こんにちは、ちゃむです。
「家族ごっこはもうやめます」を紹介させていただきます。
今回は117話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

117話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 大人びた姿
「今日皇室に到着したから忙しいだろうね」
ナビアがパーティーを主催している間、クリードが首都を横切って皇居に入ったという知らせを聞いた。
大勢の人が彼を待っている。
クリードを見ようとする有力貴族が多いだろう。
「どうせ勝利パーティーが明日だから、明日挨拶すればいいよね」
ナビアはこbpれた髪を耳の後ろにかき回して振り返った。
「でも、その前に会いたかったのに・・・」
独りつぶやいた言葉に質問が聞こえた。
「誰を?」
ナビアはびっくりした顔で振り向かわなければならなかった。
きらめく夕日に背を向けて窓枠に片方の膝を立てて座った男が見える。
「あ」
ナビアはぽかんとした表情で唇を力なく開いた。
古い記憶を強引に引き出したような姿の男が目の前にいて、しばらく現実感がなかった。
「・・・クリード」
彼は8回目で見たその姿そのまま育っていた。
(いや、違う。こっちの方がもっと・・・)
はるかに濃く、魅惑的だ。
特に、自分を見つめるあの青い瞳が。
ナビアは思わず視線をそらし、スカートの裾を握る。
クリードは窓枠から降りてきて部屋を見回した。
「背がすごく伸びたね」
しばらく見上げなければならない大きな身長と黒い制服に黒い手袋まで着用した彼は、今まで知っていたものと全く違って見えた。
何気なくジャケットを脱いで私に渡していたその男が思い浮かんで、彼とクリードは確かに同一人物なのに、なんだか変な気分だ。
クリードは数歩動き、立ち止まってぎこちなく言った。
「ずいぶん変わったね、この部屋も」
世の中が変わっただけに部屋を埋めた物の姿も変わったためだ。
人々はもうインクを濡らすためのディープペンを使わなかった。
代わりに万年筆を使っている。
エセルレッドのように非常に裕福なところは、魔力などが設置されていたりもした。
世の中があまりにも大きく変わった。
しかし、そのような驚くべき変化も、一人の少女が女性になったことに比べれは何でもない。
クリードは部屋をきょろきょろ見回すのを諦め、ナビアをじっと見る。
ここまで来て、一体何の話からすればいいのか、多くの悩みがあった。
こんにちは。元気だった?公爵様のお知らせがまだないようですが。
いや、これはよくなかった。
すでに引っかかる感覚でラルクが眠りから覚めていないのが感じられたから。
「・・・」
「・・・」
沈黙が流れる。
歳月が彼らを見知らぬ感情に巻き込んでいた。
クリードはどこかへまいった気分で口を開く。
「・・・相変わらずきれいだね、お姉さんは」
ナビアは夢で見た姿よりずっと美しかった。
比べ物にならないくらい、ずっと。
ナビアはその言葉に笑おうとする。
しかし、笑いが出なかった。
ただ考えが分からない、緊張感を呼び起こす表情でじっと視線を合わせていた。
クリードは少し息を切らす。
未熟で不器用な、10歳の時に戻った気分だ。
実は、すぐにナビアに近づき、あなたに会いたくて狂いそうになったと告白したかった。
「毎日、私の夢を訪ねてきて、私を嬉しく、また悲しませた」と伝え、銀色の髪の毛に唇を当てて話したかった。
白い頬を握ってもう二度とあなたのそばを離れないと言って、優しくキスしたかった。
何よりも、抱きしめたかった。
ナビアを胸に抱いて体の香りをたっぷり吸い込み、酔いたかった。
ただ、その前に言いたいことがあった。
緊張して不慣れで恥ずかしいが、この言葉は必ず言わなければならなかった。
「会いたかった」
とても会いたかった。
魔力が全身をひっかく夜よりも、ナビアが昇る夜が眠るのがもっと大変なほど、それほどに会いたかった。
それでその言葉を言った瞬間、クリードは笑うことができず眉間にしわを寄せる。
懐かしさがあまりにも大きくて苦しかったので、その心を口にすると笑うことができず表情をゆがめてしまった。,
ナビアはクリードが吐き出す深い感情に突然彼に対する心配で身に染みてきた過去が一気に押し寄せるのを感じた。
このごろ自分はかなり疲れていた。
心が空虚で危なっかしい。
そのためだろうか?
クリードの言葉に深い安堵を感じたのだ。
私もそうだよ、クリード。私もあなたに会いたかった。あなたもそうだったなんて、よかった。
ナビアはそう言おうと口を開く。
「私も・・・うぅ・・・」
言葉はこれ以上出てこなかった。
急に涙がこぼれてくる。
クリードを見ると、話したいことが多かった。
中には恨みの言葉もたまにある。
けれど、今は何も浮かばなかった。
ただ目の前に彼がいるということだけで、すべてが感謝された。
「お姉さん!」
クリードはナビアの涙にびっくりし、自分がなぜ彼女と距離を置いて立っていたのかも忘れて、すぐに近づいた。
彼は急いで手袋を歯でくわえてさっと脱ぎ、素手で彼女の頬を拭う。
「ごめんね。私が遅すぎたよね?」
「いや、そうじゃなくて・・・」
ナビアは涙を止めることができず、視線を落としていた。
クリードはためらった。
(私が悲しい時はこうやって来て抱いてあげればいい。それでも大丈夫かな?)
ナビアを心配し、慰めてあげたい気持ちは誰よりも大きい。
ただ、そうすることで自分の私心まで満たすことになるというのが罪悪感を呼び起こした。
(しかし、私が表に出さないなら。それなら大丈夫じゃないかな?)
クリードはナビアを注意深く抱きしめる。
心臓があまりにもドキドキすることができず、破裂しそうだった。
その緊張とは別に、ナビアが泣くのはあまりにも心が良くなかった。
それでも彼女の涙は首を絞めているような気がした。
「泣かないで、お姉さん」
クリードは、ナビアがゆっくりと自分に抱き合いながら、胸に顔を完全に埋める姿を見て、奥歯をぎゅっと閉じて開く。
(覚悟したことよりもっと狂いそうだけど)
彼の苦悩を知るはずがないナビアは、「早く涙が止まりたい」という考えだけだった。
ナビアが目元をこすろうとすると、クリードは優しく手を握りながら行動を阻止した。
「そうすると痛いよ」
彼はハンカチを取り出し、ナビアの頭を持ち上げる。
ナビアはまつげが涙に濡れて輝き、目元は赤く染まっていた。
クリードは息をのんだ。
(・・・考えないで。うん、考えるのをやめて)
クリードはできるだけ客観的な事実、つまり涙をぬぐうという指令そのものに忠実になるように努め、彼女の頬を注意深く握った。
そうしようがしまいが、ナビアはクリードの手を重ねて握り、手のひらの中に頬をもたせた。
「私も会いたかった」
ナビアは懐かしさに浸っていたので、クリードに自分の気持ちを率直に話した。
おかげでクリードは突然襲われたような気分でため息をつく。
彼は少し複雑な気持ちで涙をぬぐった。
これまであまりにも近い距離に息が混ざり合うのが赤裸々に感じられた。
沈黙が熱かった。
ナビアも徐々に今のこの雰囲気がかなりおかしいという事実を感じ、ぎこちない気持ちになる。
(う一ん、いつ頃離れればいいの・・・?)
クリードはもう少年ではない。
自分も少女ではなかった。
ナビアは、お互いが成人になったことをこの瞬間、より確実に悟っていた。
その時クリードは低い声で沈黙を破った。
「お姉さんが幼い時に言った言葉を思い出す?」
「うん?」
「慰めが必要な時、私だけいればいいと言ったこと」
「あ、そうだね」
「今もそうなの?」
まだ私だけいればいいの?
クリードはすでに涙を拭いたにもかかわらず、まるで何かがまだ残っているかのように気をつけて、ナビアの頬を親指で撫でた。
ナビアは少しめまいがした。
「・・・うん、そりゃあ、ね・・・?」
そのため、自分が言うことがどのように解釈できるのか深く考慮できなかった。
クリードは何かをもっと考える前に近くで笑いすぎてしまった。
それがきれいで、ただ眺めるしかない。
クリードはナビアが妙に緊張しているのを感じた。
(まるで自分のように)
それが正確になぜなのかは分からなかったが、とても気分が良かった。
クリードは再び彼女を抱き締め、頬を甘えるようにこすりつける。
嬉しい気持ちを表現したものでもあり、こうすればナビアが幼い頃の記憶を思い出し緊張をほぐすという計算もあった。
ようやくの再会ですね。
ナビアもクリードの姿にドキドキしているようです。







