こんにちは、ちゃむです。
「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。
今回は31話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>
子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。
しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!
可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。
「君がブランシュの心配をするとは面白いな」
クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!
「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」
「謝らなかったら?」
「今夜、殿下の寝所へ伺います」
アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。
ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。
セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。
クララ:新人侍女。
ミラード:セイブリアンの側近。
ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。
ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。
ヴェリテ:真実を告げる鏡。
ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。
31話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 建国祭のアイドルに!
「はい!私、アビゲール様と踊ります!ぜひ一緒に踊りたいです!」
え?
ブランシュの表情が明るすぎてビックリした。
ただ言ってみただけなのに、こんなに喜ぶなんて。
クララも上機嫌に話す。
「本当にいい考えですね!お二人が一緒に踊れば、本当に美しいでしょう!」
ノーマも同意するように頷いていた。
「ごほん・・・。分かりました。それではブランシュ姫、一緒に練習してみましょうか?」
「はい・・・!」
ブランシュが笑うと、小さな前歯がウサギのように突き出る。
彼女との身長差のため、一般的な社交ダンスは踊れない。
その代わり、パーティーの時に何人かで踊るダンスを二人で踊ることにした。
(前世ではダンスなんて踊ったことがないけど・・・)
幸いにも、アビゲールはダンスが得意で優れた能力を持っていた。
音楽に合わせて体が自然に動く。
ステップを踏んでいると、ブランシュと目が合う。
目が合うと、彼女はニッコリ笑った。
そうだよ!
セイブリアンと踊れないからどうしたと言うんだ!
ブランシュが私とダンスを踊ってくれる!
今、この瞬間、私は全能の神になったような気がした。
ブランシュも楽しそうにぴょんぴょん踊っている。
オルゴールが止まった後も、彼女はウキウキしていた。
すると、クララが涙声で話す。
「ああ、お二人様・・・。とても・・・、とても美しいです・・・!王妃様は素敵で、お姫様は可愛くて・・・。ああ、とても愛おしいです!」
この子、本当に有能な子だね。
ブランシュ姫ファンクラブの副会長の座を与えてもいいかもしれない。
「ありがとう、クララ」
「本当にお似合いです。きっと舞踏会の時、みんなが感嘆するでしょう!」
それほどだったのか。
クララが興奮したまま話し続ける。
「折角ですから、お二人で衣装を合わせて着るのはどうでしょうか?とてもよく似合うと思います!」
何だよ、それ。
すごく最高じゃないか!
普段なら考えるが、この機会を逃すわけにはいかなかった。
「衣装ですか。ブランシュ姫はどう思われます?」
「私は嬉しいです!けれど・・・」
ブランシュは言葉尻を濁した。
やっぱり嫌なのだろうか?
ドキドキしながら見ていると、ブランシュがニッコリ笑う。
「私はどんな服が綺麗なのかよく分かりませんので、アビゲール様に服を選んで欲しいです」
「服をですか?」
「はい!」
なるほど。
私が選んだドレスをブランシュが着て、一緒に踊るってことかな?
私が直接デザインしてもいいよね?
満面の笑みを浮かべていると、ブランシュが驚いているのが見えた。
「嫌だったら、ごめんなさい・・・」
「いいえ!そんな事はないわ!」
慌てて口元を落とす。
クソっ、この殺人微笑が足を引っ張るのね。
「必ずブランシュ姫に似合うドレスを用意しておきますので、どんな色がお好みか教えてください」
「はい!」
一生の幸運が、今日すべて爆発する気分だ。
ブランシュ!
私を信じて!
あなたを建国祭のアイドルにしてあげるから!
「う〜ん、ブランシュにはどんなデザインがいいかなぁ・・・。ヴェリテ、あなたはどれが良いと思う?」
それはブランシュと私のために描いたデザイン画。
「君には最初の服が似合うと思うよ」
「私じゃなくて、ブランシュ姫に似合うと思うの!」
メインはブランシュで、私はオマケ!
「僕が何と言おうと、全部ブランシュに似合うと言うじゃないか」
「もちろん!」
ヴェリテは間違っているかのように首を横に振り、鏡の裏側に消えた。
う〜ん、むしろ侍女たちに聞いた方がいいかな?
ブランシュが好きな要素は花とフリルのリボン系。
好きな色はピンクやスカイブルー、パステルトーンに近い色。
思い浮かぶ衣装は様々だったが、一番先に思い浮かぶのは現代風のワンピース。
しかし、ワンピースは現在流行の服飾と大きく違って困るだろう。
今の時代の服は、子供のために作られたものがない。
18世紀以前までは、「子供服」という概念すら存在しなかったのだから。
大人たちにも苦しいコルセットとパニエを子供たちに着せる。
それは明らかにおかしなことだ。
ブランシュのための服を作ってあげたかった。
その時、いつの間にかヴェリテが再び現れていた。
「そこにある服は何?独特なデザインだね」
「これのこと?」
クララのファインプレーのおかげで、次の目標を達成できそうですね!
既に存在を忘れられているセイブリアンは可哀想ですが(笑)
ブランシュに似合うドレスは見つかるのでしょうか?
ヴェリテが興味を示したデザインが気になりますね!