継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【24話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は24をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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24話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 私への褒賞

「あ、あのアビゲール様・・・。お話があるのですが・・・」

「何でしょうか、ブランシュ姫?」

「あの時、アビゲール様が私のことを好きだと仰ったじゃないですか?」

「・・・」

こんな形で私がブランシュオタクだとバレるなんて。

ブランシュはモジモジしながら話を続けた。

「それは本当なのでしょうか?」

「・・・ええ、本当よ」

ブランシュが怖がったらどうしよう?

そっと彼女の顔を見た瞬間、私は驚きを隠すことができなかった。

ブランシュがあまりにも幸せそうに微笑んでいたから。

スミレ砂糖菓子を食べた時や、エクレアを食べた時にもあんな表情は浮かべなかったのに。

彼女は嬉しそうに笑っていた。

「あ、あのアビゲール様にお願いがあるのですが・・・」

「何ですか?」

あなたのためなら何でもするわ!

セイブリアンの顔を殴ることだって躊躇わない!

「体が治ったら、私と散歩に行きませんか?」

彼女の耳は赤く染まっている。

これは頼みではなく、私への褒賞だ。

臆病な子だから、こんなことを言い出すのも大変だったと思い、なんだか涙が出そうになった。

私はブランシュの手を注意深く握る。

「もちろんです。ぜひ一緒に散歩しましょう。ですから、早く治しますね」

ブランシュの表情が明るく輝く。

満開の花のような笑顔は、本当に世の中を救うような微笑みだった。

 



 

ブランシュの幸せそうな表情を見ていると、主治医の声が聞こえてくる。

「王妃様は回復したばかりですので、一人でお休みになった方が良さそうです」

ちょっと待って!

こうやってブランシュが私の横にいるのが最高の薬なんだよ!?

「行こう、ブランシュ」

「は、はい。ではアビゲール様、ゆっくり休んでください・・・!」

 



 

一人になって静寂が部屋を包む。

そういえば何か引っかかるんだけど・・・。

かろうじて記憶を辿っていると、何処かから声が聞こえてきた。

「・・・おい!大丈夫か?」

音は引き出しの中から漏れている。

引き出しを開けて、小さな手鏡を取り出す。

「アビゲール、体の調子はどうだ?」

「耐えられないほどじゃないわ。ところで、あなたこんなこともできたの?本当に高性能ね」

「そうは言っても役に立たないよ。お前がこんなことになるのも防げなかったし・・・」

「心配してくれてありがとう。私は本当に大丈夫だから」

「死にかけたのに、何が大丈夫なんだ!」

「え?どういう意味?」

「ナッツマックを大量に摂取したら死ぬぞ。昏睡状態に陥ったり、失明することもあり得る」

ナッツマックにそんな副作用があったなんて・・・。

料理長を死刑にするというセイブリアンが少し理解できた。

間違いではあるけれど、致命的な結果を招くところだったのだから。

「お前が大人だったから、この程度で済んだのだ。ブランシュが食べていたら、本当に死んでいたかもしれない」

ヴェリテの言葉を聞いた瞬間、私が探していた記憶が水面に浮かび上がる。

あの料理が私の前ではなく、ブランシュの前に置かれたという事実を。

身の毛がよだって、手が震えるのを止められなかった。

「・・・料理長は確実にクビにしないとね」

「彼を解雇しても何も変わることはない」

ヴェリテは淡々とした口調で話した。

「料理長は何もしていない。ナッツマックを撒いたのは別の人間の仕業だ」

その言葉を聞いて頭が真っ白になる。

一体誰が?

誰が彼女を殺そうとしたというのか?

「ヴェリテ、ナッツマックを撒いたのは料理長ではないと言ったわよね?あなたは誰が犯人なのか知っているの?」

「ああ」

「どうやって?」

「言ったはずさ。覚えていないのか?」

ヴェリテは自分の右目を指した。

彼の銀色の瞳が鋭い光で輝く。

「この宮にある全ての鏡は私の目だって」

 



 

ブランシュとの仲が深まって良かったですね!

早く二人の散歩が見たいです。

そして、セイブリアンにも心境の変化はあったのでしょうか?

ヴェリテのおかげで、真犯人を突き止めることが出来そうですね!

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