継母だけど娘が可愛すぎる

継母だけど娘が可愛すぎる【246話】ネタバレ




 

こんにちは、ちゃむです。

「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。

今回は246をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【継母だけど娘が可愛すぎる】まとめ こんにちは、ちゃむです。 「継母だけど娘が可愛すぎる」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

<鏡よ 鏡 この世で一番美しいのは誰?>

子供服のデザイナーとして生きていた私は過労死ししてしまい、気がつくと童話に入り込んでしまった。

しかも、美しい連れ子に嫉妬し、毒殺して夫に処刑される残忍な悪女になっていた!

可愛くて愛らしい我が娘ブランシュと仲良くなって愛情を注ぎたいのに…。

「君がブランシュの心配をするとは面白いな」

クズみたいな夫がいつも私の邪魔をしてくる!

「私もブランシュの親です。私を疑ったことを謝ってください」

「謝らなかったら?」

「今夜、殿下の寝所へ伺います」

アビゲール・プリドキン:本作の主人公。白雪姫ブランシュの継母。転生前はデザイナーで、ブランシュのことを気に入っている。

ブランシュ・プリドキン:アビゲールの義理の娘。自分を虐げてきたアビゲールの突然の変貌に困惑している。

セイブリアン・プリドキン:ネルゲン王国の国王。ブランシュの父で、アビゲールの夫。

クララ:新人侍女。

ミラード:セイブリアンの側近。

ジェレミー夫人:ブランシュの家庭教師でありシッター。

ストーク:公爵。セイブリアンに側室を迎えるように何度も勧めてくる。

ヴェリテ:真実を告げる鏡。

ミリアム:前王妃。ブランシュを産んで間もなくこの世を去った。

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246話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 決戦の日

決戦の日が明けた。

私は深呼吸して鏡を見る。

凝ったアビゲールの顔が私を応援するように眺めていた。

「いよいよ使節団が来る日だね」

「ええ。いよいよ当日よ」

鏡の向こうからヴェリテの声が聞こえてくる。

ヴェリテ、やっぱり私と同じくらい緊張しているのが感じられた。

使節団を迎える準備をしていたら、いつの間にか一ヶ月が過ぎた。

一ヶ月なら十分な時間だと思ったけど、思ったより準備することが多くて過労の連続だった。

ナディアの予想通り、準備には支障が多かった。

山戦水戦を経験した大臣たちも人魚使節団は初めての経験。

ある大臣は使節団の宿舎として巨大な水槽を用意しなければならないのではないかと提案し、それに同意する人々がいるほど人間は人魚について知らなかった。

すなわち、対応マニュアルを新たに作らなければならないということ。

正直、一ヶ月以内に準備を終えたのは奇跡のようだった。

はぁ・・・、大変だった・・・。

使節団を帰らせた後は絶対に休むから!

「お疲れ様。君のおかげで上手くいくよ」

「うん、上手くいくといいな。でも、これからもっと万全を期さないと。ヴェリテ、君の役割が大きいわ」

「心配しないで。最善を尽くすから」

今までは準備で、今日からが本番だった。

セーブルが指摘したように、王城が開放される時期は数多くの危険に晒される。

警備兵の数を大幅に増やしたが、完全にカバーすることはできない。

しかし、その隙をヴェリテが補完することにしたのだ。

「宮殿に備え付けてある鏡の数を2倍に増やしたけど、大丈夫?」

「これくらいなら耐えられるよ」

ヴェリテは大したことないように言ったが、正直大変だろう。

本人は寝ないし、ご飯も食べないから大丈夫だと言うけど・・・。

 



 

「無理はしないでね。護衛騎士や警備兵もいるから」

「私には大したことじゃない。それよりも、ブランシュに護衛騎士はたくさん付けてくれたよね?」

「うん、もちろん」

それにもかかわらず、ヴェリテは依然として心配そうな表情を浮かべている。

「私がそばで直接守ってあげられたらいいのに」

うちの娘をこんなに気にかけてくれてありがたくないはずがない。

私はニヤリと笑いながら口を開いた。

「考えてみると不思議だね」

「何が?」

「以前は私がブランシュの話をたくさんして、あなたが聞いてくれる立場だったじゃん。それが反対になったんだなと思って」

友達になってから、ヴェリテはブランシュについて多くのことを話し始めた。

ふとヴェリテの顔が赤くなったのが見える。

「も、もちろんだろ。ブランシュとは友達なんだから」

ヴェリテは恥ずかしながら一生懸命言い訳をした。

何か反応がちょっと怪しいな?

もしかして、こいつ・・・?

その時ヴェリテが慌てて鏡の中を眺める。

「あ、来た!使節団が来たみたい!」

おそらく使節団が宮殿に入ったようだ。

はぁ、緊張する。

「じゃあ、私行ってくるよ、ヴェリテ!何かあったら連絡してね!」

「分かった、ちゃんと見てるから!」

使節団が気分を害するのではないかと思い、私は慌てて謁見室に向かう。

 



 

謁見室には既に大臣たちが集まっていた。

セーブルとブランシュまで到着した後、来賓が到着したことを知らせるラッパが大きな音を流す。

「アトランシアの使節団が到着しました!」

その声とともに、使節団がドアの向こうから入ってくる。

周りに立っていた貴族たちが人魚たちを見てギョッとするのが見えた。

私も彼らを見つめながら驚いていた。

まず、ネルゲンの衣服とは全く違う衣服が目立つ。

特別な飾りのない一着の衣装。

強いて言えば、アオザイに似ているというか。

上半身の部分は隙間なく体にピッタリついていて、脛まで下りてくる長いスカートの裾は幅がゆったりとして横の部分が少し開いていた。

生地はナディアが言ったように軽そうに見える。

そして、その服を着た者たちは皆一様におおらかな筋肉質の体つきを誇っていた。

その中で一番強そうに見えるのは赤髪の女性だ。

私はあんなに大きな人を見たことがない。

身長がおよそ2メートルはあるように見えた。

「アトランシアの第1王女、ルサルカ・グンヒルドだ」

王女?

じゃあ、ナディアのお姉さんか!

グンヒルドはホールにいる皆んなの目を引いた。

その威圧感で皆が言葉を失っている。

セーブルだけは淡々とした視線を保っていた。

彼は立ち上がってグンヒルドを迎える。

「ネルゲンの国王、セイブリアン・フリードキンだ。遠いところまで、お疲れ様でした」

「ところで、私の妹はどこにいる?」

グンヒルドは声明が終わるやいなやストレートに本論を切り出した。

 



 

いよいよ人魚たちが来訪する日。

アビゲールは、ヴェリテの感情に気がついた?

グンヒルドの登場ですが、ナディアとの関係は良好なのでしょうか?

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