継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【57話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は57をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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57話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 夫婦仲は?

だんだんと首筋が熱くなってきた。

その時、私は向かい側に立っていたクララと目が合う。

彼女は母親のような笑みを浮かべて私を見ていた。

彼女が何を考えているのか、表情だけで分かる。

やりましたね。

・・・そう言っているように。

してない、してないって!

ああ、もどかしい!

私がセイブリアンと仲が良いという誤解が広がることは悪くないけど、恥ずかしいって!

「アビゲール、今日は少し大変ですので、明日はあなたの寝室に行き___」

私はやめろという意味でセイブリアンの足を踏む。

すると、彼はようやく口をつぐんだ。

幸いにも、ブランシュは意味を理解していないみたい。

「ところで、私とした約束も守ってくださいね、殿下。覚えていませんか?」

脅迫の意味を込めてニッコリ笑う。

セイブリアンは少し考えた後、うなずいた。

「約束は、もちろん覚えています」

彼は私はから視線を変えて、ブランシュの方を見る。

相変わらず無感情な視線で。

「ブランシュ、今日の日程は何だった?」

毎回私だけが話し、セイブリアンが何も話さないため条項をもう一つ追加したのだ。

食事の度に、ブランシュと五分以上会話をする。

こんな当たり前のことさえ交渉項目に入れなければならないんて、涙が出てきそう。

だけど、少しずつ良くなるよね?

練習すれば、手を握ることもできるのだから。

ブランシュは突然の質問に一瞬当惑したようだった。

そして、小さく震える声が聞こえてくる。

「あ、はい!えっと・・・、午前には礼儀の授業を受けました」

「明日の日程は?」

「明日はカリン令嬢が来られる日です」

「・・・そうか」

一分で会話は終了した。

セイブリアンがこちらをじっと見つめてくる。

何?

褒めてくれと?

厚かましい!

まだ一分しか話していないのに!

 



 

私は何とも言えず、心の中でため息をついた。

その時、ブランシュが慎重に口を開く。

「あの・・・、お父様」

「どうしたんだ?」

偉いわ、ブランシュ!

まともな対話ができない父親の代わりに、娘から会話を切り出そうとしてくれるなんて!

「もうアビゲール様と、それぞれの部屋を使っていないのですか?」

・・・いや、ちょっと待って。

やっと話題を変えたのに、どうして?

ブランシュの表情が期待感で輝いていた。

「いいや。まだ、部屋は別々に使っている」

「ですが、仲が悪いわけではないのですよね?」

期待感のこもった瞳に不安の色が映る。

ブランシュは、私とセイブリアンが部屋を別々に使っているのを気にしているようだ。

「仲が悪い?」という質問に、セイブリアンは簡単に答えられなかった。

代わりに私を見ながら口を開く。

「それはアビゲールに聞いてみなさい」

お、おい!?

なんでお前が受けた質問を私に押し付けるんだ?

「アビゲール様、お父様と仲が良いのでしょうか?」

ブランシュは期待と心配の混ざった瞳で私を見る。

ううっ、あの目の色を受けて、違うなんて言えるだろうか・・・!

「もちろんです。殿下と私は仲が良いですよ」

「そうだったのか、アビゲール?」

「私たち、とても仲が良いじゃないですか。そうですよね?」

「・・・はい、そうです」

セイブリアンの口から煮え切らない答えが滲み出た。

いやいや、協力してあげているんだよ?

やめようか?

この最中、セイブリアンの口元が少し上がったように見えた。

何か安堵しているような。

「不満があれば言ってください」と言いたいけれど、ブランシュが嬉しそうに見えたので、どうしようもなかった。

 



 

満面の笑みでとても幸せそうなブランシュ。

そして、私たちを温かい視線で眺める使用人たち。

ううっ、この和やかな雰囲気・・・。

とても居心地が悪いわ!

私は再び話題を変えることに。

「とにかく殿下。今日は何で忙しかったのですか?」

「君が関心を持つべきことでは、いや・・・」

セイブリアンは少し考え込んでから話し続ける。

「いいえ、あなたにも知っておいてもらった方がいいでしょう。異種族との問題で少し頭の痛いことがあったからです」

そういえば、以前はアビゲールに国政問題を話さなかったよね?

まあ、最初からアビゲールが聞こうとしなかったからだろうけど。

なんだか王妃として認められたような気がして、胸がいっぱいになる。

私はセイブリアンの話に耳を傾けた。

「異種族との問題というと、どのようなことでしょうか?」

「妖精たちとの問題です。向こうが、魔道具の価格を大幅に引き上げたそうです」

価格を値上げしたって?

魔道具は元々、価格がかなり高い方だ。

ヴェリテもかなりの価格を支払ったし。

そんな中で価格をもっと引き上げるなんて。

 



 

この三人の会話が面白すぎます!

アビゲールは苦労していそうですが(汗)

いずれは寝室も一緒になるのではないでしょうか?

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