継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【49話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は49をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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49話 ネタバレ

継母だけど娘が可愛すぎる【48話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 今回は48話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 息の合うパートナー

「お父様、私と踊りましょう!」

「ク、クララ?」

クララの父親は戸惑いながらも娘に連れ出される。

「ノーマさんも一緒に踊りましょう!」

「・・・そうね」

ノーマもクララの後を追って出てきた。

ノーマも、クララも出てくるのは緊張したはずなのに・・・。

二人が出てくると、強ばっていた雰囲気が少しずつ和らいだのが感じられる。

私はその間に、セイブリアンに静かに囁く。

「どうします?やめても大丈夫だと思いますよ。人が集まっているので、そろそろ抜けても問題なさそうですし」

「いいえ、踊ってみたいです。ここで踊らないと、あなたも困るでしょうし」

まだモイズ卿とカリン令嬢が私たちを凝視していた。

「分かりました。それでは私を信じてください、殿下。私がすべて自分でやりますから」

「え?」

「ダンスをするとは考えず、私のリードだけに従ってください。ミスしても大丈夫です。ですから気軽に楽しんでください」

アビゲールのダンスの実力は誇るに足るものだった。

私がうまくリードすれば何とかなるだろう。

私だけを信じて、セイブリアン。

私は全神経を集中し、やや強くセイブリアンの手を引く。

 



 

音楽に合わせて片足を移す。

セイブリアンは慎重な表情でステップについてきた。

少し躊躇う部分もあるが、徐々に落ち着いているように見える。

よしよし。

上手だよ。

じっとセイブリアンの表情を見る。

手を通じて伝わってくる震えに、訳もなく私の胸がドキドキした。

セイブリアンとダンスをする日が来るなんてね・・・。

しばし感傷に浸ってたとき、思わず体がふらついてしまう。

ドレスの裾が何かに引っ掛かったようだ。

慌てて後ろを振り向くと、笑っているカリンの顔が目に入る。

わざと踏んだ?

いや、今はそれが重要ではない。

このままじゃ転んでしまう・・・!

もう知らない。

転んでも私だけの恥になるだけなのだから!

目をギュッと閉じた瞬間、私は何かに支えられた。

地べたに這いつくばるのではなく、私がいた場所はセイブリアンの胸の中。

間もなく当惑の色がやってくる。

手を握るだけでブルブル震える人なのに、ハグだなんて!

卒倒してしまうのではないだろうか!?

「ご、ごめんなさい。失敗しました」

私は一歩遅れて、彼の胸から離れた。

セイブリアンの表情は、私の予想通り青ざめている。

この辺で止めようか。

そう問いかけようとしたとき。

「勝手にやると言った割には、腕がイマイチですね」

え、ちょっと?

今のはカリンが踏んだからだよ!

私は悔しい気持ちでセイブリアンを睨みつける。

すると、彼はニヤリと笑った。

「さっきよりも表情が良くなりましたね」

彼がわざと私に喧嘩を売ったことに気づく。

その憎たらしい姿を見ると、皮肉にも緊張が解けたのだ。

セイブリアンも顔色は良くないが、少し落ち着いたように見える。

「アビゲール、ダンスを止めますか?」

「そんなはずが」

彼の挑発的な質問に、私は微笑んで応える。

セイブリアンも頑張っているのに、私がやめるわけにはいかない。

 



 

人々が入り乱れてホールを駆け巡る中、セイブリアンのダンスの実力はますます向上してきた。

激情を増すにつれて、セイブリアンはより上手に優雅に足を運ぶ。

一緒に踊っていた人たちが、いつの間のか立ち止まって私たちを見ていた。

彼らの気持ちが理解できる。

セイブリアンと私がどれだけ美しいダンスを踊っているかを。

アビゲールは十数年間ダンスの練習をしてきた女性だ。

私がその身に宿ったとしても、身の記憶が消えることはなかった。

彼がダンスに夢中になると、私の足も羽がついているように動き出す。

アビゲールは多くの人と踊ってきた。

けれど、こんなに息の合うパートナーはいない。

この世界に私と音楽、そしてセイブリアンだけが残っているようだった。

 



 

クララの明るい性格が良いですね!

この雰囲気の中で声を出せる彼女が素晴らしいです。

ノーマも一緒に参加してくれて嬉しいです。

彼女もアビゲールへの認識が変化しているのでしょうか?

セイブリアンの心情が気になります。

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