生が主張しました。
「確かにそうですね・・・。分かりました!アーサーチームは、アーサーに王の役割を演じさせます。試合は、彼が戦闘から外れると敗北にしましょう」
「教授。⽣徒会会⻑と私を相⼿にしてみませんか?」
クライブが提案する。
「え?」
テスは驚いて頭をクライヴに向けます。
しかし、彼⼥が反対する前に、グローリー教授はテスの⼿を握りしめました。
「ああ!面白くなってきたわ!しかし、3⼈に対して2⼈だけでは不公平でしょう」
「アーサー・レイウィンに影響を与える即時敗北ルールが実施されれば、会長と私で⼗分だと思いますが」
クライブは真剣にそう⾔った。
「⽣徒会チームに参加することを志願します」
ルーカス・ワイクスは杖に寄りかかって静かに⾔いました。
「ワイクス、あなたも天才新入生ですね・・・素晴らしい!あなたの能⼒が実際に動いているのを⾒る良いチャンスです!」
試合の制限時間は30分。
各生徒はギアを装備します。
与えられたダメージの量を測定する機械で、指定された量を超えると音が鳴ります。
音が鳴った生徒は即退場。
以上が今回のルールです。
カーティスが私のところに来て、ギアを⼿に取る前に私の背中を軽く叩きます。
「アーサー、頑張りましょう。当時、あなたが剣を欲しがっていたのを今でも覚えています。あなたがどれだけ強くなったか見せてください!」
クライブとルーカスは私を無視した。
私がギアの装着に苦戦していると、テスが静かに手伝ってくれた。
- 王女のフォロー
「テシア姫がこんな⾵に助けてくれても⼤丈夫なのですか?」
彼⼥に助けてもらいながら、私はにやにや笑った。
「問題ないわ、天才さん。はあ・・・。あなたのことを知らないように振る舞うのは我慢出来ない」
「僕が君の王国を訪れたことは誰にも言わないよ。だから僕を無視する必要はないと思うけど」
「ち、近いわよ」
テスは顔を赤くします。
「二人とも、準備は出来ましたか?」
教授が声を掛けてきます。
「そうでした!アーサー。カーティスのビーストのように戦闘中にあなたを助けることが出来ないなら、あなたのビーストを安全な場所に置いておくことをお勧めします」
彼⼥は展望台を指差した。
「キュ!」
シルビーは抗議するが、大人しく従ってくれた。
私はカーティスとクレアの元に向かった。
「アーサー。クレアと私はあなたの戦闘スタイルについて何も知らないので、私たちはあなたのペースに合わせます」
私は⾎が沸騰してニヤリと笑わずにはいられなかった。
試合中にルーカスを痛い目に合わせるチャンスだから。
グローリー教授の⼒強い声が戦場に響き渡り、私たちに始めるよう合図しました。
「試合を始めましょう!」
予想していましたが、アーサーに対する批判は凄まじいですね。
確かに、入学初日の新入生がいきなり教授になったら、誰でも驚くと思います。
けれど、そのお陰でルーカスをボコボコに出来るチャンスが来ました!
もしかしたら予想外で、テスと戦う可能性も?





