こんにちは、ちゃむです。
「乙女ゲームの最強キャラたちが私に執着する」を紹介させていただきます。
今回は123話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

123話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 新たなアルトス家当主
「ダリア様、お客様が参りました」
「うん?」
いつの間にか、執事が考え込んでいるダリアのそばに立っていた。
ダリアは反問する。
「誰なの?」
「それが・・・」
「ああ、大丈夫。行って見ればいいのだから」
ダリアは客を迎えに応接間に向かう。
予想はしていたが、訪ねてきた相手はメルデンだった。
彼はソファーの肘掛けにかけた腕であごを支え、足を組んだまま、自分の家のように堂々とソファーに座り、下女と紅茶の味について話し合っていた。
ソファーの反対側には退屈そうなセドリックも座っている。
彼は予期せぬ客だったので、ダリアの表情は明るくなった。
セドリックは彼女を見るとすぐにしかめっ面を止めて、きれいに微笑んだ。
セドリックの顔をちらっと見たメルデンも、彼の表情を見ただけでダリアが来たことに気づく。
セドリックがダリアの手の甲に口付けした後、メルデンもダリアの手の甲に誇張した礼法で口付けした。
ダリアは笑いながら彼にお祝いの言葉をかける。
「アルトス、おめでとうございます、メルデン様」
「ありがとうございます、ダリアさん。私が先にお伝えしたかったのですが、先手を取られたんですね」
彼はにっこりと笑う。
もうこのそらぞらしい笑いにもだいぶ適応ができた。
彼は約束通り、公爵家の一員になっても、ダリアを「お嬢さん」と呼び続けた。
後に、彼がアルトス公爵になってもそうだろう。
その姿を思うと嬉しかった。
「・・・」
彼女はしばらくその顔を見上げた。
今、ヒーカンの話を聞いてきたら、訳もなく心がもやもやした。
彼は父親が自分を殺そうと準備したことをすべて知っているのだろう。
「・・・大丈夫ですか?」
「ああ、優しいダリア嬢。もうお聞きになったようですね」
メルデンは無味乾燥に笑って肩をすくめた。
セドリックはダリアを見ながら優しく言った。
「私たちは公爵がそのように出てくることをとっくに知っていた。だから、わざと彼をもっと剌激したんだよ。そうしてこそ、彼が神聖帝国にもっと早く協力し、彼らが何を隠しているのか早く明らかになるからね。おかげさまで、今回もアセラスが飾ることを防ぐことができたし」
「・・・それでは情報は?」
「ああ、それ」
セドリックは笑い出した。
「ダリア、あなたもメリダが見せてくれた本物の印章を見た?私たちは彼女を通じて公爵に偽の印章を渡したんだ。それは巻物に写した瞬間、その内部の内容を私たちが望むように変形させる」
「・・・」
「彼女は状況判断が早いから、印章で脅迫すればすぐに家門の事情を吐き出すと予想していたんだ。全部計画通りになったよ。皇居参謀陣がこのシナリオを作るのに苦労したけど」
セドリックは親切に説明してくれた。
話を続けている途中、突然不快なことを思い出したように、彼はいらいらした表情で眉間の間をこする。
「もともとアルトス公爵家に乱雑にしておくのは私ではなく、メルデンがすべきことなのに。メルデンが私に押し付けてしまって」
「ダリアさんが私の父から名刺を貰ってくれて本当にありがたかったです」
「は、はい?」
ダリアはしばらくして彼の言っていることに気づき、あっという間に彼女の顔が赤くなる。
アルトス公爵からもらった名剌を、念のため用意しておいたのだ。
しかし、その後会うことがなく、ほとんど忘れていたが。
あの時、セドリックがカバンを探したのがそれを探そうとしたようだ。
失くしていたことも知らなかった。
「・・・それじゃあ、セドリック様がアルトス公爵家をひっくり返したのは・・・」
ダリアは激怒してメルデンに怒鳴る。
「な、なんでそれを言うんですか!?」
「しかし、私がどうして父にむやみにすることができますか?」
メルデンは嘘の涙をぬぐうふりをした。
まだその話に心が弱いダリアはぎくりとした。
セドリックは不満そうな表情でメルデンを睨みつける。
「かわいそうなふりをするな。ダリアがバカだと思う?」
「ああ、そうだね、申し訳ないことになりました」
メルデンが皮肉を言うとセドリックの周りの気が変わった。
メルデンは素早く尻尾を下げた。
「私の馬鹿げたお父さんは、物事がどう進んでいるのか、まだ何も知りません。娘さんが裏切ったことも。これが私たちが彼に与える最後のチャンスです」
「最後のチャンスですって?」
「彼が最後の良心の呵責のために、あの薬を私に使う代わりに覆っておけば、私たちも公爵にふさわしい礼遇をする予定だということです。でも、そうじゃなければ・・・」
「死ぬだけだよ」
セドリックは冷笑的に言った。
メルデンもにっこり笑う。
何気なく行き来する言葉の中に、鋭い刃が隠れていた。
「残念ながら、私は今日父の招待状を受け取りました、お嬢さん」
メルデンは笑いながらダリアを振り返る。
ダリアはその刃の正体に気づいた。
すでにアルトス公爵は自分の運命を自ら決めたのだ。
「今、アルトスの直系は公爵と公爵夫人の2人の子供だけ。メリダに協力の見返りとして、公爵夫人とフェリックスは助けることにした」
アルトス公爵の結末も目前に迫っている。
来年の春、ルウェインが首都にやってくる。
ダリアが熱心に変えようとした<ウロボロスの迷宮>の話もだんだん終わりに近づいていくのだ。
ダリアは、最初にヒーカンを救ってから、この原作の誰も不幸にさせたくないと思った。
(私にできるかな?)
正直、まだよく分からない。
ダリアは2人が去る前にセドリックを捕まえた。
彼は優しく微笑んで彼女を見た。
「うん、ダリア?」
「その・・・メルデンさんは大丈夫ですか?」
「そうだね、彼は今よりもっと多くのことに耐えてきたんだろう、優しいダリア」
ダリアはためらった。
原作をプレイしたのだから彼女も知っている。
メルデンがフェリックスの下で働きながら、今よりもっと酷いことを経験したということを。
セドリックは憂鬱なダリアを見ていたずらっぽく笑う。
「もちろん望むなら、君の慰めを伝えてあげる。けれども、私にも一つ条件がある」
「何ですか?」
「君のまぶたの上にキスしたい。ちょっと目を閉じてみて」
彼女の顔が赤くほてった。
しかし、セドリックは相変わらずさりげなく話し、頭を軽くダリアに下げる。
「君の目をずっと見つめていた。とても綺麗な」
「あ、あ、いや、ひ、ひ、一言伝えるのがこんなに・・・」
その時、前を歩いていたメルデンが後ろを向いて二人の姿を眺めた。
彼はぐるぐる回りながらダリアに言った。
「ああ、私に全部聞こえるから、わざわざセドリック様をさせなくてもいいです。お嬢さんの気持ちはよくわかります」
「あの、おかしな奴め・・・」
セドリックの口から険しい言葉が出そうとするのは初めて見た。
しかし、彼はダリアを意識したかのように慌てて言葉を取り込んだ。
そして彼女を見てまたとても綺麗に笑って、彼女が止める暇もなく彼女の瞼の上に短く口を合わせて体を回した。
「じゃあね、ダリア」
「あっ」
ダリアは後になって額を隠した。
熱が出るわけでもないのに、唇が触れたところだけが変に熱いようだった。
アルトス公爵の未来はもう決定事項のようです。
ルウェインの登場も近いですね。
セドリックとの進展も気になります!







