継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【42話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は42をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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42話 ネタバレ

継母だけど娘が可愛すぎる【41話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 今回は41話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • シュミーズ・ドレス

私は人々の衣装を注意深く観察した。

あ、やっぱり。

私とブランシュが着ているドレスに似たデザインは見当たらない。

このドレスの名前はシュミーズ・ドレス。

マリー・アントワネット王妃が考案して流行させたドレス。

コルセットやバニエを着けないので体に負担をかけず、それでもエレガントな趣があるドレスだった。

そしてもう一つの特徴は、生地が薄いこと。

シルクや薄いモスリンで作られているので、夏に着ても大した負担がないのだ。

美しいけれど、公の場で着るには少し地味な感じがした。

そのため、フリルと装飾を多く取って華やかに演出している。

ブランシュも子供の体型を考慮してシュミーズ・ドレスを作った。

美しさより安らかさに重点を置いたが、それでも可愛らしい。

ネック部分に複数層のラッフル・カラーを付けると、まるで薄い花びらを持った白い花のように。

ピンクのリボンでポイントを与えると、さらに可愛かった。

クララとノーマは、このドレスを美しくて斬新な服だと賞賛した。

しかし、こんなに多くの人の視線を浴びると、急に不安が襲ってくる・・・。

侍女たちは気を遣ってくれただけなのでは?

私は余計なことをしたのでは?

大人しく平凡なドレスを着れば良かったのでは?

今からでも戻って他の服に着替えた方がいいのではと悩んでいると、何かが私の服に当たった。

 



 

下を見ると、私の腕をブランシュが握っていた。

彼女は小さく囁く。

「アビゲール様、このドレス凄く良いです。可愛いドレスをプレゼントしてくださってありがとうございます」

ブランシュは、頬をほんのりと染めていた。

色鮮やかな白いドレスを着た彼女は、本物の天使のよう。

そうよね!

私が来てもイマイチだけれど、ブランシュが着た姿は可愛いわ!

人が私の悪口を言ったとしても、彼女の悪口は言えないでしょう!

(ブランシュだけを信じて前に進もう)

背筋を伸ばして人々を見つめた。

「このように建国祭に参加してくださった皆様に感謝を申し上げます。太陽が王国の未来を照らすように、皆様に祝福があることを祈ります」

私はシャンパングラスを手に取って持ち上げた。

「ネルゲンの繁栄に乾杯」

「「乾杯!」」

「アビゲール王妃様とブランシュ王女様の繁栄のために!」

 



 

もう私のすべき仕事は終わった。

このまま自分の席に向かっても構わないが、女性貴族たちと話をしたい。

いまだに貴族の間でアビゲールの評判は悪そうだけれど。

私は周囲を見渡しながら令嬢に近づいた。

確か名前は・・・。

「ウェイントリー伯爵令嬢。参加いただき、ありがとうございます」

「え・・・?王妃様、どうして私の名前を・・・?」

ウェイントリー伯爵令嬢が驚いて聞き返した。

表情を崩さないまま、できるだけ穏やかに話した。

「去年も来てくれたのですから、覚えていますわ」

「そうだったのですね。あ、ありがとうございます・・・」

彼女はまだ緊張している。

周囲を観察すると、他の令嬢たちは私たちの方に近づくことも出来なさそう。

ウェイントリー令嬢は笑っていたが、「命だけは助けて欲しい」という表情を浮かべている。

結局、私は引き下がることに。

「お元気そうで良かったです。建国祭で楽しい時間をお過ごしください。それでは」

私も誰かと話したい!

最近流行っている服や、化粧の方法を共有したかったのに!

悲しい、悲しい。

いつになれば私にも友達ができるのだろうか?

自分の席にゆっくり戻っている途中で、遠く離れた場所に令嬢たちが集まっているのが見えた。

10代半ばに見える幼い子供たちの姿。

「ブランシュ姫!お元気でしたか」

「お姫様は今日もお綺麗ですね」

「ありがとうございます・・・」

ブランシュは令嬢たちに囲まれていた。

恥ずかしがるその姿に、令嬢たちの口元が上がっている。

はあ・・・、やっぱりうちのブランシュの可愛さは世界一よね。

私もあの中に入りたい・・・。

「ところで、ブランシュ姫様。お聞きしたいことがあるのですが・・・」

「あ、はい。おっしゃってください」

令嬢が照れくさそうな顔で、モジモジしながら口を開く。

「そのドレスは初めて見るデザインですが、どちらのデザイナーが作られたのですか?とても新鮮で美しいです」

その瞬間、令嬢たちの目がキラリと輝く。

ん?

何だろう?

その時、他の令嬢たちも目を輝かせながら口を開いた。

「そうです。一体、どんなデザイナーが手がけたのでしょうか?きっと素晴らしいデザイナーなのでしょうね」

「そのようなデザイナーを選んだお姫様の眼目が本当に素晴らしいです!」

 



 

シュミーズ・ドレスと検索すると、イメージが湧きやすいですね♪

アビゲールもブランシュも、とても似合っていそうです。

友達を作りたいアビゲールですが、これまでの評判がありますから、しばらくは難しいかもしれません。

令嬢たちの質問に、ブランシュがどう答えるかも気になりますね!

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