継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【47話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は47をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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47話 ネタバレ

継母だけど娘が可愛すぎる【46話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 今回は46話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • ダンスの始まり

私は何も言わずに、セイブリアンの後をついていく。

セイブリアンが誰かを警戒するのを、私は見たことがない。

アビゲールへの視線には警戒と恐怖がこもっているとすれば、レイブンへの視線には不快感ばかり。

本当に嫌いなのだろう。

仲が悪い理由は多くある。

王位問題もあるし、ブランシュの生みの親という噂も。

ホールに入る直前、セイブリアンが吐き出すように言った。

「レイブン公爵には、あまり近寄らない方がいいです」

レイブン公爵を遠ざけろって?

理由を聞こうとしたが、いつの間にかホールに到着してしまい、それ以上話をすることができなかった。

ホールの最前列には厳かな形の王座が。

ブランシュはもう席に座っていた。

「アビゲール様!遅かったので心配しました!」

「ブランシュ姫、楽しい時間をお過ごしでしょうか?大変じゃないですか?」

「楽しいです!この服はとても軽くて暑くもないし楽です!」

ブランシュは服の裾を掴み、軽く揺すった。

セイブリアンはその衣装をじっと見て口を開く。

「初めてみる服飾ですね。どんなデザイナーが考案したのですか?」

うーん、これは率直に言っても別に構わないよね?と私はちょっと躊躇する。

「私が考案した服です」

「アビゲール、あなたがですか?」

彼は少し驚いた様子だ。

「あなたにこんな才能があるとは知りませんでした」

「皮肉ですか?」

「そんなはずが」

なんだか皮肉っぽい気がしたが、私は彼を睨みつけてホールの方に視線を向ける。

ホールには軽い曲が流れていた。

セイブリアンはワインを飲みながら正面を見つめていた時、後ろに立っていたミラードが彼の耳元で何かを囁く。

何を言っているのか分からないけれど、セイブリアンの表情が強張った。

彼は視線をそらして私を見る。

どうして私を見るのだろうか?

そして、すぐに首を横に振ってブランシュの方に向かって言った。

「ブランシュ」

「は、はい?」

「ついて来なさい」

ブランシュが慌てて答えを忘れている間に、セイブリアンはツカツカと一人で降りていった。

 



 

ブランシュがまだ面食らっていると、セイブリアンはそっけない口調で言った。

「踊ることにしたじゃないか」

一瞬静寂が流れる。

セイブリアンは無表情のまま、ブランシュの返事を待っている。

「踊りたくないのならいい」

「とんでもないです!」

ブランシュはその時になって慌てて下りた。

二人は黙ってお互いを見つめる。

セイブリアンが手を差し出した。

父が娘に手を差し出す。

平凡で当たり前の行動だったが、私はなぜか胸がドキドキした。

躊躇っていたブランシュが恐る恐る手を握る。

まもなく演奏が再開された。

 



 

ブランシュは人形のように力が入っていたが、それさえも可愛らしかった。

微笑ましい気持ちで二人を眺めていると、そばに誰かがやってくる。

「ありがたく思っております」

声の主はミラードだ。

「何がでしょうか?ミラード卿」

「王妃様のおかげで、殿下とブランシュ王女様の仲が近くなったじゃないですか」

彼は私が知っているミラードなのだろうか?

ミラードが私に感謝するなんて・・・。

「意外ですね。ミラード卿は私のことが好きではないと思っていましたから」

「・・・」

彼は否定しなかった。

その対応にニヤリと笑う。

むしろ、こういう本音が透いて見える方がずっと接しやすいから。

「まあ、私は別にミラード卿が嫌いなわけではないですが」

表情は見えないが、きっと浮かない表情をしているだろう。

その間に、曲は終わった。

ブランシュの表情は喜びに満ちていた。

彼女はセイブリアンにペコリとお辞儀をした後、さっさと私の方に走ってくる。

「アビゲール様!アビゲール様!ご覧になりましたか?私・・・、ミスをせずに最後まで踊りましたよ!」

ウキウキするその顔を見ていたら、頬を撫でてあげたくなる。

「本当によく出来ていました、ブランシュ王女。殿下も喜ばれていることでしょう」

 



 

セイブリアンとブランシュが本番で踊りましたね!

アビゲールとミラードも感無量でしょう。

この二人の関係も少しずつ改善されると嬉しいです。

次のダンスはもちろん?

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