継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【84話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は84をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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84話 ネタバレ

継母だけど娘が可愛すぎる【83話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 今回は83話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 名無しの病

寝室から離れて、私は口を開いた。

「殿下、なぜあんなにブランシュを見ていたのですか?」

セイブリアンがあのような表情でブランシュを見るのは初めてだ。

彼はじっと寝室の方へ視線を向けた。

「あの子が眠っている顔を見たのが初めてで不思議でした」

「不思議だったのですか?」

「ええ、何と言うか。本当に小さくて、怪我をしやすいだろうなと思いました」

普段の彼なら、まるで物事の大小を論ずる人のように言っただろう。

でも今は小さな動物を見て驚く人のように感じた。

この人も少しずつ父親になっているみたいだ。

微笑ましい気持ちになってセイブリアンを眺めた。

彼はしばらくの間物思いに耽り、口を開く。

「そういえば、申し上げたいことがあったのです。少し散歩しませんか?」

「ええ、いいですよ」

何の話をしようとしているのだろうか?

私は静かに彼と一緒に外に出る。

 



 

庭の方に出ると落ち葉の匂いを含んだ秋風が髪の毛を掃いて通り過ぎた。

秋の匂いが鮮やかで、庭木はいつの間にか紅葉に染まっている。

その風景は、まるで誰かのパレットのよう。

レッド、バーガンディー、クリムゾン、ルーファス、ブルガリアローズ、クラレ。

いずれも赤の名前だが、同じ色ではない。

美しい光景だが、ブランシュが横になっている状況なので罪悪感を感じた。

彼女も早く治って、この光景を見せたい。

そういえば、セイブリアンと散歩するのも初めてよね。

「それで、仰りたいこととは?」

私の問いにセイブリアンは立ち止まった。

光の下で見ると、彼の瞳は空色に似ている。

若干の懸念と滲んだ気配で。

「流行病のことは聞いていますか?」

「あ、はい。聞きました」

王国に正体不明の流行病が回っているという話は聞いた。

「幸い、黒死病のような種類ではないようです。目眩と吐き気を伴う病気です」

ちょっと待って、もしかして・・・?

「ブランシュが流行病にかかったのですか?」

流行病。

まだ名無しの病で、原因と症状がはっきりしない病気だ。

さっきまでは黒死病じゃないから良かったと思っていた気持ちが消え去った。

「ブランシュは大丈夫ですよね?死ぬ病気じゃないですよね?」

「はい、心配しないでください。死者も出ていませんし、自然治癒した者もいるそうです」

その話を聞くと少し不安が和らぐ。

ほんの少しだけ、砂糖の粒くらい。

「ブランシュの治療には最善を尽くします。医師たちと魔法使いたちが病気の原因を探していますから、大丈夫でしょう」

もどかしくて私はため息をつく。

「それで、あなたの誕生日パーティーを延期してはどうかと思うのですが・・・」

セイブリアンはそれが非常に申し訳ないことのように言った。

申し訳なく思うことではない。

理性的に考えてみれば当然の結果だ。

「もちろん、いいですよ」

「今後、もっと大きく開くようにします」

いや、私は素朴なものが好きなのだが・・・。

セイブリアンは話し続けた。

「まだ病気の原因が分からないので、あなたも体に気をつけてください」

彼はとても不安そうに話す。

私が死んだ時とは全く違う目つきで。

あの時も今も同じ人で、瞳の色も同じだが、全く違う青色だ。

「はい、ありがとございます」

彼がそんなに気を遣ってくれるのが嬉しい。

「そろそろ中に入りましょう。風が冷たいですから」

セイブリアンはそう言って庭木のある場所を眺める。

遠方から激しい風音が聞こえてきた。

 



 

乾燥した夜風は冷気を含んでいた。

「南部からの手紙です」

秘書官がセイブリアンに書簡を渡す。

書簡には短い内容だけが書かれている。

「流行病による死者が出ていますが、病気の原因は不明です」

「・・・」

セイブリアンは沈黙した。

この頃は柔らかくなった表情が、昔のように固くなっている。

王宮にも病気の魔手がかかっているところだったから。

ブランシュに続く2番目の犠牲者も・・・。

「ブランシュの体調は?そしてアビゲールの容態は?」

アビゲールだった。

秘書官はセイブリアンの質問に簡単に口を開くことができない。

セイブリアンから生まれる冷たい怒りのため。

「ブランシュ王女はほとんど完治しました。日常生活にも問題はありません」

「アビゲールの状態は?」

「王妃様は今主治医たちが最善を尽くして___」

「そんなことは聞いていない。アビゲールの状態は?」

雷が巨木を割るような口調。

人の首の一つや二つくらいは簡単に切り取る怒り。

部屋の中に涼しい秋風が吹き荒れているようだった。

最近、アビゲールの前では飼い慣らした子犬のような姿を見せていたが、猛獣のような本性が消えたわけではない。

秘書官もその事実を忘れていて、彼は思わず頭を下げる。

「・・・王妃様の病状は悪化しております」

秘書官は断頭台に立った人のように震えた。

まるでアビゲールが病気になったのは自分のせいかのように。

「医官や文官、魔法使いの中で病気について推察するものは誰もいないのか?」

「・・・はい」

ここに医官、文官、魔法使いがいなくて幸いだった。

彼らと直接向き合えば、セイブリアンはこの怒りを抑えることはできなかっただろう。

 



 

ブランシュは流行病にかかっていたのですね。

ですが原因は不明のまま。

ブランシュは回復しましたが、アビゲールの改善は見られず・・・。

死者も出ている流行病ですので、セイブリアンの心は穏やかではないでしょう。

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