継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【50話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は50をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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50話 ネタバレ

継母だけど娘が可愛すぎる【49話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 今回は49話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • シャンデリアの光

踊るのはこんなに楽しかったのだろうか?

ブランシュと踊る時も楽しかったけど、これは種類が違う楽しみだ。

自分の実力にピッタリのパートナーと共に、同じ方向に進むという感覚。

その一体感が与える喜び。

セイブリアンが私の手を軽く押しながら、私を遠くへ送る。

頂上でシャンデリアの光も華やかに輝く。

そしてセイブリアンの顔を見た瞬間。

なんとなく彼が笑っっているように見えたのだ。

確かに無表情なのだけど楽しそうに見える。

そんな表情を見るのは初めてだった。

その表情に見惚れていた時。

万雷の拍手が轟く。

「素敵なダンスでした!」

その音でハッと我に返る。

人々は感嘆した表情で拍手をしていた。

その中で、最も強烈に拍手をしていたのはブランシュ。

さっきまで見えなかった風景が目に入る。

胸の鼓動が止まらなかった。

セイブリアンもやはり面食らっているように見えたが、悪い表情ではない。

妙な気分だった。

彼と私がこんなに楽しく踊れるなんて・・・。

そうしてふと、まだ私たちが手を繋いでいることに気づく。

「殿下。手を・・・」

「あ」

セイブリアンも後になってその事実に気づいたらしく、ゆっくりと手を引いた。

まるで夢の中にいるように。

セイブリアンも、私もしばらく黙ってお互いを見つめた。

 



 

小さくて軽い何かが、私を後ろからギュッと抱きしめた。

「アビゲール様、本当に・・・、本当に美しいダンスでした!」

後ろを振り向くと、ブランシュが嬉しそうに私を見つめていた。

「本当に素晴らしかったです。お父様とアビゲール様がこんなにダンスがお上手だったなんて・・・!」

ブランシュは感動した様子だった。

「ありがとう、ブランシュ姫。実力が錆びていなくて良かったです」

セイブリアンもいつの間にか普段の表情に戻っていた。

「アビゲールはダンスが上手なのですね」

「ええ。このくらいは基本ですから」

少し偉そうな顔をしてみると、彼は口元を上げて笑った。

こんな冗談を飛ばしても不自然な感じがしない。

私たちの関係は、踊る前よりもずっと穏やかになったように思えた。

「あの、私もアビゲール様ともう一度踊りたいです・・・」

ブランシュが私の裾を握りしめる。

もちろんブランシュとも踊らないと!

「アビゲール、私は少し使節の方たちと話をしてきます。ですので、お先に失礼しますね」

セイブリアンは軽く黙礼して席を立った。

何人かの令嬢たちが自分とも踊ってほしいというように、切実な目でセイブリアンを見つめていた。

しかし、セイブリアンはそちらに一度も視線を向けず、席を離れる。

ドキドキする心臓の鼓動が止まらない。

私はブランシュの手を取って、ウサギが跳ねるような元気な曲に合わせて踊る。

明るく笑うブランシュを見て、私も小さく笑った。

胸が変なほどいっぱいで暖かい。

いつか彼ともう一度踊ることができるのだろうか?

少し虚しい期待を抱いたまま、私は踊る。

ジャンデリアの光が、星のように輝いたステージで。

 



 

「はあ・・・、疲れた」

「お前、すごく浮かれていたよね?踊ることには興味がないって言ってたじゃないか」

「興味はあるわよ」

私はベッドに横になったまま、ヴェリテとお喋りをした。

それにしても、ダンスを踊るのがこんなに面白いなんて。

アビゲールがダンスが上手だからなのかな?

ブランシュと踊って、クララとノーマと踊って、モイズ卿とも踊った。

あ、そういえばレイブンとは踊っていない。

少しだけ申し訳ない気持ちになる。

私のためにわざわざ準備までして来たというのに。

しかし、あの後はホールに姿を見せなかったので、踊りたくても踊ることが出来なかったのだ。

彼も人と一緒にいるのは苦手だと話していたから、踊らない方が良かったと思う。

 



 

最高のダンスでしたね。

みんなの二人への考え方も変わったのではないでしょうか?

セイブリアンがアビゲール以外と踊らなかったのも良いですね!

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