こんにちは、ちゃむです。
「監禁王子のメイドとして生き残る方法」を紹介させていただきます。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
54話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 嘘偽りなき温もり
ふと横を見ると、メルシーが真剣な面持ちで何かの書面に目を走らせていた。
「メルシー?」
「――問題が起きました」
声をかけると、彼女は硬い声で応じた。
「え?」
「……こちら側の魔法使いたちに、魔力封印具が取り付けられたようです」
「解除できないの?」
「封印具は、同じ系統の魔法使いの力でしか解除できません。戦力的にもこちらが押されているので、誰かが解除に向かわないといけないのですが……」
メルシーは周囲の様子を見回しながら、指先でこめかみを軽く押さえた。その表情には焦燥がにじんでいる。
「私は今も魔法を維持しているので、この場を離れられないのです」
「今も?」
「はい。私の魔法は幻術ですから。今も皆さんの夢を操り、眠らせ続けています」
……ただ眠らせただけじゃなかったんだ。
私は改めて、一人でこれほど大勢をコントロールしているメルシーの桁外れな魔力に舌を巻いた。
「こんなに大勢を一人で……そんなことができるなんて、すごいわ」
「いえいえ、これは私なんかとは比べものになりませんよ」
私に褒められて、メルシーは一瞬だけ嬉しそうにふにゃりと笑ったが、すぐにまた表情を引き締めた。
「やっぱり、殿下をお呼びするしかありませんね」
「……今呼ぶのは、申し訳ないわ」
アルバートは今日、ローストラトゥを討つ。
反乱の時期が早まったとはいえ、その計画は変わらない。今日は彼が王宮を制圧し、新たなる王として立つ日なのだから。そのためには、宿敵であるローストラトゥが生きていてはいけない。
呼べば、彼はきっとすべてを投げ打ってすぐに駆けつけてくれるだろう。けれど、彼からローストラトゥへの憎しみを晴らす時間を奪ってしまうことだけは、どうしても避けたかった。
私は、かつて塔の中でリアムの報告を聞いていたアルバートの姿を思い出した。部下たちが次々と命を落としていく凄惨な報告を聞きながらも、怒りを必死に押し殺していた彼の横顔を。
私はそっとメルシーの手を握った。メルシーは何事かと思い、不思議そうに首をかしげる。私は自分を指さした。
「私が行って封印を解くのはどうかしら? 私も魔法使いでしょう?」
「……え?」
「メルシーはここに残って。それに、王子様には最後の復讐を思う存分果たしてもらわないと。だから私が行って封印具を解除するわ。同じ系統の魔法使いしか解除できないなら、私にだってできるはずよ」
私の言葉に、メルシーは目をぱちぱちと瞬かせた。けれど、突っぱねるように否定はしなかった。急に表情を曇らせたわけでもない。それは決して悪くない反応だった。
私は慎重に言葉を重ねた。
「メルシーが私を転移魔法で送ってくれればいいの。私がやることは封印を解く魔法を使うだけだから、ちょうどいい場所へ転移させてくれれば大丈夫。それとも、そこは本当に危険な場所なの?」
「……いいえ。今は一時的に地下通路へ身を隠しているはずですが……」
メルシーの眉が、今度こそ不安げに下がった。
「やはり危険です。お姉さんが怪我でもしたら、私は殿下に顔向けできません」
「そこにはシュバートとリアムもいるんでしょう? 二人を信じればいいじゃない。それに、考えてみて、メルシー」
私は真っ直ぐに彼女の目を見つめた。
「殿下の一生をかけた復讐を、ここで終わらせるわけにはいかないわ。殿下がこれまで、どれほど苦しんできたか……」
静かに訴えかけると、メルシーの瞳が揺らぎ始めるのが分かった。ここで畳みかけるように、私は最後の言葉を投げかける。
「殿下の復讐を、ここで終わらせるつもりなの?」
その一言は、メルシーにとって決定打となったようだった。彼女は悲壮なほどの覚悟を決めた表情で、私の手を強く握り返した。
「――お願いします、お姉さん」
「ええ、任せて」
「……でも、どんな魔法陣を使えばいいか、ご存じなのですか?」
これは最後の試練だ。ここでまともに答えられなければ、メルシーは私を送り出してくれない。
私は今まで読んだ本の内容を、脳裏で必死にひっくり返した。封印を解く――「解く」という意味の言葉、魔法。
「アンロック(unlock)……よね?」
「……その通りです」
メルシーは少し驚いたように頷いた。
「魔法用語をよく覚えていらっしゃいますね。では、魔法陣は一度一緒に描きながらお見せします。杖が覚えてしまえば、後から描くのはずっと簡単になりますから。ガイドのように補助してくれるんです」
「魔法陣を描かずに、頭の中でイメージするだけで魔法を使えるようになるのって、いつ頃なのかしら?」
私はまだ初心者だから仕方ないとしても、いつかそんな風になれるのか気になって尋ねてみた。
「人それぞれですね。でも少なくとも、魔法陣がしっかり頭に刻み込まれていないとできません」
彼女は、自分なら今でも魔法陣を描かずに魔法を使うことはできると言った。ただし、その場合は魔法の威力がかなり弱くなる、とも。
「魔法陣も描かず、杖も使わずに魔法を行使するのは、最も難しい段階です。殿下が有名なのには、ちゃんと理由があるんですよ」
アルバートを誇らしげに褒める彼女の言葉を聞いて、私は自分が彼の強さや背負っているものについて、まだほとんど何も知らないのだと改めて思い知らされた。
「まずは、防御魔法を一つかけますね」
メルシーは自身の杖を軽く振った。
「ハイド」
彼女の杖が空中に素早い軌跡を描く。以前、一緒に森を歩いた時にも使っていた魔法だ。
直後、私の体の周りに薄い膜がまとわりつくような、独特の感覚が走った。ハイドの魔法が正しく発動した証拠だ。
「これで、リアム公爵様とシュバート、それから味方の魔法使いたちにしか、お姉さんの姿は見えなくなります」
「つまり、選択的な透明マントね」
「マントではありませんけど……そんな感じです」
私の例えに、メルシーは不思議そうに首をかしげた。
「透明マントとは、面白い発想ですね。魔法使いたちは使いませんけど、後世で開発されたものなのですか?」
「もし戦いで使えれば便利だと思って……」
「さすがはお姉さん、そんな細かい応用まで考えているなんて」
幼い頃から天才と呼ばれてきた彼女に感心されるのは、なんだか面痒い。
「メルシーの魔法のほうが、よほどすごいわよ。幻覚魔法で、これだけ大勢を相手にしているんだから」
「これは私の固有魔法なんです。固有魔法は、誰もが一つずつ持って生まれるものなんですよ。お姉さんも、そのうち発現するはずです」
「……固有魔法、か」
「本人の願いや本質と深く結びついている、とも言われています。お姉さんにはどんな魔法が宿るのか、今から楽しみですね」
メルシーの説明に、私は少し胸が突かれるような思いがした。
願いと結びついているというなら、メルシーも同じはずだ。彼女は一体、どんな過酷な願いを抱いていたからこそ、これほど強力で哀しい幻覚魔法を操るようになったのだろう。
私の知らない、メルシーの暗い過去がきっとある。
いつか、その真実を知る日が来るのだろうか。いつか、彼女ともっと心を通わせられる日が――。
人には、初めて会った時に感じる独特の空気感がある。私は、メルシーの持つ雰囲気が好きだった。年齢に似合わないほど強い意志を宿した瞳も、屈託なく笑う笑顔も。
「それでは、瞬間移動しますね」
私の頭の上には、白い鳥の姿をしたハヤンがちょこんと止まっている。私は杖をしっかりと握りしめた。
「殿下がこのことを知ったら、私、半殺しにされるかもしれません……。その時は、お姉さんが絶対に助けてくださいね。私も、殿下の復讐が完璧に成功してほしいと思っていますから」
「もちろんどんとお任せあれ、よ」
メルシーの心配そうな顔に、私は力強く頷いてみせた。
メルシーは一度小さく息を吐き出すと、凛とした動作で杖を振るった。
次の瞬間、世界がぐにゃりと歪み、景色が一変した。
――ぽたっ、ぽたっ。
冷たいコンクリートの隙間から、水滴が落ちる音が不気味に響いていた。
二人並んで歩けばいっぱいになってしまうほど狭い通路は、じっとりと暗く、幽霊でも出そうな雰囲気に包まれている。壁に等間隔で掛けられた松明の明かりだけが、辛うじて周囲を赤く照らしていた。
行く手に、並んで立っているリアムとシュバートの姿が見えた。二人は空間が歪んで突如現れた私を見て、どうしてこんなことになったのか分からないというように目を丸くしている。
リアムは重厚な鎧を身にまとっていた。彼の武装した姿を見るのは初めてで、どこか新鮮だ。一方、シュバートの鎧はリアムのものよりずっと軽装で、その分、機動力が高そうに見えた。
「お久しぶりです、公爵様。それから、騎士様」
私は軽く頭を下げ、こんな状況だからこそ明るく挨拶をした。礼儀は大事だ。
信じられないという表情で私を見つめていたシュバートは、額の汗を乱暴に手でぬぐいながら尋ねてきた。
「……どうやってここまで来たんだ? それに、頭の上にいるのは……ドラゴンじゃないのか?」
「はい。ハヤンです。それから、ここにはメルシー様の代わりに、封印を解きに来ました。私は彼女の陣営の魔法使いですから」
「……ああ、そうだったな。契約したと言っていたか」
シュバートは恐る恐るハヤンを見上げた。ハヤンは空気を読んだのか、体を少しもじもじと動かし、彼に挨拶するような仕草を見せる。
だが、シュバートは思わず身をすくめ、一歩後ろへ下がってしまった。
……そういえば、爬虫類が苦手だって言っていたっけ。シュバートの拒絶を察したのか、ハヤンが少ししょんぼりと元気をなくしたのが伝わってきて、胸が痛む。
「はい。魔法使いとして、王子様の反乱を誠心誠意お手伝いするために参りました」
リアムは値踏みするような鋭い眼差しで私をじっと見つめ、それから低い声で尋ねた。
「今の俺たちに必要なのは、見習い魔法使いじゃない。メルシーはなぜ自分で来なかった?」
「まだ王子様がローストラトゥとの戦いから戻っていらっしゃらないのです。一生を懸けた復讐の最中ですから、邪魔はできません。それに、見習いであっても任された任務はきちんとやり遂げます」
私はリアムに事情を説明しながら、その冷淡な態度に少しだけ反発を覚えた。最初の魔法だって完璧に成功させたし、メルシーだって「この程度なら私でもできる」と判断したからこそ、私をここに送り出したのだ。
極限状態になれば、人間の記憶力は驚くほど冴え渡る。私は自分に与えられた唯一の任務――封印を解くための「アンロック」の魔法陣を、完璧に脳裏に記憶していた。
私の言葉に確固たる意志を感じたのだろうか。リアムの鋭い眼差しが、わずかに和らいだ。
「……殿下のことを思っての行動だったんだな」
「王子様はこれまで、十分に苦労されてきましたから」
私の言葉に、今度はシュバートが感心したように声を上げた。
「……侍女のくせに、考え方はまともなんだな」
彼は素直に私を褒めたつもりなのだろう。悪気のない、本心からの称賛だということは分かった。
でも、私はあまり嬉しくなかった。
――侍女は、まともな考えを持っていてはいけないの?
ここが身分制度の厳しい異世界なのだと、改めて冷や水を浴びせられたような気分だった。
けれど、相手を言い負かせるほど怒っているわけでもない。ここは大人の対応で引き下がっておこう。アルバートだって理不尽を我慢してきたのだ、シュバート一人くらい受け流せる。私は口元を緩め、へへっと愛想笑いを浮かべた。
「ありがとうございます。それでは、早速作業を始めますね。ところで、封印を解くべき魔法使いの方々はどちらにいらっしゃるんですか?」
私が背伸びをして、二人が塞いでいる通路の奥をのぞき込みながら尋ねると、リアムは不自然に黙り込んだ。
……どうしたんだろう。
「……ここにはいない」
「え?」
「メルシーに情報を送った直後、敵の追撃を断つために通路を崩したんだ。俺たちは何とか逃げ切れたが……機動力の低い魔法使いたちには無理だった」
突然の知らせに頭が真っ白になりかけたが、すぐに事情は理解できた。魔法使いはあくまで魔法を扱う者であって、リアムたちのような前線で戦う戦闘の専門家ではない。シュバートのように俊敏に体術で動けるわけではないのだ。
魔法使いたちを通じてメルシーへ情報を送っていたからこそ、彼らと分断された後、メルシーに最新の状況を報告できなかったというわけだ。
ここでメルシーを呼び出して相談できればよかったのだが、残念ながら私には、離れた相手と手紙のようにやり取りできる通信魔法の知識はない。
私が自分で状況を見極め、動くしかないのだ。
私は思考を切り替え、次の問題へと話題を移した。
「魔法使いたちは、すぐに殺されてしまうのでしょうか?」
「いや、連中は魔法使いたちの力を利用するつもりだろう。二人とも強力な魔力を持つ魔法使いだからな」
「つまり、一刻も早く助け出さないといけないということですね」
私はその場に立ち止まり、どうやって潜入すべきか考え込んだ。
その時、シュバートがどこか遠慮がちな表情で、おずおずと手を挙げた。どうやら、私に何か言いたいことがあるようだ。
「もしかして、何か良い案でもあるんですか?」
私が期待を込めて勢いよく尋ねると、シュバートは気まずそうに首を横に振り、小さく呟いた。
「いや、そういえば逃げる途中で通路を崩したって言っただろ? 今ごろ、その音を嗅ぎつけた騎士団の連中が、俺たちの後ろから追いかけてきてるはずだ」
……え、今なんて?
その言葉の意味を理解した瞬間、背筋にゾクリと冷たいものが走った。
「つまり今、リアルタイムで追跡されてるってことですか……!?」
「そういうことだ。さあ、急ぐぞ」
シュバートは軽い調子で再び歩き始めた。
いや、それを今さら言うの!?
私は慌てて二人の後を追いかけた。話は歩きながら、いや、走りながらするしかなさそうだ。
地下通路は、まるで蟻の巣のように入り組んだ迷路だった。分かれ道が無数にあるうえに、どの通路も同じような石壁と松明で構成されていて、一度通った場所なのかどうかさえ判別がつかない。騎士団も後からこの地下へ入ってきたようだが、これほど複雑な迷路では、私たちをすぐに見つけるのは容易ではないはずだ。
「私たちはどこへ向かうんですか?」
「宮殿の庭園だ」
リアムは手にした古い地図を確認しながら、乱れのない足取りで歩みを進めた。
「庭園の中央にある噴水へと続く、もう一つの隠し通路がある。その先は地下牢へとつながっている。俺たちはそこから潜入する」
歩く速度の速い二人に私がついていけているのは、魔法のおかげだった。本で必死に覚えた簡単な魔法の中に、一時的に移動速度を向上させる補助魔法があったからだ。それがなければ、とても追いつけないほど二人の歩幅は広い。
狭い通路であるにもかかわらず、後ろに従う兵士たちは皆、乱れることなくリアムとシュバートの背中を追っていた。その鋭い眼差しと張り詰めた空気は、先ほどまで塔の前にいた兵士たちとは明らかに一線を画している。
私も周囲を照らす明かりの魔法くらいは使えたが、今は魔力を温存することにした。いつ騎士たちに見つかって不意の戦闘になるか分からない。その時のために、一滴でも多くの力を残しておかなければならない。
不思議と「うまくいかないかもしれない」という不安は湧いてこなかった。リアムもシュバートも終始落ち着いていて、一歩一歩に無駄がないからだ。彼らとなら、きっとやり遂げられる。
……ただ、その一方で、胸の奥がちくりと痛んだ。
それは私の感情ではなく、腕の中に伝わってくるハヤンの感情だった。
私は走りながら、頭の上にいたハヤンをそっと腕の中へ抱き降ろした。
「ハヤン、どうしたの?」
「僕、何か悪いことした……? どうしてシュバートは挨拶してくれないの……」
消え入りそうなその真剣な声を聞いて、私はかつて城の庭で、シュバートと楽しそうにじゃれ合って遊んでいたハヤンの姿を思い出した。
私は歩調を少し速めて、前を走るシュバートの真横に並んだ。
「騎士様。申し訳ありませんが……少しだけハヤンを抱っこしていただけますか?」
「いや、俺は爬虫類は苦手なんだって――うわああっ!?」
私が有無を言わさずハヤンをシュバートの腕の中へ押し付けると、彼は情けない悲鳴を上げた。それでも、ハヤンを地面に振り落とすような真似は決してしなかった。
「シュバート様には、ハヤンがドラゴン(本物の姿)には見えていないことは分かっています。でも、急に態度が変わってしまって、ハヤンはとても戸惑って悲しんでいるんです。ハヤン自身は、あの時から何も変わっていないじゃないですか」
あれほど仲が良かった二人が、正体を知ったからといってこのまま疎遠になってしまうのは悲しすぎる。私の次に、ハヤンが心を開いた相手なのだから。
これもまた、ハヤンに「この世界には温かいものがあり、生きる価値があるんだ」と少しずつ感じてもらうための、大切な過程のはずだ。
「ハヤンの気持ちも考えてあげてください。一緒に遊んでいた時は、楽しかったでしょう?」
人は見た目だけで判断してはいけない。もし今シュバートの腕の中にいるハヤンが、本当に見た目どおりのただの爬虫類だったなら、私はこんな風に無理やり仲直りさせようとはしなかった。
けれど、シュバートの目に映るハヤン(幻術の姿)は、今だってただの可愛らしい子猫なのだ。中身がドラゴンだからといって、その愛くるしい魂まで否定する必要はないはずだ。
私の言葉に、シュバートは少しバツが悪そうに表情を曇らせた。腕の中のハヤンは顔を上げ、すがるように一生懸命シュバートを見つめている。
シュバートは空いた手で顔を覆い、大きく一つため息をつくと、観念したようにハヤンをひょいと自分の頭の上に乗せた。
「……このままで行く」
頭の上で誇らしげに胸を張るハヤンと、ぶつぶつ文句を言いながらも足を緩めないシュバート。
私は二人の様子を、満足感に胸を膨らませながら見つめた。
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主人公の決意と単独潜入:
アルバートの復讐(ローストラトゥ討伐)を邪魔しないため、主人公はメルシーの代わりに囚われた魔法使いたちの魔力封印を解くべく、転移魔法で地下通路へ赴いた。
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予想外の状況とリアルタイムの追跡:
現地でリアム・シュバートと合流するも、魔法使いたちとはすでに分断されており、さらに背後からは敵の騎士団が迫っているという緊迫した状況のなか、宮殿の地下牢を目指して進軍を始めた。
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ハヤンとシュバートの絆の修復:
ハヤンの正体がドラゴンだと知り態度を変えていたシュバートに対し、主人公が「中身(魂)は変わっていない」と諭したことで、シュバートは再びハヤンを頭の上に乗せ、二人の絆が修復された。