継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【160話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は160をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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160話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • パジャマパーティー

パジャマ姿の二人の子供がへへっと笑っていると、ノックの音が聞こえてきた。

ブランシュはウサギのように一目散にドアのそばに走っていく。

ドアを開けて入ってきた人は予想通りアビゲールだ。

白いロング・ナイト・ガウンがそっと床を引いている。

「お母様!ようこそ!」

活気に満ちた声には、どうしようもない喜びが込められていた。

熱烈な歓待にアビゲールはビックリし、すぐに娘を抱きしめた。

「ブランシュ、待ってくれていたのですか?もっと早く来れば良かったですね」

「大丈夫です!ヴェリテと話していましたから」

「アビゲール、来た?」

ベッドに近づいたアビゲールもヴェリテの姿を見る。

ヴェリテはいつの間にか、可愛い睡眠帽子までかぶっていた。

「パジャマ?よく似合っているわ。まるで妖精みたいね。二人で何の話をしていたの?」

「パジャマパーティーをすることにしたんだ。3人で」

隣に立っていたブランシュも頷く。

両目には期待感が満ちていた。

その姿にアビゲールもニッコリ笑う。

ブランシュとアビゲールがすぐ横になる。

布団をかぶったままうつ伏せになっている様子が秘密会議のようにも見えた。

「でもヴェリテ、パジャマパーティーは何をするの?」

「そうだね、怖い話?」

ヴェリテがニヤリと笑う。

暗闇の中で輝いている鏡が怪しくて、ブランシュは枕をギュッと抱きしめて泣きべそをかいてしまう。

「必ず怖い話をしないといけないの・・・?」

「あ、いや、ごめんね。冗談だよ」

その反応にヴェリテが素早く謝罪する。

ブランシュの反応に戸惑う様子が可愛くて、アビゲールは大声で笑った。

「ただ色々話せばいいんですよ。怖い話をする必要はありません」

「良かった・・・」

 



 

ブランシュは「ふぅ」と小さくため息をつく。

安堵する姿にアビゲールはブランシュの頭をそっと撫でた。

そうするうちにブランシュがふと尋ねる。

「ところでパジャマパーティーは私たちだけでやるの?」

「うん?他に誰か呼びたい方はいるのですか?」

「お父様!」

セイブリアンが取り上げられると、アビゲールの顔にしばらく迷いが通り過ぎた。

しかし、彼女はすぐに何事もなかったかのように笑う。

「多分殿下は早くお休みになるでしょう。今度一緒にやりましょうね。ところで私たちは何を話しましょうか?」

露骨に話を変えているのが二人の子供にも感じられた。

ブランシュとヴェリテは黙ってお互いに視線を交換するだけ。

(何かあったんだな)

ヴェリテはブランシュの見当が合っていることに気づいた。

アビゲールが怪しげに二人を眺めると、ヴェリテが口を開く。

「私はアビゲールの話が聞きたいんだけど」

「私の話?」

「うん。今日、何かあったの?」

ヴェリテのストレートな質問に、アビゲールは少なからず当惑した様子だった。

彼女はわざと否定する。

「いいえ、何もなかったわよ」

「今日、一日中落ち着きがなかったように見えたけど?」

ブランシュも沈黙で同意した。

アビゲールは少しボーッとした表情になって、訳もなく後ろ髪を掻く。

「少し気になることがあったんだけど、大したことじゃないわ」

「気になることですか?何かあったのですか?」

ブランシュまで加わると、アビゲールは危機感を感じた。

キラキラとした目つきの攻撃が殺到すると、彼女はぎこちなく笑いながら答える。

 



 

「私の友達から連絡が来たのですが。友達の悩みを聞いてみると私も少し落ち着かなくなって」

「どんな悩みですか?」

「それは・・・」

嘘を事前に準備しておけばよかったのに、アビゲールは戸惑い、思わず吐き出してしまった。

「誰かが自分のことを好きみたいだけど、勘違いみたいで大変だそうです」

そして、急いで付け加える。

「友達がね!」

生半可な言い訳にアビゲールは訳もなく恥ずかしくなった。

私の話ではなく友達の話で始まる嘘だなんて。

幼稚極まりない。

セイブリアンのため悩みが多くなり、頭まで固くなってしまったのだろうか。

他人でもない娘の前で醜態を見せてしまった。

いいや、かえって幸いなのか、ブランシュは気づいていないようだ。

「そうなのですね。お母様が心配しているのを見ると、その友達は悩みが多いみたいですね」

「で、でも自分で解決するつもりですので」

このまま乗り切れると思った、ヴェリテの声が聞こえるまでは。

「友達の話で合ってるの?君友達いないじゃん」

「わ、私も故郷には友達が多いのよ!書信を受けたの!」

「そうなの?」

ヴェリテは依然として疑っている目つきだ。

彼は以前にアビゲールが思わず流した自虐を覚えていた。

セイブリアンのような人が自分を好きになるはずがないという言葉を。

その後、何度か探っても無反応だった。

今この機会を逃したら聞けないと思って、ヴェリテはそれとなく尋ねてみる。

「そうなんだ。じゃあ友達の話を聞かせてよ」

「え?」

「誰かが自分のことが好きなのが、勘違いだと思っているんだろ。どうして勘違いだと思うの?すごく気になるよね、ブランシュ?」

 



 

3人のパジャマパーティー。

友達の話という典型的な嘘ですが、アビゲールの悩みは解決するのでしょうか?

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