あなたの主治医はもう辞めます！【４１～５０話】ネタバレ

41話

・リチェは夢を見ていた。エルアン、アルガ、ケインズ、ホアキンが言い争っている光景を。

・エルアンが「反乱を起こす」という言葉で、リチェは目を覚ました。

・リチェとディエルが温室を見張っていると、騎士団所属のケインがアーロンの密会として現れる。

・リチェは前世でホアキン騎士団長が存命でなかったことを思い出す。

・ホアキンが亡くなることでセルイヤーズが崩壊することを知り、リチェは行動に移す。

・騎士団に知り合いのいないリチェはエルアンを頼ることにした。

42話

・リチェは騎士団のケインが怪しいとエルアンに伝え、二人は彼を調べることに。

・エルアンの情報によると、ケインは数日前からホアキンの武器の手入れを担当していた。

・翌朝、リチェはエルアンの経過を観察するという名目で騎士団の訓練所を訪問する。

・エルアンは騎士団に説明しているリチェを見て考える。5年経っても変わらない気持ちを今すぐに伝えたいと。

・しかし、成人が未成年に告白するのは法律で禁止されているため、エルアンはリチェが成人になるまで我慢していたのだ。

43話

・エルアンとホアキン団長が訓練をする姿を見て、リチェは無意識にドキドキしてしまう。

・その夜、リチェとエルアンは武器庫で不審者が来るのを待っていた。

・二人きりの雰囲気にリチェはエルアンのことを意識するが、寸前で理性を取り戻す。

・ケインは明日訪れるとしって、二人は帰って計画を立て直すことにした。

44話

・計画を立て直したリチェは、エルアンにある提案をする。

・翌日の夜、武器庫にケインが訪れる。

・ケインがホアキンの防具を壊しているとき、背後からリチェが声をかけた。

・リチェが一人きりだと考えてケインが危害を加えようとしたとき、隠れていたエルアンがケインを取り押さえた。

・一部始終を観察していたホアキンは、リチェを命の恩人として敬い、彼女に「騎士の誓い」をした。

・ホアキンが誓いを立てたのは先代セルイヤーズ公爵だけであり、リチェ自身は知らなかったが、この誓いはとても貴重なことだった。

45話

・エルアンの公爵就任式当日、リチェは不参加だった。

・夜中、リチェが研究室にいとジケルが訪問し、エルアンが彼女を呼んでいるという伝言を受けた。

・鈍感なリチェを見て、ジケルはアドバイスをするも、当の本人はよく分かっていない。

46話

・リチェが連れてこられたのは、色とりどりの花が咲く庭園だった。

・エルアンは用いしていた花束をリチェにプレゼントする。

・エルアンはとめどなくリチェを誉め続けるが、リチェはそれを心から信じることができなかった。エルアンが帰国した日に放った言葉を思い出したからだ。

・それでもリチェはエルアンが成人を迎えたことを心から喜んだ。

・翌日、貴族令嬢たちがお茶会を開き、エルアンの美貌について話していた。

・ウェデリックの婚約者ベティアもエルアンの美貌に惹かれ、虎視眈々と機会を狙っていた。

47話

・ベティアが一人の令嬢と喧嘩をし怪我をする。

・医者を呼べと騒ぐベアティにメイドが困っていたとき、偶然リチェが通りかかる。

・リチェがベアティの怪我を診断していると、エルアンが彼女たちに冷酷に声をかけた。

・エルアンがリチェだけを気遣っている様子を見て、貴族令嬢たちは唖然とする。

・二人が歩いてるとウェデリックが声をかけてきた。

・エルアンとウェデリックが言い争っているとき、皇太子の側近ケインズがリチェに声をかける。

48話

・ケインズはジェイド皇太子の命令で訪問した。

・ジェイドの目は順調に回復しており、そのお礼としてリチェをパーティーに招待した。

・参加する気のなかったリチェだが、ベティアも参加すると考えて、パーティーを利用して証拠を掴もうと考える。

・皇太子からの直々の招待に興奮したイザベラは、すぐにリチェのドレスを準備するよう手配する。

・ファーストダンスは皇太子と踊ることになるリチェは、次の日からマナー講師とダンス講師を手配されることになった。

・ベティアとの一件を聞いたイザベルは、どんな令嬢よりも美しく仕立ててみせると豪語した。

・そのころ、エルアンは騎士団に当時の状況を確認していた。

・リチェが皇太子とダンスすることに怒りを覚えていたとき、ホアキンが慌てた様子で部屋を訪れる。

・ケインを尋問した結果、反乱軍の関与が疑われることをエルアンは知る。

49話

・勝利パーティーまで1カ月、リチェは毎日の特訓に疲弊していた。

・当日ベティアの位置を把握するため熱追跡装置を必要であり、リチェはアルガの実家フェレルマン家を訪れることにした。

・フェレルマン家を訪れたリチェは、当主のフェリックスとアルガの妹セイリンと出会う。

・最初は警戒していた二人だが、アルガがリチェの代父だと知ると驚愕する。

・リチェをある程度受け入れた二人だが、それでも熱追跡装置の貸与は認められなかった。

50話

・その夜、リチェは散歩をしているフェリックスに声をかける。

・フェリックスと様々な会話をしたリチェは、シオニーにまつわる話を聞く。

・翌朝、リチェに心を許したフェリックスは熱追跡装置の貸与を認める。その条件として、セイリンを監視役にした。

・帰宅後、リチェの部屋にエルアンが訪れ、彼は反乱軍に関する話をする。