継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【248話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は248をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 




 

248話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 可愛さの勝利

グンヒルドは、それが何なのか疑問に思っていた。

ブランシュは、そっと花冠を差し出す。

「これ、頭に乗せるものなのですが・・・」

そう言ってグンヒルドの頭を見上げるが、ブランシュの背丈で花冠を被せてあげるのは無理だろう。

「何してるの、姉さん!頭を下げて!彼女、あれを作るために徹夜したんだから!」

ナディアがグンヒルドの背中を叩きながら言った。

まあ完全に嘘ではないのだけど。

女中にやらせてもよかったのに、ブランシュは自分で作ると熱心だった。

グンヒルドは、ブランシュを見つめながら困った様子になる。

種族は違っても子供を見ると心が弱くなるものらしい。

人魚の王女は道にポツンと置かれた子猫を見ているような顔だった。

どうすればいいのか迷った末、グンヒルドが腰をかがめる。

ブランシュは慎重に花冠を頭の上に置き、そして春のように明るく笑った。

「我が王国に訪問してくださって本当にありがとうございます!」

「あ、うん・・・、会えて嬉しいよ」

グンヒルドはぼんやりとした顔をして、自分の頭に置かれた花冠をいじり出す。

先ほどの警戒心は、いつの間にか武装解除されていた。

ふぅ、地上に続いて海まで征服するなんて。

ブランシュ、恐ろしい子!

これがまさに可愛さの勝利だということだ!

 



 

先ほどまで怒ったクジラのようだったグンヒルドの勢いが弱まった。

プレゼントで貰った花冠も気に入っている様子だ。

ナディアの言うとおり花が好きみたいだね。

ブランシュは明るい笑顔で花冠を手にした。

「他の方々のも作ってきました!」

ブランシュが後ろに立っている使節団に近づく。

彼らはビクッと後退りしたが、王女が花冠を受けたのに断る名分がない。

いつの間にか人魚たちは、みんな花冠をかぶっていた。

「アトランシアの方々にぜひお会いしたかったのです。こんなに遠い場所まで来てくださって本当にありがとうございます」

ブランシュはうつむき、そして祈るように両手をギュッと握ったまま切ない目つきで人魚たちを眺める。

「使節団の皆さんにお見せしたいものが多くて、お母様が頑張って準備したのですが・・・。少しだけ泊まっていかれませんか?」

ブランシュがグンヒルドを見上げると、彼女が一瞬ビクッとしたのが見えた。

地上で最も強い者がいるとすれば、まさにブランシュだろう。

あの視線攻撃に耐えた者は、今まで見たことがないから。

そしてグンヒルドも同様だった。

困惑した様子を見せているとナディアが呟く。

「姉さん、私もアトランシアに帰る気はあるよ。数日後に帰ろう、ね?姉さんも疲れているでしょ?」

ナディアと違ってグンヒルドは沈黙していたが、彼女が苦悩していることに気づいた。

しばらくして、グンヒルドはナディアを降ろす。

顔は不平に満ちていたが、彼女は私たちを振り替えながら言った。

「よし。一日泊まった後、ナディアを連れて帰る」

一日という言葉にナディアは残念な顔色になり、私も似たような気持ちだったが、ひとまず頷いた。

すぐ帰らなくてよかった!

あれこれ言い訳すれば、あと数日は延長できるだろう。

私は安堵のため息をつき、ブランシュを見つめる。

そんな中、ブランシュは純粋に喜び、客を迎えていた。

使節団がブランシュを前にして途方にくれているのが見える。

グンヒルドはそのようなブランシュをチラリと見て、大急ぎで謁見室を出て行ってしまった。

 



 

「ナディア、この馬鹿!一体お前が何をしたのか分かっているのか!?」

「痛い、痛い!本当に痛いから!」

背中を叩きつける音が鳴り響き、ナディアの悲鳴も一緒だった。

「痛い?私たちはお前が拉致されて死んだと思って眠れなかったんだ!」

「メッセージを残してきたじゃん!」

「あれで分かるはずがないだろう!」

このままだと本当に死にそうだと思い、ナディアは素早く使節団の後ろに隠れた。

使節団はナディアを見てため息をつく。

この分別のない王女をどうすればいいのか悩んでいるところだった。

それもそのはずで、使節団は命を捨てる覚悟でここに来たのだ。

彼らはナディアが送った魚を受け取り、彼女が人質に取られていると誤認した。

使節団の派遣要請が人間の罠だと思いながらも、彼らは陸地に向かう。

ナディアが人間に虐待されていることは明らかだったから。

しかし、いくら人魚が強靭で魔力があると言えど、数百人の人間を相手に無事であるという保障はなかった。

それでもナディアを救うために来たのに、当の本人は海にいる時より顔色が良くなったようだ。

 



 

最強はブランシュで決定!

人魚たちは、どうやらナディアが人質に取られていると勘違いしていたようですね。

それなら、ここからの状況次第では友好関係を結ぶことも可能なのでしょうか?

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