できるメイド様

できるメイド様【130話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「できるメイド様」を紹介させていただきます。

今回は130をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【できるメイド様】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「できるメイド様」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となっておりま...

 



 

特技が一つもない冴えない侍女マリ。

いつもいじめられるばかりだった彼女に、ある日信じられないことが起きた。

「君のために最後にお祈りをしてあげよう、君の願いは何だい?」

死んでいった囚人を看病していたマリに訪れた奇跡。

「万能な人になりたいです」

その日からとても神秘的な夢を見始めることに。

完璧な侍女!最高の彫刻家!天才音楽家!

夢を通して夢の中の人物の能力を得て、何でも完璧な侍女マリの物語がいま始まる!

マリ:本作の主人公。クローヤン王国の元王女。身分を隠して侍女として働いている。本名は、モリナ・ド・ブランデン・ラ・クローヤン。

ラエル:皇太子。血の皇太子と呼ばれ恐れられている。

キエル:皇室親衛隊団長。キエルハーン・ド・セイトン。

オルン:公爵で宰相。ラエルとは昔からの親友。

ヨハネフ三世:西帝国の皇帝。

オスカー:第十皇子殿下。

アリエル:皇太子妃候補。シュレーアン家。

レイチェル:皇太子妃候補。イーストバーン家。

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130話 ネタバレ

できるメイド様【129話】ネタバレ こんにちは、ちゃむです。 「できるメイド様」を紹介させていただきます。 今回は129話をまとめました。 ...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 賞と罰

「で、殿下!?」

皆がビックリして叫ぶが、皇太子は冷ややかに話した。

「私の話に間違いがあるのかな?」

「で、ですが・・・」

「同意しないなら、そのまま破産するのもいいだろう。ヒルデルン卿が必ずしもあなたたちの借金を返済しなければならないわけではないのだから」

皇太子はマリに語る。

「おめでとう。全大陸を通じて最も財産の多いお金持ちになったね」

マリは気まずい表情を浮かべた。

彼女は皇太子が今、彼らに罰を与えようとしていることに気づく。

「すみません!どうか一度だけ助けてください、殿下!」

「ヒルデルン卿!どうか慈悲を・・・!」

家主たちは思索となり、マリと皇太子にしがみついた。

マリがヨハンとの賭博に勝利したことで、1億ペナの借金の債権者は皇室、正確にはマリになっている。

もし彼女が借金を返済しなければ、彼らは小銭一枚残らず破産になる。

何も言わずにしばらく冷たい雰囲気だけを漂わせていた皇太子が口を開いた。

「ジエフ鉱山、ストリン鉱山、スキナー上部、ジリアン地方、ユリアン地方、ヴィレド造船所・・・」

彼の口から、彼ら4人の家門の貴重な財産が流れ出る。

「あなたたちの借金を返済する代わりに、その資産は全てこの瞬間から皇室に帰属する。異議はあるか?」

「・・・!」

家主たちは拳を握りしめた。

受け入れ難い言葉だが、彼らはすぐに力なく肩を落とす。

どうして拒否できる?

彼らには何の選択権もなかった。

借金を返済して家門を存続させるだけでも大きな恩恵だ。

皇太子はそれに留まらず、各家門が運営する事業の核心部分を持っていった。

つまり、4人の家門が行う事業の大株主になったのだ。

運営権は各家門にそのまま任せるが、いつでも問題が生じた時に運営権に介入できるようになった。

そのため、4人の家門の実質的な力は大幅に減ることに。

そして、彼らが弱くなっただけに、皇太子と皇室の権限は強くなった。

「慈悲に感謝します」

家主たちは生きがいを失う感じだったが、それでも一言の反発もできない。

本当に慈悲を施されたのだから。

皇太子が望むなら、今回のことを口実に4家門を没落させ、彼らの全財産をすべて皇室のものにすることもできたからだ。

 



 

「それじゃあ解散だ」

彼らが退いた後、皇太子は舌打ちした。

「情けない、ギャンブルなどに嵌って。カジノを閉鎖させ、カードゲームに一定以上のお金を賭けることも禁止しなければならない」

皇太子は眉を顰めて呟く。

幸い大きな被害なしに無事に終わったが、このようなことが起きたこと自体が不快だった。

マリは慎重に彼の顔色をうかがう。

彼が不快なことには彼女も一役買っているからだ。

彼の意思を無視したまま大きな危険を冒して賭博をしたから。

『今回のことが終われば、結果に関係なくあなたに大きな罰を下す』

マリは、当時彼が言ったことを思い出した。

まだ特別な話はないが、あの賞罰が明確な皇太子が忘れているはずがない。

緊張した面持ちでいると、皇太子はすぐに彼女に視線を向けた。

「マリ、今度は君の番だ」

「はい、殿下。何でもおっしゃってください」

結果は良かったが、明らかに自分が無理をしてギャンブルに出たのは間違いだ。

したがって、マリはどんな罰でも受ける覚悟ができていた。

ところが皇太子の言葉は予想外にも。

 



 

「君が貰う賞は次の通りだ」

「賞ですか?罰ではなく?」

マリが目を大きく開けると、皇太子は眉間に皺を寄せて言った。

「君のおかげで大きな被害を防ぐことができたから、当然賞を下さなければならない。もちろん、勝手に危険に行動したことに対する罰は別に下すが」

皇太子らしい仕打ちに、マリは首を横に振る。

(賭博で賞を貰うっていうのは少しおかしいけど・・・)

ギャンブルはどんな場合でも正しくない。

今回は避けらない状況だっただけ。

マリは「これからは楽しむためのカードゲームならともかく、このような賭博は絶対しない」と誓った。

そして皇太子が話した賞を聞いたマリはびっくりする。

「や、やりすぎです、殿下!」

「何がやりすぎなんだ?」

「1000万ペナだなんて!」

皇太子が彼女に与えた賞は、なんと1000万ペナだった!

(1000万ペナって一体いくらなの?並大抵のものをいくつ買っても残る金額じゃない!)

先日、偽造貨幣事件の時に損をするところだった金額が172万ペナだ。

当時172万ペナだけでも銀行の不渡りを心配していたのに1000万ペナだなんて?

個人が持つには途方もない金額。

「お引き立てください。私には手に負えません」

しかし、皇太子は首を横に振った。

「私があげるものではない。これは元からあなたが所有しているお金だ」

「え?それはどういう意味ですか?」

「これはあなたがカタラク伯爵、いや、ヨハネフ三世に勝って得たお金だ。だから君のもので正しい」

マリは口をつぐんだ。

当時、彼女はギャンブルの条件としてヨハネフ三世に東帝国に持ってきた財産のすべてを賭けるように言った。

それが1000万ペナ。

ヨハンに勝って得たものだから、彼女の所有で合ってはいる。

 



 

4家門に対しては妥当な処罰でしょう。

これで皇室がさらに強化されましたね。

マリへの賞は途方もないものでしたが、罰はどうなるのでしょうか?

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