継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【95話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は95をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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95話 ネタバレ

継母だけど娘が可愛すぎる【94話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 今回は94話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 原作の展開

私はふと原作「白雪姫」を思い出した。

結末で姫と結婚するのは隣国の王子。

毒リンゴを食べて仮死状態に陥ったお姫様に王子様がキスをすると・・・。

なんと!お姫様が眠りから目を覚ましたのです!

そして二人は幸せに暮らしたそう。

けれど、私は当然ブランシュに毒リンゴを食べさせるつもりはない。

それじゃあ王子はどうなるの?

実際、原作の王子様も気になる。

幼い頃は何も考えずに読んでいたが、今考えてみると首を捻る部分も。

白雪姫の美しさに惹かれてキスをするって。

眠っている女性にキスをする男。

いずれにせよ、初めて会った相手にいきなりキスをする奴は気に入らない。

ブランシュが眠っている間に、同意なしに唇を奪うなんて・・・。

う、うわぁ!許せない!

まだ顔も見ていない王子に怒りが湧いているとき、ある侍女が中に入ってきた。

「王妃様、モイズ様が謁見をお願いしております」

モイズ卿?

どうして来たのだろうか?

また小言でも言おうとしている?

最近少し静かではあるよね。

「入ってもらって」

侍女がモイズ卿を迎えに行くと、クララとノーマも素早く席を外してくれた。

 



 

モイズ卿が2人とすれ違って中に入ってきた。

彼はうつむいている。

「体は大丈夫ですか、アビゲール様」

「おかげさまで」

着席した後、モイズ卿は微かに微笑む。

「緑の病気から無事に回復して幸いです。今回、アビゲール様が緑色の病気の原因を見つけたとお聞きしました。凄いですね」

今日は小言を言いに来たんじゃないようだね。

一際心が楽になる。

単なる慰問のようだった。

「大したことはありません。偶然見つけただけですから」

「偶然とはいえ凄いことです。今、宮内ではアビゲール様の明賢さを称える声が高まっています。本当に良かった」

ハッピーエンドに一歩近づいた気がして嬉しい。

微笑ましい気持ちで褒められていたが、いつの間にかモイズ卿の顔から笑みが消えていた。

なんだ?

もう称賛タイムは終わり?

普段のように事務的で剛直な表情になったモイズ卿が言葉を続ける。

「アビゲール様の影響力が強くなったので、発言権も強くなったことでしょう」

「うーん、前よりはそうかもしれませんね」

「そんなアビゲール様の能力を信じて、あえてお願いしたいことがあります」

「お願い」

称賛が本論ではなかったようだ。

私に何をさせようとしているのだろうか?

モイズ卿はしばらく躊躇って、慎重な眼差しで口を開いた。

「アビゲール様にセイブリアン殿下を説得していただきたいのです」

 



 

会議室に入って来た日光が、欠伸のように長く垂れ下がった。

太陽が今ではかなり西に傾き、日光が大臣の目を刺す。

長いテーブルの上席に座っているセイブリアンの表情は固い。

向こうから聞こえてくるキツい声が静けさを破る。

「殿下、このまま黙っているわけにはいきません!このように守備的に出るのではなく、先に攻撃に出なければなりません!」

その言葉を切り出したのはストーク公爵だった。

怒鳴っているので首筋まで血管が浮き出ている。

「人魚たちによって東部が大きな被害を受けました。このまま傍観すれば奴らがまた襲撃するでしょう!」

何人かはその言葉に同意するかのようにうなずき、何人かは不快な顔をしていた。

ミラードは後者で、彼はぶっきらぼうに話す。

「今、人魚を我々の方から攻撃すれば、戦争宣言と捉えられませんか?」

「だからと言って、このままやられっぱなしでいいとでも?」

今日の会議が長引いている原因は人魚のためだった。

東部の海を渡っていた船が襲撃され、どう対応するかについて話がされていたのだ。

大臣たちは黙々と二人の話を聞いていた。

実際、人魚たちが攻撃をしたという事実自体は特に驚くべきことではない。

数百年前、人間は異種族を相手に戦争を敢行した。

魔力のある異種族を奴隷にしようとしたのだ。

人間には魔力の祝福が許されなかった数が多く、異種族は強大な魔法を使いことができるが数的に劣勢だった。

そのため、戦争は遅々として進まず、両者に莫大な被害だけを残したまま集結してしまった。

その後、いかなる種族も人間に友好的ではない。

人魚もそのうちの一つにすぎないのだ。

さらに、ネルゲンの東部は海に面していた。

海は人魚の領域だ。

そのため、人魚たちと対立せざるを得ない。

ただし、今回は事態が少し違った。

「外国からネルゲンに入って来た貿易船が沈没したのではないですか!このままでは交易に大きな支障が出るでしょう!」

貿易船自体だけでも大きな損害だが、その中に積まれていた交易品を全て失ったのだ。

金額でいうとかなり大きな額だ。

しかもストーク家の所有船だから、ストーク公爵が怒り狂うのも無理はないだろう。

 



 

そういえば、この話の原作は「白雪姫」でしたね。

このまま進めば、アビゲールがブランシュに毒リンゴを渡すことは絶対にないでしょう。

久しぶりのモイズ卿ですが、彼のお願いの内容が気になります。

それと同時に、異種族との話も現れましたね!

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