継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【48話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は48をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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48話 ネタバレ

継母だけど娘が可愛すぎる【47話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 今回は47話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 決意に満ちた瞳

微笑ましい表情でブランシュを見ていると、いつの間にかセイブリアンも近づいていた。

「殿下、本当に素晴らしいダンスでした」

「大したことではありません」

褒められたにもかかわらず、セイブリアンの表情は無愛想だ。

彼はしばらくの間、私の前にポツンと立っていた。

どうして何も言わずにこうしているの?

なぜかと尋ねようとした瞬間、セイブリアンはゆっくりと手を出した。

「アビゲール、今度はあなたと踊りたいです」

「え!?王妃様とですか?」

ミラードの甲高い声が聞こえてくる。

彼はこの状況が理解できない様子だった。

確かに、この人は私とセイブリアンの特訓を知らないだろう。

セイブリアンはは依然として、私に手を差し出している。

毎晩、切に私の手を掴んでいた指。

その指が緊張しているのが、私には見られた。

「殿下、無理はなさらなくても結構ですよ」

「無理ではありません」

真剣で決意に満ちた瞳。

セイブリアンは、私の耳にそっと囁いた。

「絶対にあなたと踊りたいです」

彼は覚悟を決めた状態だった。

それならば、私もそれに応じるしかない。

私は彼の手を握った。

セイブリアンの手が冷たくなっているのが感じられる。

彼は震えていたが、私の手を振り放すことはなかった。

 



 

何も言わずに階段を降りる。

ミラードは、まだぼんやりとした表情で私たちを見ていた。

それは他の人々も同じ。

「殿下がダンスを・・・?それも王妃様と?」

「一度も踊ったことのない方が・・・!」

深呼吸をしていると、何処かから熱い視線が感じられた。

視線の持ち主を探して周囲を見回す。

一人は、モイズ卿。

彼はかなり驚いた様子だった。

そして、もう二つの視線は、ストーク公爵とカリンだった。

カリンの目は、嫉妬で燃え盛っていた。

私があんな視線を浴びる日が来るなんて・・・。

嫉妬の眼差しを受けたら内心満足するんじゃないかと思ったけど、思ったより愉快ではない。

気がつくと、いつの間にかホールには私とセイブリアンだけ。

みんなが私たちを見つめている。

躊躇っているうちに、誰かが私の手を強く握った。

「アビゲール」

セイブリアンは私の手を握っていた。

何となく、ついさっきレイブンの前に立ちはだかった彼を思い出す。

その時も今も、何となく守られているような気がした。

「大丈夫です。緊張しないでください」

 



 

セイブリアンの声を聞いて、ようやく正気に返ることができた。

そして、私はフッと笑う。

彼の手がまだ震えていたから。

その一方で、「大丈夫だから、緊張しないでほしい」と慰めてくれたのだ。

そのことが、なぜかありがたいと同時に可愛く感じられた。

本人も緊張しているのに、他人のことを考えてくれるなんて。

「ありがとうございます。もう大丈夫です」

カリンたちの視線はまだ痛いが無視できる。

間もなく音楽が流れ始める。

私は足を動かさずに立ち止まった。

なぜなら、セイブリアンが動いていないから。

音楽は時間とともに途絶えることなく流れる。

人々が不審な目で見ているのが感じられる。

セイブリアンの肩は微かに震えている。

「すみません、アビゲール。ち、ちょっと・・・」

おや、やっぱり無理だったのか。

私はしばらく様子をうかがいながら演奏を中止するように合図した。

「拍子を逃しました。もう一度お願いします」

そう言った後、人々の方へ振り返った。

「みんな一緒に踊りませんか?私たちだけでいるにはホールがとても広くて」

セイブリアンは、みんなが私たちをじっと見ていて緊張しているようだったから。

横に他の人たちもいれば、少しは良くなると思う。

しかし、誰も簡単には乗り出さなかった。

その時、人々の間から聞き慣れた声が聞こえてくる。

 



 

ミラードの驚いた表情がいいですね!

セイブリアンが必死に勇気を出したダンス。

無事に成功してほしいです。

最後に登場した声の主は?

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