継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【187話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は187をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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187話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 森の奥から

その時、どこからか馬蹄の音が聞こえてきた。

幸い、その音にブランシュの視線が分散する。

彼女が音のする方向を眺めた。

森の奥から聞こえてくる音が少しずつ大きくなっていく。

馬に乗った人が長い髪を解くと、黒い波のような髪が風になびいた。

レイブンだった。

「おや、お姫様じゃないですか?王妃様もいらっしゃったのですね」

彼はこの前、私が選んだ黒い生地で作ったジャケットを着ている。

私たちを見て少なからず嬉しそうな様子だった。

仕事以外で会わないようにしていたのに、まさかこんな場所で会うなんて。

顔を背けることもできず、私は微笑んだ。

「レイブン卿、お久しぶりですね。どこかに行くのですか?」

「しばらく乗馬をしているところです。こんな風にお会いできるなんて嬉しいですね」

レイブンが現れると、ブランシュは非常に警戒するリスのような顔をしていた。

その表情を見てもレイブンは気兼ねなく話しかけてくる。

「失礼でなければ水を一杯いただけますか?」

せいぜい水一杯を断る名分もない。

私はうなずいた。

「はい、お座りください」

そう言うと、レイブンが馬から飛び降りる。

その身のこなしは、かなり優雅だった。

使用人たちがすぐに椅子と食器を持ってくる。

レイブンは元々ピクニックに一緒に来た人のように自然に合流した。

 



 

レイブンはかなり喉が渇いていたようで、水をとても甘そうに飲んだ。

あっという間にコップいっぱいに入っていた水が消えた。

「乗馬を楽しんでいるようですね?」

「ええ。たまにもどかしい時に馬に乗って走るとスッキリするので」

彼はそよ風のような笑みを浮かべる。

それから私に視線を与えてクスクス笑った。

一体どうして笑うの?

レイブンは私に耳の部分を指差す。

「耳に綺麗なものを差していらっしゃるので」

思わず耳元を辿ると、さっきブランシュが挿してくれた四葉のクローバに触れる。

「お似合いです」

「・・・ありがとうございます」

うぅ、なんだか恥ずかしい。

髪を触っていると、レイブンがブランシュに話しかけた。

「お姫様が差し上げたのですか?」

「はい」

「四葉のクローバーは見つけにくいと聞きましたが、本当にすごいですね」

「ありがとうございます」

ブランシュは澄ましたように答える。

レイブンはそれなりにブランシュと親しくなろうと努力しているようだが無駄のようね・・・。

ぐーぐー。

誰?

誰がぐーぐーと音を立てたの?

空気が読めないわね!

まったく気が利かないわ、私の体!

ああっ、恥ずかしい!

こんな中で、ぐーぐー音を立てるなんて!

 



 

レイブンとブランシュが同時に私を見る。

私は何事もなかったかのように落ち着いて話した。

「水だけでなくデザートも食べましょう、レイブン卿」

「そうしましょうか。殿下も召し上がったらどうですか?」

「私はお腹が空いていませんので」

すると、またぐーぐーと音がした。

ああ!

私の体、状況把握をしてちょうだい!

レイブンは笑いを堪えている様子だ。

むしろ堂々と笑いなさい。

私は訳もなく腹が立って言った。

「最近、食事の調整をしているところですので。私のことは気にしないでください」

「食事の調整ですか?」

彼の声には怪しさが滲んでいる。

レイブンはチラリと私を見て口を開いた。

「十分スリムだと思うのですが?」

幸い、人から見てもまだスリムな方に属しているようだ。

けれど、ただ安堵するわけにはいかない。

十分スリムなら、どこからはスリムではないのだろうか。

ここで一キロ増やせば、そこからはスリムではないのかもしれない。

やはり食事調整をしなければならないようだ。

飢えた体にサラダを入れる途中、レイブンが尋ねてきた。

「ところで、兄弟の方が訪問しましたよね。遠いところから来られましたが、何かあったのですか?」

まるで安否を尋ねるような軽い口調だ。

私は以前セーブルが言った話を思い出す。

『ですが、彼は決して宮を離れません』

今投げかけるこの質問も単純な疑問なのか、それともどんな意図があるのか分からない。

私は適当に答えることに。

「そうですね。長く離れているので、会いたいと思うこともあったのでしょう」

「そうでしたか」

レイブンはそれ以上何も聞かなかった。

この人、本当に本音が読みにくい。

彼は新しい水をもう一度飲んだ後、席を立った。

「王妃様、おかげさまで喉を潤すことができました。これで失礼します」

「あ、はい」

「さようなら」

レイブンは王宮ではなく森の中へ馬を走らせていった。

立ち去るレイブンを眺めていたブランシュが尋ねる。

「お母様、馬に乗るのは楽しいのでしょうか?」

「多分そうではないでしょうか。ブランシュも興味ありますか?」

「はい!後で一度乗ってみたいです」

 



 

レイブンが現れたのは偶然なのでしょうか?

ケインのことを尋ねたのも気になりますね。

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